ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E16に学ぶ「clam up」の意味と使い方

clam up

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『BONES』から、日常会話からサスペンスまで幅広く使われる面白い比喩表現をご紹介します。一緒に楽しく学んでいきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

遺体の骨を抜き取った疑いがある葬儀屋について、研究所のメンバーが情報交換をしているシーン。ロマンチックなアンジェラに対し、カムが現実的な捜査状況を伝えます。

Zack: The cut on the skeletal structure by the removal of soft tissue match the implements the FBI confiscated from the mortuary.
(軟部組織を取り除く際についた骨格の切り傷は、FBIが葬儀屋から押収した道具と一致します。)
Angela: She was ill, and he was ill. It’s really too bad they never actually met.
(彼女も病気で、彼も病気だった。二人が実際に会えなかったのは本当に残念ね。)
Cam: The mortician’s lawyer advised him to clam up. The Chang’s now say the $25,000 was used to pay off a family debt.
(葬儀屋の弁護士は彼に「黙秘する(clam up)」よう助言したわ。チャン一家は今、2万5千ドルは家族の借金返済に使ったと言っているし。)
Brennan: We need more evidence then.
(それならもっと証拠が必要ね。)
BONES Season2 Episode16 (The Boneless Bride in the River)

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シーン解説と心理考察

猟奇的な事件の全貌が少しずつ見えてきた緊迫の場面です。

物的証拠が揃いつつある中、容疑者である葬儀屋が弁護士の入れ知恵で口を閉ざしてしまった状況を、カムが冷静に報告しています。

被害者たちの悲恋に寄り添い、感情移入するアンジェラに対し、カムやブレナンはあくまで現実の法的な障壁に目を向けているという対比が、各キャラクターの個性をくっきりと浮かび上がらせていますね。

フレーズの意味とニュアンス

clam up
意味:黙り込む、口を閉ざす、口を割らない

「clam」はアサリやハマグリなどの「二枚貝」を指す名詞です。

それに「完全に〜する」という強調の副詞「up」がくっつくことで、貝が外敵から身を守るために殻をピタリと閉じるように、人が口を固く閉ざして何も話さなくなる様子を表すイディオムとして定着しました。

【ここがポイント!】

単に「静かにする」と言うよりも、秘密を守るため、あるいは極度の緊張や恐怖、頑固さから「意図的に口を割らない」「貝のように口を固く閉ざす」という心理的なバリアや強い抵抗感がニュアンスとして含まれます。

警察の尋問シーンや、都合の悪いことを聞かれて急にだんまりを決め込むような状況にぴったりの表現ですよ。

実際に使ってみよう!

日常的な場面から緊迫した状況まで、幅広く使える自然な例文をご紹介します。

When the teacher asked who broke the window, all the students clammed up.
(先生が誰が窓を割ったのかと尋ねると、生徒たちは全員黙り込んだ。)
[解説] 都合の悪いことを聞かれて、自己防衛のために一斉に口をつぐんでしまうような、日常的な場面でよく使われる自然な表現です。

He clammed up as soon as the police started asking questions about his alibi.
(警察が彼のアリバイについて質問し始めると、彼はすぐに口を閉ざした。)
[解説] 単なる沈黙ではなく、追及に対して「意図的に証言を拒否して口を割らない」という頑なな態度がリアルに伝わります。

She is usually very talkative, but she clammed up when her ex-boyfriend arrived.
(彼女はいつもおしゃべりなのに、元彼が到着した途端に押し黙ってしまった。)
[解説] 気まずさや極度の緊張から急に口数が減って、自分自身の殻に閉じこもってしまう心理状態を表すのにも適しています。

BONES流・覚え方のコツ

FBIに追及されそうになった葬儀屋の男が、弁護士の助言を受けて、まるで固い貝殻(clam)にギュッと閉じこもるように口を真一文字に結んで黙秘している姿を想像してみてください。

サスペンスドラマの取調室で、容疑者が物理的に「貝になる」映像を頭の中でリンクさせると、ネイティブの感覚に近い形でスッと記憶に定着するはずですよ。

似た表現・関連表現

keep one’s mouth shut
(意味:秘密を漏らさないように口を閉じる)
[解説] clam upが急に口を閉ざす「動作」に焦点が当たるのに対し、こちらは秘密を漏らさずに口を閉じたままでいるという「継続的な状態」を強く指示する点に違いがあります。

zip one’s lip
(意味:口をつぐむ、黙る)
[解説] 唇にジッパーを引くイメージ通り、「絶対にしゃべらない」「お口にチャック」というカジュアルで少しユーモラスな響きを持ちます。

button one’s lip
(意味:口を閉ざす、黙る)
[解説] 唇にボタンをかける比喩表現で、相手に対して「黙れ」「余計なことを言うな」と警告や忠告をする際によく使われる表現です。

深掘り知識:動物や自然を使った英語の比喩

英語には「clam up(貝のように口を閉ざす)」以外にも、動物の生態を上手く捉えた面白いイディオムがたくさんあります。

例えば、恐怖で縮み上がることを「chicken out(鶏のように臆病になる)」、他人の真似をすることを「copycat(真似する猫)」、大げさに嘘泣きをすることを「crocodile tears(ワニの涙)」などと表現します。

直訳では意味が通じなくても、その動物が持つ文化的なイメージ(貝=口が固い、鶏=臆病など)を知ると、熟語の成り立ちが腑に落ちて英語学習がさらに楽しくなりますよ。

まとめ|貝のように口を閉ざすニュ সিদ্ধান্তেを掴もう!

今回は「clam up(黙り込む、口を閉ざす)」をご紹介しました。

推理モノのドラマには欠かせない表現ですが、日常のちょっとした気まずい沈黙や、秘密を守りたい時にも応用できます。

ぜひシチュエーションに合わせて、この表現を使ってみてくださいね。

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