海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、BONES シーズン3 第13話「The Verdict in the Story」で、検死ラボの鑑定プラットフォームでの作業をめぐりチームが敵味方に分かれることになり、アンジェラ、ホッジンス、カムがその気まずさについて軽口を叩き合う場面です。
対立する立場に置かれても、簡単には揺るがない友情の強さを伝える英語表現を見ていきましょう。
「on different sides」で対立の構図を実況する
検死ラボのプラットフォームで、ブレナンが弁護側と骨を調べる中、外から見るアンジェラ、ザック、ホッジンス、カムはこう言葉を交わします。
Angela: I hate this. I hate it.
(嫌だ、こんなの。本当に嫌。)
Cam: What? Strangers on our forensic platform?
(何が? うちの鑑定プラットフォームに他人が乗ってることが?)
Hodgins: Ange doesn’t like that we’re on different sides.
(アンジーは、自分たちが敵味方に分かれてるのが気に入らないんだよ。)BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)
we’re on different sidesは「(対立する)側に分かれている」という状況を表す表現です。いつもは同じチームのメンバーが、思いがけず別々の立場に置かれる気まずさが、この短いやり取りから伝わってきます。
「This is not a competition」と「adversarial」の言葉遊び
カムが状況を冷静に整理しようとすると、ホッジンスがすぐ茶々を入れます。
Cam: This is not a competition.
(これは競争じゃないのよ。)
Hodgins: I’m pretty sure the reason they call the justice system “adversarial” is that it is competitive.
(司法制度が「対立当事者主義」って呼ばれてるのは、まさに競争的だからだと思うけどな。)
Cam: No. It’s not a competition between us and Brennan. This is just an unfortunate situation.
(違うわ。私たちとブレナンの競争なんかじゃない。これはただの不運な状況なの。)BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)
カムのThis is not a competition.という言い切りに、ホッジンスは司法制度を指す専門語adversarial(対立当事者主義の)を持ち出し、語源が競争的だと切り返します。堅い専門用語を軽妙な言葉遊びに変える茶目っ気が表れています。
「come through it intact」で友情の行方を語る
アンジェラは仕方ないと受け止めつつ、ブレナンとの友情については、こう願いを口にします。
Angela: Yeah. Yeah. It’s an unfortunate situation. If Brennan understands that we’re aren’t crazily competitive about it then we’ll all come through this with our friendships intact.
(そうね、そう。ただの不運な状況よ。ブレナンが、私たちがそこまで異常に張り合ってるわけじゃないってわかってくれれば、友情には傷ひとつつけずにこの状況を乗り越えられるはずだから。)BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)
come through ~ intactは「(困難を経ても)~が無傷のまま乗り切る」という言い回しです。対立を越えても関係は壊れないという願いが、友情(friendships)という語に込められています。ホッジンスはこう締めくくります。
Hodgins: I’ll explain “crazily competitive” to Zack over and over again until he gets it.
(「異常なほど張り合う」ってどういう意味か、ザックがわかるまで何度でも説明してやるよ。)BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)
over and over again until 主語 gets itは「わかるまで何度でも繰り返す」という言い回しで、同僚をからかうユーモラスな締めの一言として使われています。
| 表現 | 使う場面 |
|---|---|
| on different sides | 対立する立場に分かれる時 |
| This is not a competition. | 対立構造をやんわり否定する時 |
| adversarial | 司法制度の「対立当事者主義」を表す語 |
| come through ~ intact | 困難を越えても関係が無傷である時 |
まとめ|対立の中でも壊れない友情の言い方
we’re on different sidesからcome through it intactまで、対立する立場でも関係は壊れないという安心感を伝える言い回しが並びます。専門語のadversarialを軽妙な言葉遊びに変える場面にも、チームらしい掛け合いが見どころです。
敵味方に分かれても軽口を交わせる関係性が、このチームらしさとして見えてきます。
このエピソードの表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも掘り下げています。


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