「Take it up with」板挟みでも譲れない英語表現|『BONES』S03E13で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Take it up with」板挟みでも譲れない英語表現|『BONES』S03E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、BONES シーズン3 第13話「The Verdict in the Story」で、父親の裁判が始まることになったため、これまで組んでいたブースとブレナンが一緒に仕事をできなくなってしまう場面です。

不満の矛先をかわす言い方や、深刻な状況をあえて前向きに言い換える言い方など、板挟みでも自分の立場を譲らない言い回しを見ていきましょう。

目次

「Take it up with the FBI」で不満の矛先をかわす

事件現場にキャロラインが現れ、こう告げます。

Caroline: We have a date for your father’s murder trial. Booth is the arresting officer. You can’t work together until it’s over.
(あなたのお父さんの殺人裁判の期日が決まったわ。ブースは逮捕した捜査官だから、それが終わるまで二人で仕事はできないわよ。)

BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)

納得しないブレナンをよそに、ブースは食い下がります。

Booth: They don’t need to separate us.
(俺たちを引き離す必要なんてないだろ。)
Brennan: I’m very compartmentalized.
(私は物事をきちんと区分けできる人間よ。)
Booth: Very compartmentalized.
(きちんと区分け、ね。)
Caroline: Take it up with the FBI, Cherie.
(文句はFBIに言ってちょうだい、シェリー。)

BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)

Take it up with Xは「(不満は)Xに言ってくれ」と切り上げる言い方です。very compartmentalizedは感情を切り分ける心理学的な語で、ブレナンらしい表現です。ブースの繰り返しにはあきれ混じりのユーモアがにじみます。

「no use in doing X」と「split up」で相棒解消のもどかしさを語る

ダイナーでブースはこうこぼします。

Booth: I mean, there’s no use in doing partners’ therapy when we aren’t partners.
(だってさ、相棒じゃなくなったのに相棒セラピーをやる意味なんてないだろ。)
Sweets: What? You split up?
(え? 二人は解消されたんですか?)
Booth: We got split up.
(離れ離れにさせられたんだよ、俺たち。)

BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)

there’s no use in doing Xは「Xしても意味がない」と述べる言い方です。split upはパートナー解消を指すカジュアルな句動詞で、separateより日常的です。

「a golden opportunity」で深刻な状況を前向きに言い換える

スイーツは、ブースに異を唱えつつ、平静を装うブレナンにこう食い下がります。

Sweets: No, Booth is wrong. Yes, it does. May I suggest that this is a golden opportunity for you to feel a situation rather than simply rationalize it?
(いいえ、ブースは間違ってます。効いてないわけないでしょう。これは、状況を理屈で片付けるんじゃなく、ちゃんと感じてみる絶好の機会だと言ってもいいですか?)

BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)

a golden opportunityは「絶好の機会」という前向きな表現で、深刻な状況を言い換える切り返しです。ブレナンが「私は大丈夫」と繰り返すと、こう続けます。

Sweets: If you were fine, you’d be balled up in the corner, weeping, or semi-catatonic.
(本当に大丈夫なら、あなたは部屋の隅で丸くなって泣いてるか、放心状態になってるはずです。)

BONES Season3 Episode13 (The Verdict in the Story)

balled up in the corner, weeping, or semi-catatonicは、大げさな状態を並べるツッコミです。誇張表現で本音を引き出すやり取りです。

表現 使う場面
Take it up with the FBI. 公式ルートに向ける時
there’s no use in doing X 意味がないと述べる時
split up 関係解消を言う時
a golden opportunity 前向きに言い換える時

まとめ|板挟みでも譲れない気持ちの伝え方

Take it up with the FBI.からa golden opportunityまで、板挟みでも譲らない言い回しが並びます。不満をかわし、深刻な話を言い換える表現です。

『BONES』のやり取りを味わっていきたいところです。

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