ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S03E01に学ぶ「for good」の意味と使い方

for good

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

学生時代に「foreverと同じ意味」と暗記した方も多いのではないでしょうか。しかし、実際のネイティブの会話では、このシンプルな単語の組み合わせに「もう二度と元には戻らない」という強い決意や安堵の感情が込められています。

今回は、教科書では学びきれないリアルな温度感を持つこのフレーズを、胸が熱くなるドラマのシーンとともに紐解いていきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ブースとブレナンがダイナーでコーヒーを飲みながら、これから本格化する連続殺人事件の捜査について話し合っているシーンです。

通常とは違う長期戦になることを予想したブースが、相棒であるブレナンに対し、一時的にイラクへ派遣されていたザックの今後の処遇を含めたチームの現状について語り始めます。

Booth: Look, there’s something else I gotta know, and it’s important. We solid?
(なぁ、もう一つ聞いておきたいことがあるんだ、重要なことだ。俺たちの関係は大丈夫か?)

Brennan: You and me? Yeah!
(あなたと私? ええ!)

Booth: No, not just you and me. Squints, too. Zack is back for good.
(いや、俺とお前だけじゃない。スクインツもだ。ザックは完全に戻ってきた。)
BONES Season3 Episode1 (Widow’s Son in the Windshield)

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シーン解説と心理考察

イラクへの赴任という大きな転機を経て、無事にジェファソニアン研究所へ帰還したザック。様々な困難を乗り越えたチームですが、ブースは彼らがこれからはもう離れ離れになることなく、腰を据えて一緒にやっていけるのかを確かめようとしています。

彼の仲間を大切に思う真剣な気持ちと、全員が揃ったことへの深い安堵感が伝わってくる温かいやり取りですね。

フレーズの意味とニュアンス

for good
意味:永遠に、これっきり、最終的に

goodという単語には「良い」という意味だけでなく、「十分な」「完全な」といった状態を満たしているニュアンスが含まれています。

そこから派生し、「ある状態が最終的に確定し、二度と元に戻らない」という強い意味を持つようになりました。

【ここがポイント!】

foreverと似ていますが、for goodは「変化の最終地点」に焦点を当てているのが特徴です。

ポジティブな「今度こそずっと(定住する、戻ってくる)」という場面にも、ネガティブな「永遠に(去る、やめる)」という場面にも使えます。ネイティブは、日常会話で「これが最後だよ」というニュアンスを出したい時に好んでこの表現を使いますよ。

実際に使ってみよう!

I finally got my visa. I’m moving to London for good.
(ついにビザが取れたんだ。ロンドンに永住するよ。)
一時的な旅行や留学ではなく、人生の拠点を完全に移すという大きな決断を友人に報告するトーンです。

Are you closing the shop for good, or just for the holidays?
(お店は完全に閉めちゃうんですか?それとも休日だけ?)
行きつけのお店のシャッターが閉まっているのを見て、店主に対して残念な気持ちを込めて尋ねるシチュエーションです。

After the third breakdown, I got rid of that old car for good.
(3回目の故障のあと、あの古い車をきっぱりと処分したよ。)
未練を断ち切り、「もう二度と乗らない」というスッキリした感情を表す際に使えます。

BONES流・覚え方のコツ

イラクの戦地から平和な研究所へ帰ってきたザックの姿を思い浮かべてみてください。

危険な場所へ戻る可能性が消え、皆にとって「良い(good)」状態が「今後ずっと(for)」続くという安心感。ブースのホッとした表情とセットで記憶に焼き付けましょう。

似た表現・関連表現

forever
(永遠に、いつまでも)
for goodよりもロマンチックで詩的な響きを持ちます。「期間が無限であること」を強調したい時に使われる、最も一般的な表現です。

permanently
(永久に、常設的に)
for goodのフォーマルな表現です。ビジネスの場での契約や、公式な文書などで「一時的ではない恒久的な状態」を表す際によく用いられます。

once and for all
(これを最後に、きっぱりと)
「もう二度とこんな問題が起きないように、今回で完全に決着をつける」という、強い意志やフラストレーションを表す際に使われます。

深掘り知識:goodに隠された「十分な量」のニュアンス

誰もが楽しめる、さらに一歩踏み込んだ知見としてご紹介したいのが、goodの意外なニュアンスです。

goodを「良い」という形容詞としてだけ捉えていると、英語の豊かな表現を見落としてしまうことがあります。例えば、It takes a good hour to get there.(そこに着くにはたっぷり1時間はかかる)という表現。ここでのgoodは「量が十分にある」「欠けているところがない」という意味合いを持ちます。

for goodもこの延長線上にあり、「期間が十分にある=途切れることなく完全に」という論理で成り立っているのです。知っている単語のコアイメージを広げると、暗記に頼らない英語力が身につきますね。

まとめ|ネイティブの感情が乗るフレーズを使いこなそう

いかがでしたでしょうか。今回は「for good」の意味と使い方を解説しました。

シンプルな単語の組み合わせですが、日常会話でサラッと使えると、あなたの決意や感情がよりダイレクトに相手に伝わります。

ぜひ実際の会話でも活用してみてくださいね。

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