ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S02E12に学ぶ「freak A out」の意味と使い方

freak A out

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は、ネイティブの生きた感情表現に欠かせないフレーズ、「freak A out」を深掘りしていきましょう。
予期せぬ出来事に心が大きく揺さぶられた時、この言葉を知っていると表現の幅がグッと広がりますよ。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

連続殺人犯エップスの事件が一段落した土曜日の朝。
いつもの公園で、ブースが息子のパーカーを遊園地の乗り物に乗せて遊ばせているところへブレナンがやってきます。

事件の余波で息子に怖い思いをさせてしまったことについて、ブースが静かに心情を吐露するシーンです。

Booth: Hi. How’d you know I was here?
(やあ。どうして俺がここにいるって分かったんだ?)

Brennan: Saturday morning. How’s Parker?
(土曜の朝だからよ。パーカーの様子はどう?)

Booth: Yeah, I’m afraid I freaked him out the other day. He’s really scared of this place.
(ああ、この前はあいつをひどく怖がらせてしまったからな。この場所を本当に怖がっているんだ。)
BONES Season2 Episode12 (The Man in the Cell)

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シーン解説と心理考察

事件の最中、愛する息子を危険から守ろうと必死になるあまり、ブースは結果的にパーカーに強い恐怖心を植え付けてしまいました。

タフで隙のないFBI捜査官である彼が、ここでは一人の不器用な父親として「自分が息子をひどくパニックにさせてしまった」と深く悔やんでいます。

ブレナンという最も信頼するパートナーに対してだからこそ見せられる、彼の痛切な自責の念と弱さ。
それが「freaked him out」という強い言葉に込められている、非常に胸を打つ名シーンですね。

フレーズの意味とニュアンス

freak A out
意味:A(人)を怖がらせる、ひどく動揺させる、パニックにさせる

「freak」は元々「気まぐれ、異常な現象」といった意味を持つ単語ですが、動詞として「out」と組み合わさることで「平常心を失う、パニックになる」という意味になります。

対象となる「A(人)」を間に挟むことで、「Aを異常な状態にさせる=Aをひどく怖がらせる、動揺させる」という使役の表現になります。

【ここがポイント!】

「scare(怖がらせる)」と似ていますが、「freak A out」はもっと精神的なダメージが大きいのが特徴です。
「パニックになって頭が真っ白になる」「鳥肌が立つほどゾッとして平常心を失う」といった、理性が吹き飛ぶレベルの激しい動揺を表します。

予想外の悪い知らせや、不気味な出来事に直面した際の、ネイティブのリアルな感情を表現するのに最適なフレーズです。

実際に使ってみよう!

日常やビジネスで、予期せぬ出来事に心が大きく揺さぶられた状況を想定した例文をチェックしていきましょう。

Seeing our always-calm boss yell like that really freaked me out.
(いつも温厚な上司があんな風に怒鳴るのを見て、本当にパニックになったよ。)
普段とは全く違う異常な光景を目の当たりにして、ひどく動揺してしまった大人のリアルな心理を描写しています。

I’m sorry to call you so late. I didn’t mean to freak you out.
(こんな遅くに電話してごめんなさい。あなたを怖がらせるつもりはなかったの。)
深夜の突然の連絡など、相手に余計な心配やショックを与えてしまったかもしれない時に、クッション言葉として添える表現です。

The strange error message on my computer totally freaked me out.
(パソコンに表示された奇妙なエラーメッセージに、すっかり血の気が引いた。)
仕事中の予期せぬトラブルなど、原因が分からず頭が真っ白になるような焦りを表現する際にもぴったりですね。

BONES流・覚え方のコツ

大柄で頼もしい父親のブースが、事件の異常な空気感のせいで、幼い息子を「平常心を失うほどパニックにさせてしまった(freaked him out)」と肩を落とす姿をイメージしてみましょう。

ただ単に「お化けが怖い」といった単純な恐怖ではなく、子供の心が処理しきれないほどの精神的なショックを与えてしまったという重いニュアンス。
これが映像とともに深く記憶に刻まれるはずですよ。

似た表現・関連表現

scare A
(Aを怖がらせる)
freak A out よりも一般的で、ストレートな「恐怖」を表します。暗闇や高いところなど、純粋に怖いと感じる対象に対して使われます。パニックになるほどの異常な精神状態までは含みません。

creep A out
(Aを気味悪がらせる、ゾッとさせる)
背筋がゾワゾワするような、生理的な嫌悪感や不気味さを表します。ストーカーのような不審な人物の行動や、気味の悪い場所に対して使われることが多い表現です。

startle A
(Aをハッと驚かせる、ビクッとさせる)
突然の大きな音や、予期せぬ出来事によって「瞬間的に」驚かせることを指します。freak A out のような継続的な恐怖やパニック状態ではなく、一瞬の身体的な反応に焦点が当たります。

深掘り知識:学習者が迷う「freak out」と「freak A out」の壁

英語学習を進めていると、「I freaked out.」と「It freaked me out.」のどちらを使うべきか迷う瞬間が必ず訪れます。
このフレーズは、A(目的語)を挟むかどうかで文の構造がガラリと変わるのが面白いところです。

目的語を置かない「freak out(自動詞)」は、主語である自分自身が「うわーっ!」とパニックになっている状態そのものを指します。

一方、今回登場した「freak A out(他動詞)」は、「ある出来事や人物が、Aの心に侵入してパニックを引き起こした」という外部からの影響に焦点が当たっています。

ブースが「I freaked out.(俺がパニックになった)」ではなく「I freaked him out.(俺があいつをパニックにさせた)」と言ったように、「誰が、誰の感情を揺さぶったのか」という矢印の向きを意識できるようになると、ネイティブの感情表現の機微が手に取るように分かるようになりますよ。

まとめ|「freak A out」で心の動きを表現しよう!

今回は『BONES』シーズン2第12話から、「freak A out」の意味と使い方をご紹介しました。

予想外の出来事で頭が真っ白になった時や、誰かをひどく驚かせてしまった時など、心が大きく揺れ動く場面でぜひこのフレーズを思い出してみてくださいね。

ドラマの深い人間模様から、生きた英語の感覚をどんどん掴んでいきましょう!

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