ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S01E09に学ぶ「get behind」の意味と使い方

get behind

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

会議や友人との会話で、「そのアイデア、いいね!私も乗った!」と全面的に賛成したい時、あるいは逆に「それはちょっと支持できないな…」と伝えたい時、あなたならどう切り出しますか?

今回は、意見が真っ二つに分かれるクリスマスの研究所で、賛成・反対の意思表示に使われた、シンプルだけど奥深い熟語をご紹介します。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

クリスマスの研究所に閉じ込められてしまったチーム・ブレナン。

「ここから出られないなら、せめてパーティーをしよう」と張り切るアンジェラに対し、論理的なブレナンは「無意味な慣習だ」と反発します。
しかし、助手のザックだけは、ある「独自の解釈」でアンジェラ側につくのです。

Angela: We’ll decorate this place. We’ll have a Christmas dinner. We’ll give each other presents.
(飾り付けをして、クリスマスディナーを食べて、プレゼント交換をするの。)

Brennan: How can you expect me to get behind that?
(私がそんなことに賛成できる(協力する)と思ってるの?)

Zack: Using anthropological remains to fabricate pseudo-pagan ritualistic paraphernalia… I can get behind that.
(人類学的な遺物を使って、擬似的な異教徒の儀式用具を捏造する…それなら僕も支持できます。)

Brennan: Zack!
(ザック!)

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シーン解説と心理考察

「クリスマス=非論理的」と考えるブレナンは、アンジェラの感情的な提案を理解できず、協力(get behind)を拒否します。

一方、ザックの反応が秀逸です。
彼は「クリスマスの飾り付け」を「文化人類学的な実験工作」と小難しく定義し直すことで、論理的に納得したのです。「それなら理屈が通るから、支持できる(get behind)」というわけですね。

同じフレーズを使いながら、二人の「納得スイッチ」の違いが浮き彫りになる、BONESらしいユーモア溢れる名シーンです。

「get behind」の意味とニュアンス

get behind
意味:〜を支持する、〜に賛成する、〜を後押しする

直訳すると「〜の後ろ(behind)に回る(get)」となります。
物理的に人の後ろに回って、その背中を押してあげるイメージから、「(考えや計画を)後押しする」「協力する」という意味で使われます。

【ここがポイント!】

単なる「賛成(agree)」よりも、「そのアイデアを成功させるために、私も力を貸すよ」という能動的なニュアンスが含まれています。

ただ頷くだけでなく、「後ろからグイッと押す」ような、ポジティブな応援のエネルギーを感じさせる表現です。

実際に使ってみよう!

日常やビジネスシーンで、誰かの提案に乗る時に使ってみましょう。

I think it’s a great idea. I can definitely get behind it.
(素晴らしいアイデアだと思うよ。絶対に協力する(賛成する)よ。)

解説:
相手の提案に対して、単なる同意だけでなく「一緒にやろう」という前向きな姿勢を示す表現です。

The manager didn’t get behind our marketing plan.
(部長は私たちのマーケティング計画を支持してくれなかった。)

解説:
ビジネスでは、上司の承認やバックアップが得られなかった時によく使われます。

It’s hard to get behind a policy that ignores the employees’ voices.
(従業員の声を無視するような方針には、賛成しかねる(協力できない)。)

解説:
納得できないルールや方針に対して、支持できないという意思表示をする際にも使えます。

『BONES』流・覚え方のコツ

「ザックのひと押し」でイメージしましょう。

アンジェラの突飛なアイデアに対して、ブレナンは腕を組んで立ち止まっていますが、ザックはそのアイデアの「後ろ(behind)」に回って、よいしょと押してあげている姿を想像してください。

物理的に「背中(behind)に回って支える」=「支持する」と覚えると忘れません。

似た表現・関連表現

  • support
    (支持する、支援する)
    解説:最も一般的でフォーマルな表現。「get behind」の方が、より口語的で「仲間意識」を感じさせます。
  • be on board with
    (〜に乗り気である、同意する)
    解説:「同じ船に乗る」というイメージ。チーム全体で合意形成をする際によく使われます。
  • back up
    (〜を支援する、裏付けをとる)
    解説:万が一の時に備えて後ろに控えている、あるいは証拠などで支えるイメージ。「get behind」はもっと「推進」のニュアンスが強いです。

深掘り知識:「Support」との決定的な違い

「支持する」と訳すと support と同じように思えますが、ネイティブの持つイメージには「静と動」の違いがあります。

  • Support: 下から支える(土台)。倒れないようにする。→ (静的・安定的)
  • Get behind: 後ろから押す(推進)。前に進めるようにする。→ (動的・活動的)

ザックが “I can get behind that.” と言った時、彼は単に「賛成です」と言っただけでなく、「その実験(パーティ準備)、僕も一緒に進めますよ」という参加の意志を示したのです。

何か新しいプロジェクトを始める時は、ただの Support ではなく、一緒に押してくれる Get behind な仲間が欲しいですよね。

まとめ|背中を押してあげよう

「get behind」は、相手のアイデアに対して「それ、乗った!」と気持ちよく伝えられるフレーズです。

もし誰かが素敵な提案をしたら、ザックのように(理屈はともかく)“I can get behind that!” と言って、その背中をポンと押してあげてください。
きっと良いチームが生まれるはずです。

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