ドラマで学ぶ英会話|『BONES』S03E06に学ぶ「one of your own」の意味と使い方

one of your own

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

ドラマの登場人物たちが織りなす複雑な人間関係や、時に訪れる残酷な裏切り。

そこには、教科書の例文では決して学べない「感情の乗ったリアルな英会話」が詰まっています。

今回は、絆の強さと、だからこそ傷ついてしまう人間の脆さを表現する、非常に深みのある大人のフレーズを紐解いていきましょう。

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

ジェファソニアン研究所という「絶対安全なはずの自分たちの庭」で起きた凄惨な事件。その犯人が、あろうことか内部の人間である可能性が浮上します。

ショックを隠しきれないブレナンに対し、ブースがお酒を注ぎながら、彼女たち科学者が抱えている「認めたくない本音」を鋭く突く、非常にドラマチックで切ないシーンです。

Booth: Look, all the scientists and the squints and the eggheads, they wanted it to be a serial killer so it wouldn’t be one of them.
(なあ、科学者やオタク、インテリどもは皆、犯人が連続殺人鬼であることを望んでいた。自分たちの仲間じゃないって思いたくてな。)

Brennan: Them?
(彼ら?)

Booth: One of you. You were all offended that it was one of you.
(君たちのうちの一人だ。身内から犯人が出たことに、君たちは腹を立てているんだ。)

Brennan: I’m offended! Because . . .
(腹が立つわ!だって…)

Booth: Because you were betrayed by one of your own.
(自分の仲間に裏切られたからだろ。)
BONES Season3 Episode6 (The Intern in the Incinerator)

Amazon Prime Videoで見る ※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

シーン解説と心理考察

「犯人が外部の異常者であってほしい」と願うブレナンたちの痛切な心理を、ブースが見事に言語化しています。

見ず知らずの他人に傷つけられるのも恐ろしいことですが、それ以上に心をえぐるのは、苦楽を共にしてきた「身内」からの裏切りです。

普段は感情を論理で覆い隠すブレナンが、ブースの言葉によって「仲間に裏切られたことへの怒りと悲しみ」を素直に吐露する、二人の信頼関係の深さも伺える名シーンですね。

フレーズの意味とニュアンス

one of your own
意味:身内の一人、仲間内、同胞

直訳すると「あなた自身のものの一つ」となりますが、人に対して使う場合は「あなた自身のコミュニティ(家族、チーム、組織)に属する一人」という意味になります。

ownの後ろには、文脈によって people や family、team などの言葉が隠れていると考えると分かりやすいでしょう。

【ここがポイント!】

ネイティブがこの表現を使う時のコアイメージは、「固い絆で結ばれた運命共同体」という非常に強い連帯感です。

ただ単に「同じ会社の人」「同じ学校の人」という客観的な事実を述べるのではなく、「私たちが守るべき仲間」「一心同体の身内」という感情的な結びつきが強く込められています。

だからこそ、この表現を使った「裏切り」は、より一層の重みと悲しみを伴うのです。

実際に使ってみよう!

We must protect him. He is one of our own.
(私たちは彼を守らなければならない。彼は私たちの仲間なのだから。)
ビジネスのチームやコミュニティにおいて、強い結束力や仲間意識を示す時の表現です。yourの部分をourに変えることで、「我々の身内」という当事者意識が強調されます。

It hurts the most when you are cheated by one of your own.
(身内に騙された時が一番傷つくものだ。)
ドラマのシーンと同じように、信頼していたコミュニティ内の人間関係が崩れた時の切ない心理を表す例文です。一般論として語る場合は your を使います。

Treat the new members like one of your own.
(新しいメンバーも、自分たちの身内のように扱いなさい。)
新入社員や転校生などを迎え入れる際、「よそ者扱いせず、家族や古くからの仲間と同じように大切にしなさい」と優しく諭す時に使える温かい表現ですね。

『BONES』流・覚え方のコツ

ジェファソニアン研究所のラボで、日夜一緒に骨を見つめ合ってきた研究員たちの姿を思い浮かべてみてください。

彼らは単なる同僚ではなく、家族よりも長い時間を共有する「one of your own(固い絆で結ばれた身内)」です。

このフレーズを聞いたら、見えない糸で強く結ばれた「円陣(サークル)」の内側にいる人々をイメージしましょう。

その円陣の結束の強さと、そこから外れた時の痛みをセットにすると、ニュアンスごと深く記憶に刻まれますよ。

似た表現・関連表現

one of us
(私たちの仲間の一人)
one of our ownと非常に似ていますが、より日常的でカジュアルな表現です。「彼もこっち側の人間だよ」「私たちの仲間入りだね」とフランクに迎え入れる時によく使われます。

inner circle
(側近、身内、中枢のグループ)
権力者やリーダーのすぐ周りにいる、特に親密で選ばれた少人数のグループを指します。外部の人を入れない「排他的な身内」という少し硬いニュアンスがあります。

flesh and blood
(肉親、血縁者)
直訳の「肉と血」の通り、比喩的な仲間ではなく「血の繋がった本当の家族・親戚」を強調したい時に使われます。「彼も血の通った人間だ」という意味で使われることもありますよ。

深掘り知識:なぜ「own」だけで「身内」を表せるのか?

英語の「own」という単語には、元々「所有する」という意味だけでなく、「自分自身に属するものとして認める」という深い語源があります。

「He is my own son(彼こそが私の実の息子だ)」のように、単なる事実関係を超えて「かけがえのない私のもの」という強い愛情や帰属意識を示す際に使われてきました。

それが名詞化し、「your own(あなたの身内)」と一言で表すだけで、わざわざ family や friends と言わなくても、その言葉の裏にある「切っても切れない強い絆」のニュアンスまで相手に伝えることができるのです。

シンプルな単語ほど、奥深い感情を宿しているのですね。

まとめ|絆の強さを語る「one of your own」

今回は、仲間や身内を表す表現「one of your own」をご紹介しました。

ドラマティックな裏切りのシーンから、日常で仲間を大切に思う温かいシーンまで、人間の深い絆を語る上で欠かせないフレーズです。

海外ドラマでチームの結束や裏切りが描かれる時は、ぜひこの表現が使われていないか耳を澄ませてみてください。

キャラクターたちの感情の揺れ動きが、より一層リアルに感じられるはずですよ。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年2月時点)

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次