海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン5第17話「The Death of the Queen Bee」では、旧友との再会を懐かしんだり警戒したりする口ぶりと、捜査官として距離を保ちながら相手を観察する口ぶりが、ひとつの会話の中で切り替わります。母校の集まりと、そこに紛れ込む捜査という設定が重なり、語り口の選び方に、この回ならではの面白さがあります。
あらすじ(ネタバレなし)
『BONES -骨は語る-』S05E17では、ブレナンの母校で開かれる集まりをきっかけに、かつての同級生をめぐる事件が起きる。チームは参加者に紛れて調査を進めることになり、ブレナンは久しぶりに会う顔ぶれとの距離感に戸惑いながら、記憶をたどっていく。話が進むにつれ、在校時の人間関係や噂話が少しずつ掘り起こされ、印象が変わる人物も現れる。結末には触れないが、懐かしさと警戒心が入り混じる会場の空気の中で、手がかりが集められていく回になっている。当時の関係を知る人物が次々と現れるため、誰が誰にどんな感情を抱いていたのかを整理しながら聞くと、事件の背景がつかみやすくなる。
このエピソードで学べる英語フレーズ
1. in town for
ある目的のために、一時的にその街に来ている状態を表す言い回し。
Sheriff Conway: So, you’re in town for the reunion..
(「じゃあ、同窓会のために町へ来てるんだね。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
in town for ~ は、ある目的のために一時的にその街に来ている状態を表す言い回しです。保安官はこの表現で、久しぶりに戻ってきたブレナンの用件を確認しています。
2. get with the program
状況に合わせる、現状を理解する。
Sheriff Conway: Get with the program.
(「いいかげん、現状を理解しなよ。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
get with the program は、状況を飲み込めていない相手に対して、現状に合わせるよう促す言い回しです。保安官はこの表現で、話が噛み合っていない相手に軽く苛立ちを示しています。
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3. urban legend
確かな根拠がないまま、まことしやかに語り継がれてきた噂話を指す言い方。
Brennan: It’s merely an urban legend.
(「それは単なる都市伝説です。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
urban legend は、根拠が薄いまま広まった噂話や言い伝えを指す語です。ブレナンはこの語を使い、証拠のない話を事実と切り離しています。merely という副詞を添えることで、その噂に重要性を与えない態度も同時に示しています。
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4. undercover
本来の身分や目的を隠したまま、内部に紛れ込んで行動することを表す言い回し。
Booth: We go undercover!
(「潜入捜査で行こう!」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
undercover は、身分や目的を隠して行動することを表す語です。ブースはこの語を使い、同窓会に紛れて捜査するという方針を短く言い切っています。感嘆符で締めくくられる短い一文は、迷いのない決断であることも同時に伝えています。
5. bring it up
ある話題をあえて持ち出す、切り出すという意味の言い回し。
Angela: By morning, I knew I wasn’t pregnant so I- I saw no reason to bring it up.
(「朝には妊娠していないとわかったから、わざわざ話す理由もなかったの。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
bring it up は、ある話題をあえて持ち出す、切り出すという意味の言い回しです。アンジェラはこの表現を使い、妊娠していないとわかった時点で改めて話題にする必要がなかったという経緯を説明しています。言いよどみを含む発話のリズムからも、当時のためらいがそのまま伝わってきます。
6. classmate
同じ学校やクラスに通っていた、身近な間柄の人物を指す言い方。
Brennan: This is one of my classmates.
(「これは私の同級生の一人です。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
classmate は、同じ学校やクラスに通っていた人物を指す語です。ブレナンはこの語を使い、身元がわかった被害者と自分との関係を簡潔に説明しています。
7. give someone the time of day
相手をまともに取り合う、相手にするという意味の言い回しで、否定形でよく使われる。
Sweets: President of the Girls Service Club – a girl like this, she wouldn’t have given me the time of day.
(「ガールズ・サービス・クラブの会長。こんな子は、僕になんてまともに取り合ってくれなかっただろうね。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
give someone the time of day は、相手にまともに取り合う、相手にするという意味の言い回しで、否定形でよく使われます。スイーツはこの表現で、高校時代なら相手にされなかっただろうという想像を語っています。
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8. give someone the willies
はっきりした理由がなくても、相手に不気味な感覚を与えることを表す言い回し。
Mr. Buxley: You know them smiley ones, they always give me the willies.
(「ああいうにこにこしたタイプは、いつも僕をぞっとさせるんだよ。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
give someone the willies は、はっきりした理由はなくても、相手にぞっとする感覚を与えることを表す言い回しです。バクスリー氏はこの表現で、笑顔の人物への漠然とした不信感を口にしています。理屈で説明しにくい違和感を扱う語だけに、直感的な判断を語る場面でよく使われます。
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9. pick up where they left off
時間が経っても、中断していた地点からそのまま続きが始まることを表す言い回し。
Sweets: Even ten or fifteen years later, you put the same, in the same environments and the exact same interpersonal relationships pick up where they left off.
(「十年、十五年経っても、同じ環境に同じ人たちを置けば、人間関係は中断したところからそのまま再開してしまうんです。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
pick up where they left off は、時間が経っても、中断していた地点からそのまま続きが始まることを表す言い回しです。スイーツはこの表現で、同窓会という場が持つ心理的な作用を説明しています。
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10. friendship
人と人との間にある、友人としての結びつきを指す語。
Brennan: This is what friendship is like; this table.
(「友情というのは、こういうものです。このテーブルにいる人たちのことです。」)
BONES Season 5 Episode 17 (The Death of the Queen Bee)
friendship は、人と人との間にある友人としての結びつきを指す語です。ブレナンはこの語を、目の前のテーブルを指し示すことで具体的に言い換えています。this table という具体的な指示語を添えることで、抽象的な友情の話を、目に見える光景へと結びつけています。
このエピソードの英語学習ポイント
この回では、高校時代の記憶を呼び覚ます言い方と、身分を隠して相手を探るように話す言い方が、同じ会話の中で入れ替わります。証拠の説明では事実を積み重ねる文が続き、同窓会の会話では当時の記憶に触れる短い一言が挟まれます。
保安官が使う get with the program は、状況を飲み込めていない相手に対して、現状に合わせるよう促す言い方です。同じ場面で使われる reunion という語も、単なる集まりの名称ではなく、当時の関係を思い出させる合図として繰り返し登場します。同じ語が場面ごとに違う響きを帯びることに注目すると、単語の意味だけでは捉えきれないニュアンスが見えてきます。
she wouldn’t have given me the time of day は、高校時代に相手にされなかった経験を仮定法で語る一文です。過去形と仮定の助動詞が重なることで、実際には起きなかった出来事への想像であることがはっきりと示されます。もう一つの表現 pick up where they left off は、何年経っても人間関係が当時のまま再開してしまう現象を説明しており、同窓会という設定そのものを言い当てる働きを持っています。
潜入捜査の場面で使われる undercover は、身分を隠して行動する立場を短く示す語です。捜査官として距離を保つ場面と、元同級生として親しげに話しかけられる場面を聞き比べると、同じ人物が状況ごとに口調を切り替えている様子がわかります。
音声を聞き直す際は、同窓会の会話としての話し方と、捜査官としての話し方のどちらで発話されているかに注目します。同じ人物が二つの立場を行き来する場面もあるため、口調の硬さや呼び方の変化を手がかりにすると、この回特有の緊張感が伝わってきます。過去の関係を語る場面と、今の関係を確かめ合う場面が交互に置かれている点にも注目すると、当時と現在をつなぐ言葉づかいの違いが見えてきます。
キャラクター別|英語の特徴
ブレナン|出身校での自分の立場を事実で示す
この地域で育ったことをブースに指摘された場面で、ブレナンは感情ではなく事実を挙げて自分の立場を説明する。
Brennan: Yes, I am an alumna of Burtonsville High.
(「ええ、私はバートンズビル高校の卒業生です。」)
BONES Season 5 Episode 17
I am an alumna of ~ という所属を示す構文は、感情を交えずに事実だけを述べる響きを持つ。同窓会という感情の絡む場でも、この人物が事実確認を優先する話し方を崩さないことがわかる。同級生からの親しげな話しかけと、この事実に基づいた返答の温度差を聞き比べると、この人物の一貫性が見えやすい。捜査の場面で証拠を淡々と読み上げる口調と、この場面での受け答えが同じ調子であることに気づくと、状況が変わっても崩れない話し方の芯が見えてくる。
ブース|同窓会を捜査の道具として言い換える
気の進まないブレナンに向けて、ブースは同窓会を前向きな機会として言い換える。
Booth: Reunions are made for you to smear your successes in other people’s faces.
(「同窓会っていうのは、自分の成功を人の前で見せつけるためにあるものなんだよ。」)
BONES Season 5 Episode 17
are made for ~ という構文で、同窓会という行事の目的そのものを再定義している。皮肉交じりの言い方でありながら、相手を励まそうとする意図も同時に伝わる。捜査官としての短い指示文と、このように相手を説得しようとする長めの文を比べると、目的によって文の長さが変わることに気づく。相手の気持ちを軽くしようとするときほど、この人物は理屈より勢いで押し切る文を選ぶ傾向があるとわかる。
ウェンデル|難しい問いに簡潔に向き合う
デリケートな話題を尋ねられても、ウェンデルは回避せず短く答える。
Wendell: I can answer those questions.
(「その質問には答えられます。」)
BONES Season 5 Episode 17
I can answer ~ という肯定文は、質問を避けずに向き合う姿勢を短く示している。単語自体は平易だが、答えにくい話題の直前に置かれることで、この人物の率直さを際立たせている。回りくどい前置きを挟まずに本題へ入るこの構文は、若さゆえの率直さとも、覚悟の表れとも受け取れる。


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