『BONES -骨は語る-』S05E16 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン5 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 5 Episode 16

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン5第16話「The Parts in the Sum of the Whole」では、当時の経緯を落ち着いて振り返る口ぶりと、そのとき感情を抑えられなかったと認める口ぶりが、ひとつの回想の中で入れ替わります。ブースとブレナンが出会ったころの事件が語り直され、記憶をどう言葉にするかに、この回の英語の面白さがあります。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』S05E16では、ブレナンとブースが初めて組んだころの事件が回想として語られる。当時の捜査を、二人はそれぞれの立場から振り返り、心理学者のスイーツがその話を聞きながら分析を試みる。回想の中では、被害者の身元特定や証拠の確認が進む一方、当時のブースとブレナンの関係もぎこちなく描かれる。過去の出来事が少しずつ明らかになるにつれ、二人が今のような関係に至った経緯も浮かび上がっていく。結末には触れないが、回想と現在の会話が交互に描かれるため、時制の切り替えとともに英語表現を確認できる回になっている。当時のブースとブレナンがどんな距離感で言葉を交わしていたのかも、現在の二人の会話と比べながら追うことができる。証言する人物ごとに記憶の描写の仕方が違う点も、この回ならではの見どころになっている。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. break ~ to someone

受け止めにくい知らせを、相手に配慮しながら切り出して伝える言い回し。

Booth: We’re gonna have to break this to Sweets very gently.
(「これはとても優しく、スイーツに伝えないといけないな。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

break ~ to someone は、相手にとって受け止めにくい知らせを、慎重に切り出して伝えることを表す言い回しです。ブースはこの表現で、これから伝える内容の重さをあらかじめ示しています。

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2. going nowhere

進展がない、行き詰まっている。

Booth: The case was going nowhere.
(「事件はまったく進展していなかった。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

going nowhere は、努力しても状況が前に進まず、行き詰まっている状態を表す言い回しです。ブースはこの表現で、当時の捜査が手詰まりだったことを振り返っています。

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3. under control

状況や感情を自分の管理下に置き、抑えられている状態を表す言い回し。

Booth: I was getting it under control.
(「あのときは、状況を制御できつつあったんだ。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

under control は、状況や感情を自分の管理下に置き、抑えられている状態を表す言い回しです。ブースはこの表現で、当時の自分を振り返りながら、抑制がきいていたと主張しています。

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4. for future reference

今後同じ場面になったときのために、あらかじめ伝えておく前置きの言い回し。

Booth: Just for future reference, those human remains are forensic evidence; you should be wearing gloves.
(「今後のために言っておくけど、その遺体は法医学上の証拠だから、手袋をつけるべきだよ。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

for future reference は、今後同じ場面になったときのために、あらかじめ知っておいてほしい情報を切り出す言い回しです。ブースはこの表現で、注意を指摘ではなく助言の形に和らげています。

5. with flying colors

期待を上回る見事な結果で、物事を成し遂げたことを表す言い回し。

Booth: You passed with flying colors.
(「見事な成績で合格したね。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

with flying colors は、期待を上回る見事な結果で物事を成し遂げたことを表す言い回しです。ブースはこの表現で、相手の成功を惜しみなく評価しています。

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6. hold it together

動揺を抑え、感情を崩さずに保とうとすることを表す言い回し。

Tucker Henry: Couldn’t hold it together.
(「平静を保っていられなかった。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

hold it together は、動揺を抑えて平静さを保とうとすることを表す言い回しです。タッカー・ヘンリーはこの表現を否定形で使い、当時は保てなかったと打ち明けています。

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7. a year later

ある出来事から一定の時間が経過した、あとの時点を示す言い回し。

Booth: A year later, her remains were found in a New York City landfill.
(「一年後、彼女の遺体はニューヨーク市の埋立地で見つかった。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

a year later は、ある出来事から時間が経過したあとの時点を示す言い回しです。ブースはこの表現で、事件が動かなかった期間を簡潔に説明しています。

8. feel like ~ing

はっきり決めたわけではないが、そうしたい気持ちが湧いてくることを表す言い回し。

Booth: I feel like I’m gonna kiss you.
(「なんだか、君にキスしてしまいそうな気がするんだ。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

feel like ~ing は、はっきりと決めたわけではないが、そうしたい気持ちが湧いてくることを表す言い回しです。ブースはこの表現で、確信ではなく衝動に近い気持ちを言葉にしています。

9. first case

その人物が最初に手がけた出来事や案件を指す表現。

Booth: That’s the story of our first case, Sweets.
(「それが、僕たちの最初の事件の顛末だよ、スイーツ。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

first case は、その人物が最初に取り組んだ出来事を指す表現です。ブースはこの語を使い、長い回想の締めくくりとして当時の出来事をまとめています。

10. move on

過去の出来事にとらわれず、次の段階へ進もうとすることを表す言い回し。

Booth: But I gotta move on.
(「でも、僕は前に進まないといけない。」)
BONES Season 5 Episode 16 (The Parts in the Sum of the Whole)

move on は、過去の出来事にとらわれず次の段階へ進もうとすることを表す言い回しです。ブースはこの表現で、当時の心境を短く言い切っています。

このエピソードの英語学習ポイント

この回では、過去の出来事を淡々と語り直す言い方と、そのときの感情を抑えきれなかったと打ち明ける言い方が、同じ回想の中で行き来します。証拠や経緯を説明する場面では事実を積み重ねる文が続き、心情を語る場面では短い一文が挟まれます。

ブースが使う the case was going nowhere は、当時の捜査が行き詰まっていたことを、感情を交えずに述べる言い方です。同じ場面で使われる I was getting it under control は、その状況を自分なりに制御できていたという主張で、事実の説明と自己弁護が隣り合って語られています。

タッカー・ヘンリーが口にする couldn’t hold it together は、平静を保てなかったことを否定形で認める言い方です。過去形の否定文を選ぶことで、今はもう落ち着いているという含みも同時に伝わってきます。ブースの under control とは対照的に、こちらは感情の制御に失敗したことを率直に認めており、同じ「保つ」という発想でも、成功と失敗の両方が語られる回であることがわかります。

回想の締めくくりでブースが使う that’s the story of our first case という言い方は、長い経緯を一つの出来事としてまとめる働きを持ちます。story という一語が使われることで、事件そのものの説明というより、二人の関係の始まりを物語として語り直していることが伝わります。move on という表現も、当時を振り返ったあとで意識を今へ戻すために使われており、回想の場面から現在の会話へ戻る合図として機能しています。短い一言であっても、場面の切り替わりを示す標識のような役割を持つ点に注目すると、聞き取りの手がかりが増えます。

音声を聞き直す際は、回想として過去を語っている場面と、今の気持ちを話している場面のどちらなのかを、動詞の時制や言い回しの硬さから判断してみます。複数の人物が同じ場面を振り返る箇所もあるため、誰の立場から語られているかにも注目すると、この回の構成が見えやすくなります。字幕だけを追うと繰り返しに見える箇所も、語り手が変わるたびに新しい情報が少しずつ足されていることに気づくと、回想の組み立て方そのものが学習の材料になります。

キャラクター別|英語の特徴

ブース|過去の距離感を軽い一言に変える

長い回想の合間、ブースは当時の相棒との関係を、分析的な言葉ではなく素直な一言で表す。

Booth: I really am enjoying working with ya, Bones.
(「本当に、君と一緒に仕事をするのを楽しんでるよ、ボーンズ。」)
BONES Season 5 Episode 16

really am enjoying という強調の入った現在進行形は、単なる事実報告ではなく、その場の気持ちをそのまま言葉にしている響きを持つ。捜査の経緯を語るときの整理された文と、このような即興的な一言を比べると、話す内容によって文の作り方が変わることに気づく。呼びかけの Bones という語も、業務上の敬称ではなく親しみを込めた言い方として置かれており、回想の中でこの呼び方がどう変わっていくかを追うのも一つの楽しみになる。

スイーツ|結論を検証するために相手へ語らせる

回想の内容が自分の分析と食い違うと気づいたスイーツは、相手に説明を求める形で会話を進める。

Sweets: Tell me all about that real first case to see if my conclusions are still valid.
(「本当の最初の事件について、全部話してください。僕の結論がまだ成り立つか確かめたいので。」)
BONES Season 5 Episode 16

Tell me all about ~ という命令文に、to see if … という目的を示す節が続く構成は、単なる好奇心ではなく検証のための質問であることを示している。自分の解釈を押しつけず、相手の話を聞いてから結論を修正しようとする姿勢が、この一文の組み立てに表れている。専門的な分析を語るときの硬い言い回しと、相手に本音を尋ねるときのこの依頼文を比べると、聞き手を前にしたときの態度の切り替えがわかる。

ブレナン|訂正を通じて自分の立場を保つ

回想の中でも、ブレナンは相手が使う呼び方に対して、事実に基づいた訂正を欠かさない。

Brennan: Bones is not my name.
(「ボーンズは私の名前ではありません。」)
BONES Season 5 Episode 16

is not my name という単純な否定文でありながら、繰り返し使われることで、この人物が譲らない一線を示す働きを持つ。長い専門的な説明を続ける場面と、このように短く言い切る場面を比べると、ブレナンが事実確認にどれだけ一貫しているかが見えてくる。相手が親しみを込めてつけた呼び名であっても、事実と異なるなら訂正するという態度が、回想の中でも現在の会話でも変わらない点は、この人物らしさを表す手がかりになる。

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