『BONES』S12E08 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン12 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 12 Episode 8

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン12第8話「The Grief and the Girl」は、別れや悲しみに触れる私的な場面と、容疑者を追い詰める事件の場面が同居する回です。人と別れるときや心を寄り添わせるときの抑えた言葉と、相手を問い詰めるときの挑発的な言葉、その温度差を追いながら、この回の英語を見ていきます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』シーズン12第8話では、ブレナン一家が大きな悲しみを抱える中、カナダ・ニューファンドランドの海岸で若い女性の遺体が発見される。被害者は亡き祖母の過去をたどる旅の途中だったことが分かり、ブースとオーブリーは現地の警察と協力して事件を追っていく。並行して、ブレナンの元恋人サリーが訪ねてきたことをきっかけに、悲しみの中で揺れ動くブレナンの心境が描かれる。結末や事件の詳細には触れないが、家族の場面と事件の場面が交互に進む、『BONES』S12E08らしい一話である。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. (a) let me get this straight

意味の目安は「要するに、確認させてくれ」です。

Investigator: Let me get this straight.
(「確認させてくれ。」)

元FBI捜査官が今はサンドイッチ屋を営んでいると知り、驚いて確認する場面です。信じがたい話を一度整理し直そうとする、驚きの表し方になっています。この後に続く「あなたはサンドイッチを作っているのか?」という問いまで含めると、元捜査官という肩書きとのギャップに戸惑う様子がより伝わってきます。

2. take it hard

意味の目安は「つらく受け止める、こたえる」です。

Tess: She took it hard.
(「彼女はつらく受け止めていました。」)
BONES Season 12 Episode 8 (The Grief and the Girl)

被害者の姉テスが、祖母を亡くした妹サラの心境について語る場面です。二人の関係の深さを一言添えたうえで、その悲しみの大きさを短く言い表しています。「サラは祖母のステラととても仲が良かったんです」という前置きがあるからこそ、この短い一言の重みがより増して伝わってきます。

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3. just in case

意味の目安は「念のため」です。

Gretchen: I wrote down his license plate number, just in case.
(「念のため、彼の車のナンバーを控えておいたの。」)

不審な男性の車のナンバーを念のためメモしていたと語る目撃者の証言です。深く考えたわけではない、日常的な用心深さがそのまま行動に表れています。

4. (b) you better watch it

意味の目安は「気をつけろ、口を慎め」です。

Suspect: You better watch it.
(「口を慎め。」)

高圧的な態度を問い詰められた容疑者が、捜査官に対して言い返す場面です。取調べのさなかに投げつけられるこの一言には、追及されている側だとは思えない強気な態度が表れています。この直後、捜査官が「俺が口を慎めだと?」とそのまま鏡のように言葉を投げ返しており、相手の脅しをまともに受け取らない余裕を示しています。

5. the one that got away

意味の目安は「逃した相手、手に入れられなかった相手」です。

Sully: So, by staying away, I got to hold on to the fantasy that I was your one that got away.
(「離れたままでいたから、自分が君にとっての”逃した相手”だという幻想を、抱き続けられたんだ。」)

かつての恋人サリーが、離れていた理由を打ち明ける場面です。距離を置いたこと自体が、都合のいい思い出を守るための選択だったと率直に語られています。

6. (c) gut feeling

意味の目安は「直感、勘」です。

Investigator: I got a gut feeling about him.
(「あいつについては、勘が働くんだ。」)

根拠はまだ薄いが、ある容疑者について疑わしさを感じると語る場面です。証拠より先に生まれる違和感を、そのまま言葉にしています。

7. (d) make a habit of

意味の目安は「〜を習慣にする、いつも〜する」です。

Interrogator: Do you make it a habit of shooting people who come onto your property?
(「敷地に入ってきた人間を撃つのが、いつもの習慣なのか?」)

敷地に矢を放って侵入者を脅した人物への、皮肉交じりの問いかけです。一度きりの出来事であるかのような相手の言い分を、習慣という言葉でやんわりと崩しています。

8. if it wasn’t for ~

意味の目安は「〜がなかったら」です。

Kathleen: but if it wasn’t for me, she’d still be alive.
(「でも、私さえいなければ、彼女は今も生きていたはずなんです。」)

事件への関与を認める人物が、自責の念を語る場面です。自分の存在そのものを結果の原因として扱う、重い言い方になっています。

9. (e) stay in touch

意味の目安は「連絡を取り合う」です。

Friend: Stay in touch, okay?
(「連絡を取り合ってね。」)

空港へ向かう元恋人サリーとの別れ際に交わされる言葉です。短い一言に、これで終わりにしたくないという気持ちが込められています。

10. (f) coming from the heart

意味の目安は「心から出たものだ、本心からのものだ」です。

Companion: ‘Cause it’s coming from the heart, all right?
(「だって、心から出たものなんだから。」)

言葉をまとめようとするブレナンを、優しく励ます場面です。出来栄えを保証するのではなく、書こうとしている気持ちそのものを認める言い方になっています。この一言の前には「ボーンズ、きっと良いものになるよ」という励ましもあり、結果の保証と気持ちの肯定の両方を重ねて伝えようとする言い方になっています。

このエピソードの英語学習ポイント

別れや心の内側に触れる場面では、抑えた言葉が選ばれています。Bones, it’s gonna be great. ‘Cause it’s coming from the heart, all right? という一言は、出来栄えを評価するのではなく、書こうとする気持ちそのものを認める言い方です。Stay in touch, okay? という別れ際の言葉も、多くを語らないまま、関係を切らないでいたいという気持ちを短く伝えています。so, by staying away, I got to hold on to the fantasy that I was your one that got away. という告白も合わせて聞くと、感情の重さを大きな身振りではなく、抑えた言い回しで語る場面がこの回にはいくつも用意されていることが分かります。

一方で、容疑者を追い詰める場面では、言葉の温度がはっきりと変わります。Do you make it a habit of shooting people who come onto your property? という問いかけは、相手の言い分を皮肉交じりに崩しにかかる言い方です。You better watch it. と脅した相手に対して I better watch it? とそのまま投げ返す場面も、相手の強い言葉を受け流さず、正面から挑発し返す言い方になっています。

私的な場面の抑えた言葉と、事件の場面の挑発的な言葉、その温度差を意識しながら音声を聞くと、同じ登場人物たちの中に、まったく違う話し方の引き出しがあることが確認できます。

視聴のときは、場面が家族や個人の話題に移った瞬間と、事件の追及に戻った瞬間を区切って聞いてみると、言葉の強さがどこで切り替わるかがより分かりやすくなります。

キャラクター別|英語の特徴

ブレナン|感情を仕事の言葉に置き換えて処理しようとする

ブレナンの英語には、感情の揺れをそのまま言葉にする代わりに、仕事に関わる問いかけへ置き換えようとする特徴が表れています。

Brennan: Was this found with the victim?
(「これは被害者と一緒に見つかったものなの?」)
BONES Season 12 Episode 8

私的な出来事の直後であっても、証拠品についての実務的な質問を淡々と口にするこの言い方には、心の内側にあるものを脇に置き、目の前の作業に意識を向けようとする姿勢が表れています。この回では「How are you?」と聞かれても、「みんなに聞かれるけど、どう答えればいいのか分からない」と正直に打ち明ける場面も描かれており、感情を言葉にすること自体への不慣れさが、随所ににじんでいます。周囲からは「特に理由も言わず、彼女は今ラボにいたいようだ」と気遣われる場面もあり、私生活で抱えている感情を、あえて仕事の時間に置き換えようとする姿勢がここにも表れています。

視聴のときは、ブレナンが私的な話題を振られたあと、どれくらい早く仕事の話題へ戻ろうとするかを見てみると、この人物なりの気持ちの処理の仕方が見えてきます。

ブース|多くを語らず、要所だけ短い言葉をかける

ブースの英語には、多くを語らずに見守りながら、必要な場面でだけ短い言葉をかけるという特徴が表れています。

Booth: Is that some sort of picture?
(「それは何かの絵か何かか?」)
BONES Season 12 Episode 8

証拠品について尋ねるこの短い一言には、相手の心の内側に踏み込まず、目の前の作業を通じてそばにいようとする距離の取り方が表れています。ブレナンが言葉をまとめる作業に向き合う場面でも、多くを語らないまま「心から出たものなら大丈夫だ」という趣旨の一言だけをかけており、寡黙な態度と、要所での温かい言葉のかけ方のバランスがこの人物の特徴になっています。

視聴のときは、ブースが沈黙している時間の長さと、口を開く瞬間のタイミングを見比べてみると、この人物の言葉の選び方がより見えてきます。

サリー|軽妙な思い出話で相手の心を開かせる

サリーの英語には、久しぶりの再会でも気負わない軽妙な話し方で、相手の心を少しずつ開かせていく特徴が表れています。

Sully: I had to wear my jacket the entire day. It was 90 degrees. People thought I was crazy.
(「一日中、ジャケットを着たままでいなきゃいけなかったんだ。気温は90度もあったのに。みんな俺のことをおかしいと思っただろうな。」)
BONES Season 12 Episode 8

昔の失敗談を自分から笑い話として持ち出すこの言い方には、深刻になりすぎず、共有していた時間を軽やかに思い出させようとする話し方の特徴が表れています。離れていた理由を打ち明ける場面では一転して率直な告白に踏み込んでおり、軽い調子の思い出話と、率直な告白との間を自然に行き来できる点が、この人物ならではの話し方です。新しい恋人との歳の差についても、「28歳のオーケストラ奏者と、サンドイッチ屋を営む45歳の元FBI捜査官だ」と自分から茶化してみせる場面があり、深刻になりかねない話題でも軽い調子を崩さない姿勢が一貫しています。

視聴のときは、サリーが軽い話題からどのタイミングで踏み込んだ話題へ切り替えるかを追ってみると、この人物の会話の運び方が見えてきます。

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