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BONES シーズン3 第5話「Mummy in the Maze」のハロウィン仮装パーティーでは、ブースが仮装姿で研究員たちの話し方を茶化しながら、自分のジョークをわざわざ自分で説明してみせる場面があります。今回はその場面から、オチを自分で明かす英語の定番フレーズを見ていきます。
せっかくのジョークを自分で解説してしまう、少し照れくさい言い回しを追いかけましょう。
仮装にひっかけた駄洒落と「Get it?」
研究所のラボで仮装姿を見せ合う場面です。ブレナンが仮装を見せながら「どう見える?」と尋ねると、ブレナンの仮装にちなんで、ブースはこう返します。
Booth: Good. Wonder-ful. Get it?
(いいね。ワンダー・フルってわけだ。分かるか?)BONES Season3 Episode5 (Mummy in the Maze)
wonderfulという単語を”Wonder-ful“と区切って発音することで、ブレナンの仮装にひっかけた駄洒落になっています。言い終えるとすぐにGet it?(分かる?)と確認を入れるのは、聞き手が気づく前に「今のはダジャレだよ」と自分から種明かししてしまう言い方です。褒め言葉のつもりが、説明を挟んだ瞬間にひとりよがりのジョークへと変わってしまう、ブースらしい一言です。
「You see what I did right there?」――オチを自分で明かす決まり文句
続けてブースは自分の仮装について、こう紹介します。
Booth: Oh, I’m a nerd squint.
(ああ、俺はオタク研究員ってわけさ。)BONES Season3 Episode5 (Mummy in the Maze)
squintは、ブースが研究所の学者たちを指して使う呼び方です(証拠を目を細めて見ることから)。自分がそのsquintの仮装をしていること自体が、いつも学者たちをからかっているブースにとってのジョークになっています。
ブースは学者たちの話し方をわざとらしく真似てみせます。ブレナンが指摘すると、
Brennan: That’s not what they look or sound like.
(それは、彼らの見た目でも話し方でもないわ。)BONES Season3 Episode5 (Mummy in the Maze)
ブースはひるまず、自分の言い方をわざと”訂正”してみせたあとで、こう締めくくります。
Booth: You see what I did right there? I corrected you, you know, in character… as a squint!
(今の、分かったか? 俺は今、お前を訂正してみせたんだぞ。しかも研究員のふりをしたままな!)BONES Season3 Episode5 (Mummy in the Maze)
You see what I did there?(一般形。台本の実発話は”right”を挟んだYou see what I did right there?)は、自分が仕掛けたジョークや芸当を、聞き手が気づく前に自分から明かしてしまう決まり文句です。日常会話では”right”を挟まないYou see what I did there?の形でよく使われます。オチの説明までワンセットにすることで、ジョークの完成度よりも「してやったり」という得意げな気持ちが前面に出る言い方になります。
まとめ|オチは自分で明かすもの
“Wonder-ful. Get it?”から”You see what I did right there?”まで、ブースは仮装パーティーの間、終始自分のジョークを自分で種明かししながら場を回していました。オチを説明してしまう気恥ずかしさも含めて、笑いを取りにいく英語表現として覚えておくと、日常会話でも使い所が見つかるはずです。
このハロウィンの一夜を彩る会話は、フレーズ記事やエピソードまとめでもあわせて紹介しています。
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