仲間うちで家族や恋人を紹介し、あいさつして先に帰るときの英語|『フレンズ』S01E13で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 仲間うちで家族や恋人を紹介し、あいさつして先に帰るときの英語|『フレンズ』S01E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン1第13話では、ジョーイが父親を連れて仲間の集まるカフェに現れ、父親はその場にいたフィービーの交際相手ロジャーと初対面のあいさつを交わします。紹介の言葉から別れ際の一言まで、集まりの英語が続けて登場する回です。

人を紹介する、紹介されてあいさつする、うっかり口をすべらせて謝る、そして先に帰る。集まりの場で交わされる短い一言を、場面の順に見ていきます。

目次

「This is my friend, Roger.」と「Good to meet you」紹介とあいさつ

カフェにジョーイが父親を連れて入ってきます。仲間にあいさつしたあと、こう続けます。

Joey: You all know my dad.
(みんな、俺の親父は知ってるよな。)
Friends Season1 Episode13(The One with the Boobies)

You all know ~ は「みんな〜のことは知ってるよね」と、すでに面識のある相手を改めて紹介するときの形です。初対面の紹介とは違い、「知っている前提」で話を始められます。

ジョーイの父親は、ロジャーを見てこう言います。

Mr. Tribbiani: I don’t know this one.
(こいつは知らないな。)
Phoebe: Oh, this is my friend, Roger.
(あ、こちらは私の友達のロジャーよ。)
Roger: Hi.
(どうも。)
Mr. Tribbiani: Hey, hey.
(やあ、やあ。)
Mr. Tribbiani: Good to meet you, Roger.
(よろしくな、ロジャー。)
Roger: You too, sir.
(こちらこそ。)
Friends Season1 Episode13(The One with the Boobies)

this one は人を指すと「こいつ」「この人」というくだけた響きになり、目上の人や初対面の相手の前では使いにくいとされる語です。それを受けたフィービーの This is my friend, ~. は、人を紹介するときの基本の形です。

紹介されたら Good to meet you. と返し、言われた側は You too. で「こちらこそ」と応じます。ロジャーが最後に sir を添えているのは、相手がフィービーの友達の父親で年上だからと読み取れます。Nice to meet you. と Good to meet you. はどちらも初対面のあいさつで、Good のほうがややくだけた印象になると言われることがあります。

「What happened to ~?」場違いな質問をしてしまったとき

あいさつのすぐあと、ジョーイの父親はフィービーにこう尋ねます。

Mr. Tribbiani: What happened to the, uh, puppet guy?
(あの、人形の男はどうしたんだ?)
Joey: Dad.
(父さん。)
Mr. Tribbiani: Oh, oh. Excuse me.
(おっと。失礼。)
Friends Season1 Episode13(The One with the Boobies)

What happened to ~? は「〜はどうなったの?」と、前に話題になった人や物のその後を聞く表現です。puppet guy は「人形の男」で、どんな人物なのかは作中で説明されません。ただ、ジョーイがすぐに呼びかけて止め、父親が謝る流れから、その場では控えたほうがよい質問だったと読み取れます。

ジョーイの Dad. は、呼びかけ一語だけで「やめて」と制止する使い方です。英語では、相手の名前や呼び名だけを口にすることで、「それ以上言わないで」という合図になる場合があります。長く説明しなくても、制止の意図は十分に伝わります。

父親の Excuse me. は、ここでは「失礼」と軽く詫びる働きをしています。I’m sorry. よりも短く、自分の言葉が場にそぐわなかったことを認めて話を切り替えるときに使われることの多い一言です。Excuse me には人の前を通るときや話しかけるときの「すみません」という使い方もあるため、場面によって意味を読み分けることが大切です。

身近な場面なら、What happened to your old job?(前の仕事はどうなったの?)のように近況を聞く形でも使えます。

「We gotta get going」と「It was great seeing you again」先に帰るときのあいさつ

その後、モニカとレイチェルの部屋に集まっていたとき、ロジャーがフィービーに帰ろうと声をかけます。

Roger: Come on, Pheebs. We gonna catch that movie, we gotta get going.
(さあ、フィービー。映画を観に行くんだから、もう出ないと。)
Phoebe: Um, okay. Feel better, Rachel, okay?
(うん、わかった。レイチェル、元気出してね?)
Roger: Pheebs, we’re gonna be late, sweetie.
(フィービー、遅れちゃうよ。)
Phoebe: Oh, okay. Listen, thanks for everything, Mon.
(あ、うん。ねえ、いろいろありがとう、モニカ。)
Friends Season1 Episode13(The One with the Boobies)

We gotta get going. は「そろそろ行かなきゃ」と、集まりから先に抜けるときに使われることの多い言い方です。gotta は got to を縮めた口語で、get going は「出発する」「動き出す」という意味です。We’re gonna be late. は、遅れるという理由を添えて相手を急かす一言です。

フィービーは帰り際に Feel better と声をかけ、thanks for everything で部屋の主にお礼を伝えます。そしてロジャーが皆に向けてこう言います。

Roger: Listen, guys, it was great seeing you again.
(じゃあみんな、また会えてよかったよ。)
Friends Season1 Episode13(The One with the Boobies)

It was great seeing you again. は別れ際のあいさつで、again から、以前にも会ったことのある相手に向けた言葉だと分かります。初対面の別れ際なら It was nice meeting you. のように meeting を使い、面識のある相手には seeing を使う、という使い分けが一般的に説明されます。

まとめ|紹介から帰り際までの一言

This is my friend, ~ で人を紹介し、Good to meet you であいさつを交わし、Excuse me で失言を詫び、We gotta get going と It was great seeing you again で先に帰る流れを見てきました。

『フレンズ』の集まりの場面を観ながら、こうした短い一言を拾っていくと、日常の英語がぐっと身近になります。

この回のほかのコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、仲間どうしの会話の英語がさらに広がって見えてきます。

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