「I need two」と「me plus one」はどう違う?連れを伴って出かけるときの英語|『フレンズ』S03E22で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 「I need two」と「me plus one」はどう違う?連れを伴って出かけるときの英語|『フレンズ』S03E22で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン3第22話は、ジョーイが出演する劇の初日の夜を中心に話が進みます。チケットを何枚用意するかの確認から、誰が誰を連れてくるのかが話題になります。

同じ「連れがいる」ことでも、必要な枚数で伝えるか、自分と同伴者という形で伝えるかで言い方が変わります。チケットの確認から、当日の紹介やなれそめの聞き方まで、3つの場面を順に見ていきます。

目次

「I need two」で連れがいることを伝える

モニカとレイチェルの部屋に入ってきたジョーイは、その夜のチケットの枚数を確かめます。モニカは枚数をこう答えます。

Joey: Listen, I got to double-check for tickets tonight.
(なあ、今夜のチケットの数、もう一回確認しとかなきゃなんだ。)
Monica: I need two. I’m bringing Pete. My boyfriend. I have a boyfriend now.
(私は2枚。ピートを連れていくの。私の彼氏。今は彼氏がいるのよ。)
Joey: Two it is.
(じゃあ2枚な。)
Friends Season3 Episode22(The One with the Screamer)

double-check は「念のためもう一度確かめる」という意味です。モニカの I need two. は枚数だけを答える言い方で、誰を連れていくかは次の I’m bringing ~ で添えています。bring は「(人を)連れていく」の意味で、イベントに同伴者を伴うときに使われることの多い動詞です。ジョーイの Two it is. は「じゃあ2枚で決まり」と相手の数を受け取る返しで、「〜 it is」の形で決定を伝えます。

続いてロスも I also need two. と答えます。also が入ることで「自分も同じく2枚」と、直前のモニカの答えに並べる言い方になります。モニカは Who’s number two?(2枚目は誰の分?)と聞き返します。number two は「2番目」で、ここでは2枚目のチケットを使う人を指しています。ロスの返事は次のとおりです。

Ross: No, it’s just this person.
(いや、ただのある人なんだ。)
Phoebe: Like a date type of person?
(デートの相手みたいな人?)
Ross: Yeah, kind of. It’s this woman from work.
(うん、まあね。職場の女性なんだ。)
Ross: I hope that won’t be too weird. Will it, Rach?
(変な感じにならないといいんだけど。ならないよね、レイチェル?)
Friends Season3 Episode22(The One with the Screamer)

this person の this は「ある〜」と、相手がまだ知らない人を話に出すときの口語的な使い方です。フィービーの a date type of person は「デートの相手のような人」と、関係をぼかして尋ねる言い方になっています。ロスは Yeah, kind of. と、はっきり認めすぎない返事をしています。

「me plus one」は自分と同伴者1人

レイチェルも誰かを連れていくつもりだと答えると、最初に1枚と聞いていたジョーイが確かめます。

Joey: But you said one ticket.
(でも、チケット1枚って言ってたじゃん。)
Rachel: I meant me plus one.
(私プラス1人って意味よ。)
Joey: Okay, did you guys mean you plus one?
(オッケー。お前らも、自分プラス1人って意味だった?)
Friends Season3 Episode22(The One with the Screamer)

I meant ~ は「〜のつもりで言った」と、前の発言を言い直すときに使います。ジョーイの But you said ~ で最初の答えとの違いを指摘され、レイチェルは数え方を説明し直しています。me plus one は「自分と、同伴者1人」という数え方で、招待やチケットで同伴者1名を指す言い方として使われることがあります。ジョーイは同じ形を you plus one に変えて、フィービーとチャンドラーにも確かめています。

言い方 伝わること
I need two. 必要な枚数(2枚)
I’m bringing ~. 誰を連れていくか
me plus one 自分と同伴者1人という数え方

I need two. は結果の数だけを示すので、モニカのように I’m bringing ~ で相手を添えると伝わりやすくなります。一方の me plus one は、同伴者が誰かを言わずに「連れがいる」ことだけを伝えられます。ロスが部屋を出たあと、レイチェルは Okay, I need a date.(よし、デートの相手が要るわ)と口にします。ここでの date は、一緒に出かける相手という意味です。

「This is ~」で連れを紹介し、なれそめを聞く

初日の劇場には、レイチェルがトミーと先に来ていて、そこへロスがケイリンと到着します。以前付き合っていた二人が、それぞれ連れを紹介する場面です。

Rachel: Oh, Tommy, this is Ross. Ross, Tommy.
(あ、トミー、こちらロス。ロス、トミーよ。)
Ross: Oh, I’m sorry. This is Cailin.
(ああ、ごめん。こちらはケイリン。)
Friends Season3 Episode22(The One with the Screamer)

人を紹介するときは This is ~. が基本の形です。レイチェルは最初の一文でトミーにロスを紹介し、続けてロスに向けて名前だけを並べ、もう片方への紹介を短く済ませています。紹介する相手の名前を先に呼んでから this is ~ を続けると、誰に向けた紹介かがはっきりします。ロスは I’m sorry と前置きしてから、自分の連れを紹介しています。

終演後のパーティーでは、ケイリンがモニカとピートに二人のなれそめを尋ねます。

Cailin: So how’d you guys meet?
(それで、二人はどうやって知り合ったの?)
Pete: Well, uh, the short version is I pursued her for a couple of months. Then I gave her a check for $20,000 and she was mine.
(ええと、手短に言うと、2、3か月彼女を追いかけて、それから2万ドルの小切手を渡したら、彼女は僕のものになったんだ。)
Monica: Yeah, and in the long version I dump him for telling people the short version.
(そうね、で、長いほうの話では、短いほうを人に話すから私が彼を振るの。)
Friends Season3 Episode22(The One with the Screamer)

How’d you guys meet? は How did you guys meet? の短縮で、カップルに知り合ったきっかけを聞く言い方です。ピートの the short version is ~ は「手短に言うと」と要点だけを話す前置きです。モニカはそれを in the long version と言い換えて、冗談で切り返しています。short と long を対にした受け答えで、相手の言い方をそのまま借りて返しています。

まとめ|枚数と同伴者で連れを伝える英語

I need two で枚数を伝え、I’m bringing ~ で相手を添え、me plus one で自分と同伴者という形を示す言い方を見てきました。当日は This is ~ で紹介し、How’d you guys meet? でなれそめを聞く流れまでつながります。

チケットの確認から初日の夜まで、仲間たちの会話を追うと、誘いと紹介の英語が場面ごとに見えてきます。

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