ドラマで学ぶ英会話|『The Mentalist』S1E1に学ぶ「make sure that」の意味と使い方

make sure that ~

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

「必ず〜するようにする」「〜であることを確かめる」——この感覚を一言で表せるのが、「make sure that」です。
『ザ・メンタリスト』シーズン1第1話では、このフレーズが宿敵レッド・ジョンの手口を語る場面で登場します。
「ちゃんと確認しておかないと」と思う場面、毎日のようにありませんか?

目次

実際にそのシーンを見てみよう!

被害者の寝室で、鑑識担当のパートリッジが「レッド・ジョンの典型的な犯行だ」と興奮気味に断言しています。
ところがジェーンはその場の雰囲気とは一線を画し、冷静にこう言います——「これはレッド・ジョンじゃない」。
根拠として挙げるのが、過去の事件でレッド・ジョンが必ず徹底していたある「演出」の話です。

Partridge:There she blows. The classic Red John smiley face. I’m stoked to finally see one in the flesh.
(パートリッジ:あれを見ろ。レッド・ジョンのスマイルマークだ。ついに実物を見られたよ。)

Jane:This isn’t Red John.
(ジェーン:これはレッド・ジョンじゃない。)

Partridge:Ri-i-ight.
(パートリッジ:そ〜うですか。)

Jane:Red John thinks of himself as a showman, an artist. He has a strong sense of theatre. In all of the previous killings, he made sure that the first thing that anyone sees is the face on the wall.
(ジェーン:レッド・ジョンは自分のことを興行師、あるいは芸術家だと思っている。彼には強い演劇的センスがある。これまでのすべての殺人において、彼は必ず、誰もが最初に目にするのが壁の顔になるようにしていた。)

Jane:You see the face first and you know. You know what’s happened and you feel dread.
(ジェーン:最初にその顔を見て、そして悟るんだ。何が起きたかを知り、恐怖を感じる。)

The Mentalist Season1 Episode1(Pilot)

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シーン解説と心理考察

「he made sure that the first thing anyone sees is the face on the wall」——この一文には、レッド・ジョンが「偶然そうなった」のではなく「意図して、確実にそうなるよう仕組んでいた」という意味が込められています。
「make sure that」が持つ「ただ確認するだけでなく、そうなるように手を打つ」というニュアンスが、レッド・ジョンの計算された演出をそのまま表しています。
パートリッジが断言した「レッド・ジョンの犯行」を、ジェーンが演出の細部から静かに否定していく——宿敵の心理を誰よりも深く理解しているジェーンの洞察力が際立つシーンです。

「make sure that」の意味とニュアンス

make sure that ~
意味:確実に〜するようにする、必ず〜するよう手配する、〜であることを確かめる

「make(〜の状態を作る)」と「sure(確かな)」を組み合わせた表現で、「that以下の状況を確実に作り出す」という意味になります。
単なる「確認する」だけでなく、ミスが起きないように意図的に手を打つ、念入りに準備するといった「行動」を伴うニュアンスがあるのがポイントです。
また、会話の中では「that」が省略されて「make sure + 主語+動詞」の形でも自然に使われます。

【ここがポイント!】

「make sure that」の核心は「確認する」ではなく「確実にそうなるよう手を打つ」という行動のニュアンスです。
たとえば「I checked that the door was locked.(鍵がかかっているか確認した)」は見て確かめる行為ですが、「I made sure that the door was locked.(鍵が確実にかかるようにした)」は自分で手を打って確実な状態を作り出した、というニュアンスになります。
「確認した」と「確実にそうなるようにした」——この違いがわかると、「make sure that」を使う場面とそうでない場面が自然と区別できるようになります。
なお、会話では「that」を省いて「make sure + 主語+動詞」の形で使うことも多く、どちらも正しい形です。

実際に使ってみよう!

Please make sure that all the doors are locked before you leave.
(出かける前に、すべてのドアに鍵がかかっているか必ず確認してください。)
外出時の確認や依頼として、そのまま使える一文です。

I made sure that he got the message.
(彼にその伝言が確実に届くように手配しました。)
仕事での連絡確認の報告として自然に使えます。「手配した」という行動のニュアンスが出ています。

She made sure that everyone had a glass of champagne.
(彼女は全員にシャンパングラスが行き渡るよう気を配った。)
パーティーやイベントでの気配りを描写する一文です。「目配りして手を打つ」というニュアンスがよく出ています。

『ザ・メンタリスト』流・覚え方のコツ

「曖昧でフワフワした状況」を、両手でしっかり掴んで「ガチャン!」と鍵をかけ、揺るぎない確実な状態に作り変えるアクションをイメージしてみてください。
レッド・ジョンが犯行現場に「演出」を施す場面と重ねると、「ただ確認するだけでなく、確実にそうなるよう手を打つ」というニュアンスが体に染み込んできます。
日常で「〜したかな?」と不安になる場面を思い浮かべながら「I’ll make sure that…」と声に出してみると、使い感覚がつかみやすくなります。

似た表現・関連表現

ensure that ~
(確実に〜するようにする)
「make sure that」とほぼ同じ意味ですが、ビジネス文書や契約書など書き言葉でよく使われる、やや改まった表現です。

make certain that ~
(間違いなく〜するようにする)
「make sure that」とほぼ同じ意味で、「certain」を使うことで「絶対に」という強さが少し増した響きになります。

check that ~
(〜であることを確認する)
何かを「手配する」というよりも、「見て確かめる」という動作に焦点が当たった表現です。「make sure」より軽い確認ニュアンスです。

深掘り知識:「make sure that」と「make sure to do」はどう違う?

形がよく似ているこのふたつ、使い分けのポイントは「誰が何をするか」にあります。

make sure that + 主語+動詞
「〜という状況が確実に存在するようにする」という意味で、that以下に別の主語が来ることもあります。
「Make sure that the report is ready by Monday.(月曜までにレポートが準備できているようにしてください)」のように、自分以外の状況を確実にする場面でも使えます。

make sure to + 動詞の原形
「自分が〜するのを忘れないようにする」という意味で、主体は常に自分です。
「Make sure to bring your ID.(必ずIDを持ってきてください)」のように、自分自身の行動を確実にする場面で使います。

ドラマのセリフ「he made sure that the first thing anyone sees is the face」は、レッド・ジョンが「そういう状況を作り出した」という意味なので「make sure that」がぴったりです。
「make sure to」に言い換えると「レッド・ジョン自身が最初に顔を見るのを忘れないようにした」という全く違う意味になってしまいます。
このふたつはセットで頭に入れておくと、どちらを使うか迷ったときにすぐ判断できるようになります。

まとめ|「確認した」より「確実にそうした」が言えると、伝え方に厚みが出る

「make sure that」は、ただ「確認する」だけでなく「確実にそうなるよう手を打った」という行動のニュアンスを持つフレーズです。
日常の「戸締まりを確かめて」から、仕事の「必ず伝言を届けておいた」まで、使える場面は毎日のように出てきます。
「checked」と言うか「made sure」と言うかで、同じ行動でも伝わる印象が変わってくる——このフレーズを使い分けられるようになると、英語での説明や報告の説得力がぐっと増します。
「that省略OK」「make sure to doとの使い分け」もあわせて押さえておけば、様々な場面で迷わず使いこなせるようになります。

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