海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン4 第18話に登場する、レナードの服装が変わったことに対するペニーの褒め言葉です。プリヤに買い物へ連れて行かれ装いが変わったレナードを、ペニーが2つの場面で褒める様子を通して、率直な褒め言葉と、話をそらしながら褒める言い回しを見ていきます。
言いかけて止め、言い直す間の取り方にも注目してみましょう。
言いかけて止め、言い直す「well, you look great」
アパートで、プリヤに服を買いに連れて行かれたレナードが、みんなに感想を尋ねる場面から始まります。
Leonard: Hey, guys, what do you think? Priya took me clothes shopping.
(ねえ、みんな、どう思う? プリヤに服を買いに連れて行かれたんだ。)TBBT Season4 Episode18 (The Prestidigitation Approximation)
what do you think? は、見た目や成果を見せて感想を尋ねる定番の切り出し方です。これに対してペニーが返すのが、次のひと言です。
Penny: Hey, you look great. Good for you, Priya. I could never get that stupid hoodie off him when we were… well, you look great.
(ねえ、すごく素敵。プリヤ、よくやったわね。私なんて、あの馬鹿みたいなパーカーを脱がせられなかったもの、二人が……ええと、すごく素敵よ。)TBBT Season4 Episode18 (The Prestidigitation Approximation)
you look great は率直な褒め言葉、Good for you は相手の成功を称える定番フレーズです。ペニーはいったん自分の話を始めかけますが、well, という間投表現で言葉を止め、話をそらして元の褒め言葉に言い直します。この well, は、話しすぎたと感じた瞬間に軌道修正するときの短い切り替えとして観察できます。
誇張表現で茶化しながら褒める「fancy-ass grownup clothes」
物語終盤、レストランで再会したペニーは、レナードの新しい服装を見て、今度は茶化す調子で褒めます。
Penny: Hey! Look at Leonard in his fancy-ass grownup clothes. Way to go, Priya. For once, he doesn’t look like a mannequin in the boys’ department.
(ちょっと、見てよ、レナードのこの、えらく気取った大人の服。よくやったわね、プリヤ。今回ばかりは、子ども服売り場のマネキンには見えないじゃない。)TBBT Season4 Episode18 (The Prestidigitation Approximation)
fancy-ass は「えらく」「やけに」といった強調を加えるくだけた言い回しで、grownup clothes(大人の服)を誇張気味に持ち上げる調子を作っています。Way to go は先ほどの Good for you と同じく相手の功績を称える言い方です。for once(今回ばかりは)は「いつもと違って」という対比を効かせる語で、doesn’t look like a mannequin in the boys’ department(子ども服売り場のマネキンには見えない)というたとえと合わせて、これまでの装いをやんわりからかいながら、変化を褒める型になっています。
まとめ|率直な褒め言葉と、茶化しを添えた褒め言葉
you look great、well,、fancy-ass、Way to go、for once。率直に褒める言い方と、軽い茶化しを添えて褒める言い方の両方を見てきました。相手の変化を認めつつ、言葉の温度を調整する言い回しは、日常の会話でも応用できそうです。
次回も『ビッグバン★セオリー』の会話を通して、英語表現の型を見ていきましょう。
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