海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン3 第18話に登場する、スピーチ本番を控えたシェルドンを友人たちがそれぞれのやり方で支えようとする場面です。「自分に何ができるか」を一人ずつ言葉にしていくやりとりから、力になりたい気持ちを伝える型が見えてきます。
「What are your powers?」という問いかけから見ていきます。
「力になりたい」「チームになりたい」と申し出る言い方
授賞式のスピーチを前に固まってしまったシェルドンに、レナードたちが向き合って座り、力になりたいと切り出す場面です。
Leonard: We can help you. We can be your team. Like, uh, Professor Xavier and his X-Men.
(僕たちが力になれるよ。チームになれるんだ。ほら、プロフェッサーXとX-Menみたいに。)TBBT Season3 Episode18 (The Pants Alternative)
We can help you. We can be your team. は、一人ではなく複数人で力を貸したいと申し出るときの簡潔な言い方です。何かの比喩をひとつ添えると、申し出の温度感がぐっと伝わりやすくなります。
この申し出を受けて、シェルドンは自分を助けてくれる面々に問いを返します。
Sheldon: I don’t know. If you’re my X-Men, what are your powers?
(さあ、どうかな。君たちが僕のX-Menだと言うなら、能力は何なんだ。)TBBT Season3 Episode18 (The Pants Alternative)
If you’re my X-Men, what are your powers? という問いかけは、「あなたに何ができるのか」を一つに絞って尋ねる形です。この一言をきっかけに、友人たちはそれぞれ自分にできることを順番に言葉にしていきます。
自分にできることを一つに言い切る申し出方
まずペニーが、自分にできることを具体的な行動とその効果とあわせて申し出ます。
Penny: Okay. Well, I am going to take you shopping, get you a nice suit. Might give you more confidence.
(オーケー。じゃあ、私はあなたを買い物に連れて行って、素敵なスーツを買ってあげる。それで少しは自信がつくかもしれないでしょ。)TBBT Season3 Episode18 (The Pants Alternative)
I am going to [行動], [得られる結果]. の形は、これから自分がする具体的な行動と、それによって相手にもたらされる効果をセットで示す申し出方です。「気持ちだけ」ではなく「何をするか」まで踏み込むことで、申し出に実行力が伴います。
続いてレナードは、自分の専門知識を根拠にした申し出をします。
Leonard: I thought I could try to analyze you and get to the root of your anxiety.
(僕は、君を分析して不安の根本原因を探ってみようかと思ったんだ。)TBBT Season3 Episode18 (The Pants Alternative)
I thought I could try to [行動]. は、「〜してみようかと思っていた」と、控えめに提案を切り出す言い方です。断定せず「試しにやってみる」というニュアンスを残すことで、相手に判断の余地を残した申し出になっています。
まとめ|力になりたい気持ちを、言葉と行動で伝える
We can help you. We can be your team.、What are your powers?、I am going to [行動], [結果].、I thought I could try to [行動].。抽象的に「力になりたい」と伝えるだけでなく、自分に何ができるかを一つずつ具体的に言葉にする流れが、この場面の見どころです。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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