「keep someone posted」の意味と使い方|『ビッグバン★セオリー』S10E11で学ぶ英会話

「keep someone posted」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

状況がまだ流動的なときに、「分かり次第また知らせるね」と相手に伝えたくなる場面はありませんか。

そんなときに使える「keep someone posted」を、『ビッグバン★セオリー』シーズン10第11話、出産で病院へ向かったものの「早すぎた」と一度帰されたバーナデットが、待機する仲間に電話で状況を伝えるシーンから、一緒に見ていきましょう。

目次

「keep someone posted」の意味とニュアンス

keep someone posted
意味:(誰かに)随時知らせる、最新情報を伝え続ける

post には「掲示する・投函する・知らせる」といった意味があり、keep someone posted で「相手を、情報が貼り出された状態に保ち続ける=最新情報を継続的に伝える」となります。

このフレーズの核は「継続して知らせる」点にあります。一回きりの報告ではなく、状況が動くたびに「続報を入れ続ける」ニュアンスです。進行中の案件、待っている結果、旅行や引っ越しなど、これから変化していくことについて「分かり次第お伝えします」と言いたいときに、日常でもビジネスでも非常によく使われます。

I’ll keep you posted.(随時お知らせします)、Keep me posted.(逐一教えてね)のように、主語と目的語を入れ替えて柔軟に使える、便利な定番表現です。

【ここがポイント!】

  • post の「掲示する・知らせる」から来た「情報を貼り続ける」イメージ
  • 一回きりでなく「継続して知らせる」点がこのフレーズの核
  • I’ll keep you posted. / Keep me posted. と立場を入れ替えて使える一言

『ビッグバン★セオリー』S10E11のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

出産で病院に向かったバーナデットたちですが、「早く来すぎた」と一度帰されてしまいます。待機していたペニーが電話で様子を尋ね、バーナデットが状況を伝える場面です。

Penny: Oh, that was fast. Did she sneeze the baby out?
(早かったね。くしゃみで産んじゃったの?)

Bernadette: We showed up too early. We’ll keep you posted.
(早く着きすぎちゃったの。また知らせるね。)

Penny: Okay, well, we’ll talk to you guys later. Bye.
(分かった、じゃあまた後でね。バイバイ。)

The Big Bang Theory Season10 Episode11(The Birthday Synchronicity)

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シーン解説と心理考察

バーナデットの「We’ll keep you posted.」は、状況がまだ流動的なときに「進展があったらこちらから知らせるね」と相手を安心させる一言として響きます。

出産という、いつ動くか分からない出来事だからこそ、このフレーズがぴたりとはまります。「早く来すぎた」と一度仕切り直しになった気まずさを、軽く受け流しながら次につなげる、バーナデットらしい手際のよさが表れています。

ペニーの「くしゃみで産んじゃったの?」という軽口から始まるやりとりが、緊張しがちな出産の場面に親しみやすい空気を添えています。深刻になりすぎず、それでいて要件はきちんと伝わる。日常の電話そのままの自然な空気が、この短い会話に流れていると言えます。

『ビッグバン★セオリー』流・覚え方のコツ

post を「掲示板にニュースを貼り出す」動作だとイメージしてみてください。keep someone posted は、相手の前の掲示板に、最新ニュースを次々と貼り足し続ける様子です。

このシーンなら、出産の進み具合をバーナデットが「また貼り出す(=また知らせる)ね」と電話で約束している、と捉えると分かりやすくなります。一枚貼って終わりではなく、状況が動くたびに新しい紙を貼り重ねていく。その「貼り続ける掲示板」のイメージを思い浮かべておくと、一回限りでなく「継続して知らせる」というニュアンスが記憶に残ります。

このエピソードの他のフレーズ

例文で覚える「keep someone posted」

「継続して最新情報を伝える」という核を押さえると、ビジネスから日常まで幅広く使えます。3つの場面で確かめてみましょう。

I’ll keep you posted on how the project is going.
(プロジェクトの進み具合は随時お知らせします。)
上司や同僚への進捗報告の場面です。ビジネスメールや打ち合わせの締めで使われる、定番中の定番の言い回しです。

The doctor promised to keep us posted on her condition.
(医師は彼女の容体を随時知らせると約束してくれた。)
家族の入院や看病の場面です。状況が刻々と変わるからこそ、「継続して知らせる」このフレーズがしっくりきます。

A: Let me know if anything changes with the schedule.
B: Of course. I’ll keep you posted.
(A:スケジュールに何か変更があったら教えてね。)
(B:もちろん。随時お知らせします。)
仕事の段取りを確認し合う場面です。相手の依頼を受けて「逐一知らせます」と返す、会話の中での自然な使い方が見えてきます。

あわせて覚えたい関連表現

keep someone informed
(情報を伝え続ける)
keep someone informed はややフォーマルで中立的な響きです。keep someone posted は口語的でカジュアル寄りですが、意味はほぼ同じです。

keep someone in the loop
(情報の輪に入れておく)
in the loop は「関係者として情報共有の輪に含める」表現です。継続的に巻き込むニュアンスが強くなります。

keep someone up to date
(最新の状態にしておく)
up to date は「情報を最新に保つ」点を強調します。posted とほぼ置き換えられますが、こちらは「更新」の語感がやや前に出ます。

Note|post が「郵便」から「知らせる」になるまで

keep you posted の posted を見て、SNS の「ポストする」や掲示板の「投稿」を思い浮かべた方もいるかもしれません。実はこれらは、同じ post という言葉から枝分かれしています。

post はもともと、馬を乗り継ぐ「宿駅」や、そこを経由して手紙を運ぶ「郵便」を指していたとされます。情報を遠くまで送り届ける仕組みが post だったわけです。そこから「知らせる」「掲示する」へと意味が広がっていったと言われています。掲示板に紙を貼り出す post、手紙を投函する post、そして今では SNS に書き込む post まで、いずれも「情報を人の目に届ける」という芯でつながっています。keep someone posted の posted は、この「情報を送り届けられた状態」を保ち続ける、という発想から生まれた言い方です。

そう捉えると、このフレーズが単なる「知らせる」ではなく、「相手を情報の届く場所に置き続ける」という継続のニュアンスを持つ理由が見えてきます。

ひとつの言葉の歩んできた道のりが、フレーズの芯を照らしてくれます。

まとめ|バーナデットの電話から学ぶ「keep someone posted」

keep someone posted は、状況が動くたびに「続報を届け続ける」という、継続を含んだ知らせ方の表現です。

一回きりの報告ではなく、相手を情報の届く場所に置き続ける。だからこそ、いつ動くか分からない出来事や、進行中の案件と相性のいいフレーズです。

「分かり次第また知らせるね」と相手を安心させたいとき、会話のレパートリーに加えてみてください。仕事の進捗でも、家族の知らせでも、流動的な状況を軽やかにつなぐ言葉として働いてくれます。

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