「get in touch with」の意味と使い方|『ホワイトカラー』S03E06で学ぶ英会話

「get in touch with」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

裏社会の情報網を駆使する相棒から、追っている相手の思わぬ動きを聞かされる場面が、ドラマには時々あります。

そんな場面で使われる「get in touch with」を、『ホワイトカラー』シーズン3第6話の中盤、街の噂話を仕入れてきたモジーが、追われる側であるニールに接触を持ちかける場面から、一緒に見ていきましょう。

目次

「get in touch with」の意味とニュアンス

get in touch with
意味:〜と連絡を取る

touch は「触れる、接触」を意味し、in touch with で「〜と接触した状態にある」という意味になります。get が加わることで「その接触の状態を得る」、つまり「連絡を取る」という動作を表す表現になります。電話・メール・対面など手段を問わず使える汎用性の高い言い回しです。

誰かに連絡を取りたいとき、久しぶりの相手に連絡を取る必要があるとき、ビジネスで関係者に連絡を依頼するときなど、フォーマルからカジュアルまで幅広い場面で使われます。get in touch という一続きの言い回しをそのまま覚えておくと、日常会話でもビジネスメールでも取り出しやすい表現になります。

【ここがポイント!】

  • touch(接触)という感覚がそのまま「連絡」を意味する表現
  • 電話・メール・対面など、手段を問わず使える汎用性の高さが魅力
  • ビジネスメールの定型句としても、日常会話の一言としても自然に使える

『ホワイトカラー』S03E06のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

謎の若い窃盗犯の行方を追うニールのもとに、裏社会の情報網を駆使するモジーが、街で仕入れた噂話を携えてやってきます。自作の言葉遊びに満足げなモジーが、まず核心の情報を告げ、そのあとでニールへ持ちかける実務的な提案の内容に注目してみましょう。

Mozzie: Did you enjoy that sentence?
(あの一文、気に入ったかい?)

Neal: Yes, I did. So he’s trying to find me.
(ああ、気に入ったよ。つまり、あいつは僕を探してるってことか。)

Mozzie: Makes your job easier. I want you to get in touch with him.
(それなら仕事が楽になるじゃないか。あいつと連絡を取ってもらいたい。)

Neal: I will. But first, we have a little identity crisis.
(そうするよ。でもその前に、ちょっとしたアイデンティティ問題があってね。)

White Collar Season3 Episode6 (Scott Free)

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シーン解説と心理考察

「あの一文、気に入ったかい?」と自作の言葉遊びを披露したモジーは、自分のジョークに満足げな様子を見せます。ニールが素直に認めると、モジーは核心を告げます。追っている若い窃盗犯の方も、実はニールを探しているというのです。

この情報を受けて、モジーは「それなら仕事が楽になる」と実務的な視点で状況を捉え、「あいつと連絡を取ってもらいたい」とニールに持ちかけます。相手が向こうから接触してくるなら、探す手間が省けるという合理的な判断です。しかしニールは「そうするよ、でもその前に」とすぐには応じず、身元にまつわる別の問題があることをほのめかします。裏社会の情報網を駆使するモジーの抜け目なさと、常に複数の懸案事項を抱えながら動くニールらしい慎重さが、このやり取りには表れています。

軽妙な言葉遊びから一転して実務的な提案に移るモジーの切り替えの早さは、情報屋としての職業意識の表れでもあります。目の前の状況をどう利用すれば有利に運べるかを瞬時に判断する姿勢に、この人物ならではの視点が垣間見えます。

『ホワイトカラー』流・覚え方のコツ

離れた場所にいる相手に向かって、そっと手を伸ばして「触れる」ようなイメージを思い浮かべてみましょう。touch(触れる)という単語が持つ接触の感覚が、電話やメールで相手と繋がる行為に重ねられています。in touch with は「接触した状態」、get はその状態を「手に入れる」動作を表すため、両方合わせて「連絡を取る」という一連の行動になります。

劇中では追っている相手と接触するための実務的な指示として使われており、遠くの相手に手を伸ばすイメージと結びつけると覚えやすい表現です。手を伸ばす先が相手なのか情報なのかに関係なく、「距離を縮める動作」そのものとしてこの表現を捉えておくと、応用の幅が広がります。

例文で覚える「get in touch with」

ビジネスの進捗報告から旧友との再会まで、get in touch with が使われる場面を3つの例文で確認していきましょう。

I’ll get in touch with you as soon as I have an update.
(進展があり次第、すぐに連絡します。)
進捗報告を約束するビジネスメールや会話の場面です。as soon as と組み合わせることで、迅速な対応を示す印象になります。

I lost touch with him for years, but we finally got in touch again last month.
(何年も連絡が途絶えていたけど、先月ようやくまた連絡を取り合った。)
旧友との再会のきっかけを語る場面です。lose touch with(連絡が途絶える)との対比で使うと、再開のニュアンスがより鮮明になります。

A: Could you get in touch with the client and confirm the meeting time?
B: Sure, I’ll send an email right now.
(A:クライアントに連絡して、打ち合わせの時間を確認してもらえますか?)
(B:もちろんです、今すぐメールを送りますね。)
同僚に連絡業務を依頼するビジネスの場面です。依頼を受けた側の即答が、業務の連携の速さを感じさせます。

あわせて覚えたい関連表現

reach out to
(〜に連絡を取る、〜に手を差し伸べる)
get in touch with とほぼ同じ意味を持ちますが、reach out to はビジネスシーンで特によく使われ、こちらから積極的に働きかけるニュアンスがやや強くなります。

contact
(〜に連絡する)
get in touch with よりも簡潔でフォーマルな響きを持ち、ビジネス文書や公式な案内でよく使われる表現です。

keep in touch
(連絡を取り合い続ける)
get in touch with が「新たに連絡を取る」動作を表すのに対し、keep in touch は「連絡を取り合う関係を継続する」という状態の維持を表します。

Note|ビジネスメールと日常会話、get in touch with の温度差

get in touch with は、ビジネスの案内文から友人とのやり取りまで、驚くほど幅広い場面で使われる表現です。しかし同じフレーズでも、置かれる文脈によってその響きの温度は少しずつ変わります。

サポート窓口の案内文や取引先への案内メールでは、「ご質問があれば、サポートチームまでご連絡ください」のように、get in touch with が Please から始まる丁寧な依頼文の中に収まります。この場合の get in touch with は、contact ほど硬くはないものの、きちんと整えられた依頼のトーンを保っています。ビジネス文書における定型句としての安定感が、このフレーズの信頼できる響きにつながっています。

一方で、旧友との会話の中で使われる get in touch with は、まったく別の温度を帯びます。「何年も連絡が途絶えていたけど、先月ようやくまた連絡を取り合った」というような場面では、ビジネス文書の几帳面さは消え、時間の経過や再会の喜びといった感情がにじみます。同じ get in touch with という言葉が、文脈によってフォーマルな案内にも、懐かしさを含んだ再会の一言にもなるのです。

reach out to や contact といった類義語と比べても、get in touch with はこの振れ幅の広さがひとつの特徴と言えます。かしこまった依頼にも、気の置けない友人への一言にも、同じフレーズがそのまま馴染むという柔軟さこそ、get in touch with が長く重宝されてきた理由なのかもしれません。

温度の高低を切り替えるのは、フレーズそのものではなく、それを取り巻く前後の言葉づかいです。丁寧な依頼文に置けばきちんとした印象に、打ち解けた会話に置けば温かい響きに変わる、その柔軟な受け皿としての性質が、get in touch with を長く使われ続けている表現にしています。

まとめ|距離を縮める、たったひとつの動作

get in touch with は、touch(接触)という感覚をそのまま「連絡を取る」という行動に重ねた表現です。ビジネスの案内文にも、旧友との再会を語る場面にも、同じフレーズが自然に溶け込む柔軟さを持っています。

進捗を報告するときも、旧友に連絡を取りたいときも、同僚に連絡業務を頼むときも、この一言があれば場面を問わず対応できます。

街の噂話を仕入れてきたモジーが、実務的な判断から「あいつと連絡を取ってもらいたい」とニールに持ちかけた場面には、裏社会の情報網を武器にする相棒ならではの合理的な発想が表れているのですね。

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※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



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