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シットコム『ヤングシェルドン』シーズン1第1話は、9歳のシェルドンが飛び級で高校に入り、兄ジョージーと同じ学年になる回です。新学期を迎える家族の会話から登校初日の教室まで、アメリカの高校生活を表す言葉が場面ごとに次々と出てきます。
今回は、学年の呼び方、生徒手帳と服装の決まり、そしてホームルームという時間を、劇中の場面に沿って見ていきます。
「freshman」と「ninth grade」:高校1年目の呼び方
新学期を前に、家族が集まった場で母メアリーが子どもたちに声をかけます。
Mary: Everybody excited to start school Monday?
(みんな、月曜から学校が始まるの、楽しみ?)Sheldon: I am.
(楽しみだよ。)Missy: I guess so.
(まあね。)Mary: Georgie? Freshman year, that’s a big deal.
(ジョージーは? 高校1年目よ、大事な年じゃない。)Georgie: How can I be excited when he’s gonna be in the same grade as me?
(あいつが俺と同じ学年になるのに、楽しみなわけないだろ。)Sheldon: Don’t worry, Georgie, I’m not planning on being in the ninth grade for very long.
(心配いらないよ、ジョージー。僕は9年生にそう長くいるつもりはないから。)Young Sheldon Season1 Episode1(Pilot)
アメリカでは、小学校から高校までの学年を1年生から12年生まで通しで数える呼び方が広く使われています。高校を4年制とする地域では、9年生が高校の最初の学年に当たり、その1年目の生徒を freshman と呼ぶことが多いとされます。2年目以降は sophomore、junior、senior と続きますが、学校の区切り方は州や学区によって異なります。
この会話では、メアリーが freshman year、シェルドンが ninth grade と、同じ学年を別の言い方で表しています。兄ジョージーにとっては高校生活の始まりの年で、そこに9歳の弟が同じ学年として加わることになります。シェルドンの返事は、9年生に長くとどまるつもりはないという意味で、兄を安心させようとする言葉ですが、その中身は9年生より先を見ています。
ジョージーの the same grade as me は「俺と同じ学年」という意味で、不満の中心はこの一言にあります。学年を尋ねるときは What grade are you in? が基本の形で、答えは数字でも呼び名でも返せます。
- A: What grade are you in?
(何年生?) - B: I’m a freshman. I’m in ninth grade.
(高校1年だよ。9年生。)
「student handbook」と「dress code」:入学前に読む決まり
夏休み最後の日、メアリーは外で遊ぶよう勧めますが、シェルドンには別の予定がありました。
Mary: Shelly, it’s your last day of summer. Go out and enjoy it.
(シェリー、夏休み最後の日よ。外に出て楽しんでらっしゃい。)Sheldon: But I have to learn the student handbook. Ooh, did you know extreme hairstyles, goatees and mustaches are not allowed?
(でも、生徒手帳を覚えなきゃいけないんだ。ねえ、極端な髪型や、やぎひげと口ひげは禁止って知ってた?)Young Sheldon Season1 Episode1(Pilot)
student handbook は、学校の規則や手続きをまとめた冊子を指す言葉です。校則、出欠の扱い、服装の決まりなどが載っていることが多く、日本の生徒手帳に近いものと考えると分かりやすいでしょう。シェルドンはそれを入学前に覚えようとしていて、髪型やひげの決まりまで読み込んでいます。not allowed は「認められていない」という意味で、規則の中身を伝えるときの基本の言い方です。
- A: Are hats allowed in class?
(授業中に帽子はかぶっていいの?) - B: No, they’re not allowed.
(ううん、禁止されてるよ。)
登校日、高校に着いたシェルドンは、さっそくその知識を口にします。
Sheldon: I wonder if he knows that’s in violation of the dress code.
(あの子、それが服装規定違反だって分かってるのかな。)Young Sheldon Season1 Episode1(Pilot)
dress code は服装の規定のことで、学校のほか職場やレストランなどでも使われる言葉です。in violation of ~ は「〜に違反して」という硬めの言い方で、規則の文言をそのまま覚えてきたシェルドンらしい言葉選びになっています。服装規定の内容や厳しさは、学校によってかなりさまざまです。
「homeroom」:一日の始まりに集まる教室
校内に入ると、メアリーはシェルドンを教室の前まで連れていきます。
Mary: All right. This is your homeroom. Do you want me to go in with you?
(さあ、ここがホームルームの教室よ。一緒に入ってほしい?)Young Sheldon Season1 Episode1(Pilot)
homeroom は、決まった教室に生徒が集まり、出欠の確認や連絡事項の伝達などを受ける時間、またはその教室を指すことが多い言葉です。授業ごとに教室を移動する学校では、ホームルームが生徒の拠点の役割を果たすこともあります。時間の長さや中身は学校によって異なります。
メアリーの Do you want me to ~? は「〜してほしい?」と、相手の希望を確かめながら手助けを申し出る形です。9歳の息子を初日の教室へ送り出す母の気づかいが、この一言に表れています。
教室では、担任のマッケルロイ先生が生徒たちに自己紹介をします。
Ms. MacElroy: All right, everybody, my name is Ms. MacElroy. In addition to being your homeroom teacher, I’ll be seeing some of you in my English class, and some of you on the volleyball court.
(はい、みなさん、私の名前はマッケルロイです。このクラスの担任であるのに加えて、英語の授業で会う人もいれば、バレーボールのコートで会う人もいるでしょう。)Young Sheldon Season1 Episode1(Pilot)
homeroom teacher はホームルームを受け持つ先生のことです。先生は名前を名乗るとき、Ms. という敬称を付けて名字で自己紹介をしました。担任のほかに、英語の授業やバレーボールのコートでも生徒と顔を合わせると話しています。担任と教科の担当などを一人の先生が兼ねる様子が、この自己紹介から見えてきます。続けて先生は、年は若いけれど優秀な生徒がクラスにいると伝え、みんなで歓迎するよう呼びかけています。
まとめ|学年・決まり・ホームルームの英語
freshman と ninth grade、student handbook と dress code、そして homeroom。シェルドンの登校初日には、アメリカの高校生活を表す基本の言葉がそろっています。学校ごとの違いも意識しておくと、場面の理解が深まります。
次に観るときは、教室や廊下の場面にも注目すると、高校生活の英語がさらに身近に感じられます。


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