『ビッグバン★セオリー』S09E19 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 9 Episode 19

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン9の第19話「The Solder Excursion Diversion」は、レナードとハワードが研究用の装置をはんだ付けで組み立てる場面から始まります。作業を手伝うペニーやバーナデットとのやり取りや、シェルドンとエイミーがレンタル倉庫の荷物を整理する場面など、複数の会話が並行して描かれます。台本の実際のやり取りから、共同作業や思い出の品を語るときの英語を10個のフレーズで見ていきます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』S09E19では、レナードとハワードが研究装置の部品をはんだ付けする作業に取り組みます。部品が足りなくなり、二人はホームセンターへ買い出しに出かけますが、そこで思わぬ寄り道をすることになります。一方、エイミーは行き先を明かさないシェルドンの車に乗せられ、彼が誰にも言わずに借りていたレンタル倉庫へ連れて行かれます。倉庫の片付けをきっかけに、二人は物を手放せない理由について話し合うことになります。装置作りという共同作業の場面と、思い出の品をめぐる個人的な会話の両方から、英語の距離感を考えられるエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. call one’s bluff

相手のはったりを見抜く

Penny: Called my bluff.
(はったりを見抜かれちゃったわね)

call one’s bluff は「相手のはったりを見抜く」という意味です。ペニーが軽い挑発のつもりで言った言葉に相手が真面目に応じてきた場面での一言で、自分の思惑が裏目に出たときの驚きが表れています。

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2. make a run to

~へ急いで行く

Leonard: Well, we got to make a run to the hardware store.
(それじゃ、ホームセンターに急いで行かないとね)

make a run to は「~へ急いで行く」という意味です。はんだが足りないことに気づいたレナードが状況を切り替える一言で、この後の寄り道につながる合図のようなセリフになっています。

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3. on a need-to-know basis

知る必要のある人に限って

Sheldon: Sorry, you’re on a need-to-know basis.
(悪いけど、君には知る必要のある範囲しか教えられないんだ)

on a need-to-know basis は「知る必要のある人に限って」という意味です。行き先を尋ねるエイミーの車の中で、実はレンタル倉庫へ向かっていることをまだ明かしたくないシェルドンが、相手の追及をやんわりかわす一言で、もったいぶった言い方の裏に軽い意地悪さがのぞきます。

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4. dig a hole for oneself

自分で逃げ道をふさぐ

Bernadette: Yeah, let’s see how deep a hole they can dig for themselves.
(そうね、二人がどこまで自分の首を絞めるか見てみましょう)

dig a hole for oneself は「自分で逃げ道をふさぐ」という意味です。台本では how deep a hole they can dig for themselves という語順で使われており、レナードたちの嘘を見抜いたペニーとバーナデットが、あえて指摘せず様子を見ようとする場面での一言です。

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5. get butterflies in one’s stomach

緊張して胃がきゅっとする

Sheldon: I’d like to say it’s nostalgia, but every time I think of throwing anything away, my ears start to ring, and I get butterflies in my stomach.
(郷愁だと言いたいところだけど、何かを捨てようと考えるたびに耳鳴りがして、胃がきゅっとするんだ)

get butterflies in one’s stomach は「緊張して胃がきゅっとする」という意味です。レンタル倉庫の品を手放せない理由をエイミーに尋ねられたシェルドンが、自分でも大げさだと分かりながら答える一言で、物を捨てることへの強い抵抗感が表れています。

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6. run out of

~を使い果たす

Penny: How can you call yourself a scientist and run out of solder?
(科学者を名乗っておきながら、はんだを切らすなんてどういうこと)

run out of は「~を使い果たす」という意味です。ホームセンターへの買い出しには同行せず作業場に残って手伝っていたペニーが、レナードたちの準備不足を軽くからかう一言で、技術者としての自負を茶化す言い方になっています。

7. feel closer to

より親しく感じる

Amy: Well, I feel closer to you now.
(なんだか、前よりあなたのことを近くに感じるわ)

feel closer to は「より親しく感じる」という意味です。レンタル倉庫の存在を誰にも言わずにいたことをシェルドンから打ち明けられたエイミーが返す一言で、秘密を共有することが、相手を理解することにもつながっている様子が表れています。

8. come up with

考え出す

Leonard: I’m sure we can come up with a way to explain this that doesn’t make us look bad.
(僕たちなら、格好悪く見えない説明をきっと考え出せるはずだ)

come up with は「考え出す」という意味です。ホームセンターへ向かうはずが映画館へ寄り道してしまったレナードが、ハワードと二人で言い訳を練り上げようとする場面での一言で、口裏を合わせてもっともらしい説明をひねり出そうとする様子が表れています。実際にこの直後、二人は「フラットタイヤでサンバーナーディーノまで足を延ばした」という作り話を用意し、ペニーたちに信じ込ませることになります。

9. baby steps

少しずつ

Amy: Baby steps, I guess.
(少しずつ、といったところかしら)

baby steps は「少しずつ」という意味です。物を手放すことにどう取り組めばいいか分からないと打ち明けたシェルドンに、エイミーが無理のない一歩から始めればいいと後押しする一言で、この直後シェルドンはゴルフボールを手放す決意をします。大げさな決意を求めず、できる範囲の小さな一歩を勧めるエイミーの言い方が、シェルドンの重い腰を上げさせています。

10. get rid of

取り除く

Sheldon: I suppose I could try getting rid of the golf ball.
(ゴルフボールくらいなら、手放してみてもいいかもしれない)

get rid of は「取り除く」という意味です。兄に投げつけられた思い出の品まで後生大事に取ってあるとエイミーに指摘されたシェルドンが、少しだけ譲歩の姿勢を見せる一言で、この回の中でも数少ない、片付けへの前向きな一言になっています。

このエピソードの英語学習ポイント

この回で軸になるのは、共同作業を進める場面の実務的な英語と、思い出の品をめぐる個人的な英語という、二つの違った温度の会話です。研究装置の組み立て場面では、レナードとハワードが手順や不足品について短く事実を確認し合い、無駄のない言い方が続きます。手伝いを申し出るペニーとのやり取りでも、専門的な内容を大げさに説明せず、必要なことだけを伝える言い方が中心です。寄り道がばれそうになった場面でも、レナードとハワードは感情を込めず、事実らしく聞こえる作り話を淡々と組み立てていきます。

一方、レンタル倉庫の片付けをめぐるシェルドンとエイミーの会話では、同じ「物を手放す」という話題でも、事実の説明ではなく気持ちの説明がじっくりと求められます。エイミーが理由を根気強く尋ねるたびに、シェルドンは一般的な言葉で答えようとしては、より具体的で個人的な感覚に言い直していきます。台本を読み返すときは、同じ登場人物でも、作業の場面と気持ちを語る場面とで言葉の選び方がどう変わるかに注目すると、実務的な英語と感情を語る英語の違いがつかみやすくなります。

レンタル倉庫の片付け場面では、目覚まし時計付きラジオや計算機、ビデオテープ、ゴルフボール、松ぼっくりの入った箱など、具体的な品物の名前が次々に挙がります。抽象的に「昔の物」とまとめるのではなく、一つひとつの品物を具体的な単語で説明する話し方は、思い出を語るときの英語表現の幅を広げるのに役立ちます。エイミーが理由を尋ねるたびに品物の由来を丁寧に説明するシェルドンの受け答えからは、具体的な名詞を積み重ねることで、抽象的な感情を語らずに済ませようとする話し方の癖も見えてきます。そして、少しずつでいいから始めればいいというエイミーの後押しに応じて、シェルドンがゴルフボール一つを手放す決意をするまでの流れは、大きな変化を一度に求めず、できる範囲の一歩を積み重ねていく英語の言い回しの参考にもなります。

キャラクター別|英語の特徴

ペニー|過去の物を手放せない理由を話す英語

ペニーはこの回、レナードたちの作業を手伝う場面と、二人の嘘を見抜く場面の両方で、遠慮のない率直な物言いを見せます。「How can you call yourself a scientist and run out of solder?」と手伝いながら軽くからかい、映画に出かけた二人の嘘に気づいたときも、すぐに問い詰めるのではなく黙って様子を見る側に回ります。相手を追い詰める前に一呼吸置く判断は、ペニーが場面ごとに使い分ける距離の取り方の一つです。作業を手伝うと申し出た場面では、断られると思っていた申し出をそのまま受け入れられて驚く様子もあり、軽い気持ちで発した一言が思わぬ形で返ってくるやり取りも、この回のペニーらしさです。

レナード|共同作業を進める実用英語

レナードはこの回、装置の組み立て作業を通して、無駄のない実務的な言葉を積み重ねます。「When was the last time you and I built something together?」とハワードとの共同作業を懐かしむ一言から始まり、部品の説明や手順の確認でも、感情を交えず必要な情報だけを伝える話し方が続きます。買い出しの寄り道で嘘をついたあとも、事実を淡々と積み上げて説明を組み立てようとする姿勢は、日頃の技術的な会話の延長線上にあるようにも見えます。友人に不在を悟られないようメッセージを送る場面でも、感情を込めずに事務的な言い回しを選んでおり、嘘をついているときでさえ落ち着いた話し方を最後まで崩さないところが、この回のレナードらしさです。

ハワード|技術作業を軽口で説明する英語

ハワードは技術的な作業の説明にも、必ずと言っていいほど軽口を挟みます。「What can I say, I play hard, I solder even harder.」という一言は、はんだ付け作業の大変さを冗談めかして語ったもので、深刻になりがちな話題を笑いに変える癖がよく表れています。買い出しの寄り道を提案したのもハワードで、真面目な作業の合間にも遊び心を持ち込もうとするところが、この回のハワードらしさです。友人を映画に誘えなかったことをわざとメッセージで伝え、相手を少し悔しがらせようとする場面もあり、悪意のないいたずら心で人間関係を楽しんでいる様子が随所に表れています。

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