「supplicant gesture」と「guilty conscience」で学ぶ、しぐさから本音を読む英語|『メンタリスト』S02E16で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「supplicant gesture」と「guilty conscience」で学ぶ、しぐさから本音を読む英語|『メンタリスト』S02E16で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ「ドラマdeエイゴ」へようこそ。

『メンタリスト』シーズン2第16話は、研究施設で起きた事件をめぐる回です。今回は、施設のセキュリティ管理について問い詰められる一幕から、「supplicant gesture」と「guilty conscience」という、しぐさの意味を言葉にする英語表現を読み解きます。

指摘とそれへの切り返しという、短い応酬の中の言い回しに注目しながら見ていきます。

目次

「supplicant gesture」と「guilty conscience」-しぐさの意味を言葉にする言い方

セキュリティ管理の不備が見つかった場面で、施設管理者は技術面の運用は外部委託だと弁明します。そのやり取りの最中、ジェーンは相手の手のひらが見えている仕草に着目します。

You’re showing us your palms. It’s a supplicant gesture, suggesting a guilty conscience.
(「手のひらを見せていますね。それは嘆願のジェスチャーで、やましさを示唆しています。」)

The Mentalist Season2 Episode16 (Code Red)

supplicant gesture は「嘆願するようなしぐさ」を指す言い回しです。supplicant はもともと「嘆願者」という意味の名詞で、gesture(しぐさ・身振り)と組み合わせることで、言葉ではなく体の動きが何かを訴えかけているという観察を表します。guilty conscience は「やましさ」「後ろめたさ」を意味する定番の言い回しで、suggest a guilty conscienceの形で「やましさを示唆している」というつながりになります。ここではあくまで劇中でジェーンが下す指摘として提示されており、しぐさひとつから相手の内面を言い当てる場面の緊張感が伝わってきます。

「not valid or relevant」と「I regret that’s your opinion」-指摘への防御的な返し方

指摘を受けた施設管理者は、その内容を退ける言葉で応じます。もう一人の捜査官とみられる人物も加わり、援護する一言を挟みます。

That, that’s not valid or relevant. I’m, I’m simply stating the facts. I have no idea why the security system doesn’t work.
(「それは……正当でも関係もない。私は、私はただ事実を述べているだけだ。なぜセキュリティシステムが機能しないのか、私にはわからない。」)

The man’s right. You’re not real convincing.
(「彼の言う通りだ。あなたの言い分はあまり説得力がない。」)

I regret that’s your opinion.
(「それがあなたの意見だとは、残念だ。」)

The Mentalist Season2 Episode16 (Code Red)

not valid or relevant は「正当でも関係もない」と、相手の指摘を根拠のないものとして退ける防御的な言い方です。validは「妥当な・根拠のある」、relevantは「関連性がある」という意味の形容詞で、この二語をnotとorで並べることで指摘そのものを一括して切り捨てるニュアンスになります。一方、I regret that’s your opinion は、直訳すれば「それがあなたの意見だとは残念だ」ですが、実際には反論を丁寧に受け流す、やや冷ややかな言い回しとして機能します。感情的に言い返すのではなく、相手の見解として突き放す形を取ることで、正面から衝突せずに応じる姿勢がうかがえます。

まとめ|指摘と切り返しに見える短い応酬の英語

supplicant gestureとguilty conscienceはしぐさの意味を言葉にする言い方で、not valid or relevantとI regret that’s your opinionは、その指摘をかわす防御的な切り返しです。指摘する側とかわす側、それぞれの言葉選びから、短いやり取りの中の駆け引きが見えてきます。

尋問の場面での駆け引きは、こうした短い言い回しの積み重ねから見えてきます。

同じエピソードのフレーズ記事やエピソードまとめと合わせて読むと、事件をめぐる英語表現がより深く理解できます。

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