『BONES』S12E04 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『BONES』シーズン12 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
BONES
Season 12 Episode 4

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『BONES -骨は語る-』シーズン12第4話では、疎遠になっていた相手への自責と埋め合わせの言葉が、ブースの戦友との再会と、オーブリーの失踪中の父親をめぐる話という別々の物語の中で、同じ語彙を通して響き合います。二つの物語を結ぶ言葉に注目していきます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『BONES -骨は語る-』シーズン12第4話は、ロック・クリーク公園で遺体が発見されるところから始まります。ひどい拷問の痕を残す被害者は、ブースの旧友で元従軍牧師のアルド・クレメンスだと判明します。ブースの古い戦友たちとの再会や、オーブリーが失踪中の父親と向き合う様子が並行して描かれる中、事件の裏には思いがけず深い因縁が潜んでいることが少しずつ見えてきます。結末には触れませんが、『BONES -骨は語る-』S12E04は、二つの父子・戦友関係をめぐる後悔の言葉が、離れた場所で似た形を取っていく回として味わえます。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. tell someone off

〜を叱りつける、こっぴどく言うこと。

Declan: Jeez, Mom, that’s how you tell someone off?
(「うわ、ママ、それが人を叱りつけるってやつ?」)

場所取りをめぐって強い口調で相手を追い払おうとする母親を、息子デクランがたしなめる場面。that’s how you…という聞き返し方に、母親の勢いに半ば呆れながらも軽く突っ込む親子の距離感が表れている。

2. fall through the cracks

制度の隙間からこぼれ落ちる、見過ごされること。

(話者要確認): There are holes on what’s left of the shoes. It seems like this guy has fallen through the cracks.
(「靴の残った部分に穴が空いている。この人は、制度の隙間からこぼれ落ちてしまったようだ。」)

身元不明の遺体の身なりから、社会的な支援を受けられずにいた人物だったことがうかがえる場面。crackという小さな隙間を表す語を使うことで、見過ごされた経緯を具体的な物のイメージに結びつけている。

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3. let oneself off the hook

自分を許す、責任を免れること。

Booth: I’m not gonna let myself off the hook on this one.
(「今回ばかりは、自分を許すつもりはない。」)

しばらく連絡を取っていなかった旧友の死を知り、ブースが自責の念を口にする場面。let oneself offという言い方には、責任を外す・外さないという判断を自分自身に対して行うという構図がそのまま表れている。

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4. turn someone in

〜を(警察などに)突き出す、密告すること。

Aubrey: And I already turned him in once, so it’ll be even easier the second time.
(「一度、突き出したことがあるんだ。二度目はもっと簡単なはずさ。」)

失踪中の父親に対する複雑な思いを抱えるオーブリーが、以前の経緯を語る場面。alreadyとonceを重ねることで、一度は乗り越えたはずの決断を、あえて自分に言い聞かせるような口ぶりになっている。

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5. slip up

しくじる、ミスをすること。

Booth: He has to have slipped up somewhere, otherwise he wouldn’t be in the database.
(「どこかでしくじったはずだ。そうでなければ、データベースに載っているわけがない。」)

慎重な麻薬密売人がなぜ捜査線上に浮かんだのかを、ブースが推測する場面。otherwiseに続く仮定の言い方が、結果から逆算して原因を推測する捜査の思考をそのまま言葉にしている。

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6. in no time

あっという間に。

(話者要確認): You call your lawyer and he’ll get you out in no time.
(「弁護士を呼べばいい。あっという間に出してくれるだろうさ。」)

取り調べ中の容疑者に対し、弁護士を呼ぶ意味がないことを皮肉る場面。in no timeという本来は好意的にも使える表現を、皮肉の効いた文脈で使うことで、逆に効果がないことを強調する言い方になっている。

7. make up for

埋め合わせをすること。

Booth: I can’t make up for not being around, but I’m here now.
(「そばにいなかった分を埋め合わせることはできない。でも、今はここにいる。」)

かつての戦友たちに対し、ブースが自身の不在を悔いながら語りかける場面。can’tで一度不可能だと認めたうえでbut I’m here nowと続ける構文が、過去は変えられなくても今はできるという区切り方を作っている。

8. next to nothing

ほとんど何もない、無いに等しいこと。

Aubrey: That explains why we have next to nothing to work with.
(「だから、手がかりがほとんどないんだ。」)

計画的な犯人が証拠をほとんど残していないことに、オーブリーが困惑する場面。next toという「ほぼ〜に近い」を表す言い方が、完全なゼロではないというわずかな余地を残しながらも、実質的な手詰まりを伝えている。

9. the road less traveled

人があまり通らない道。

Booth: We know that he takes the road less traveled, Aubrey. We find that road, we find him.
(「奴が人の通らない道を選ぶことは分かっている。オーブリー、その道を見つければ、奴を見つけられる。」)

計画的に動く犯人の逃走ルートを推理し、オーブリーに方針を示す場面。the roadという語を繰り返すことで、比喩としての「道」と捜査対象としての実際の道を同じ言葉の中で重ねている。

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10. cut and dry

単純明快な、はっきりしていること。

Aubrey: It’s not as cut and dry as I thought it was gonna be.
(「思っていたほど、単純にはいかないみたいだ。」)

失踪中の父親をめぐる状況が、思っていたほど単純ではないことをオーブリーが打ち明ける場面。not as…as I thoughtという構文が、当初の見通しと現実の間にできたずれをそのまま言葉にしている。

このエピソードの英語学習ポイント

ブースは、疎遠だった旧友の死を前にI’m not gonna let myself off the hook on this one.と口にします。責任を「外す・外さない」という判断を自分自身に対して下すこの言い方には、連絡を絶っていた時間への後悔が凝縮されています。同じ後悔は、戦友たちへの語りかけの中でI can’t make up for not being around, but I’m here now.という形にもなります。can’tでいったん不可能だと認めたうえで、but以降で今できることに切り替える構文は、過去は変えられなくても現在の行動は選べるという区切り方です。

離れた場所では、オーブリーが自分の父親について似た構造の言葉を口にしています。And I already turned him in once, so it’ll be even easier the second time.という発言には、一度は下した決断を、二度目はより簡単なはずだと自分に言い聞かせる響きがあります。そして捜査が進むにつれて、It’s not as cut and dry as I thought it was gonna be.と、当初の見通しの甘さを認めることになります。ブースが過去の不在を埋め合わせようとする言葉と、オーブリーが決断の重さを再確認する言葉、両者は別々の人間関係について語っていながら、後悔から行動へ向かうという同じ流れをたどっています。同じ埋め合わせという主題でも、ブースの場合は仲間との関係修復という形を取り、オーブリーの場合は肉親との距離の取り方という形を取っており、対象が変わっても言葉の型だけが引き継がれていく様子が、この一往復からも読み取れます。

この二つの物語の対比を挟むように、ブレナンの言葉は終始、感情語を伴わない事実の提示に徹しています。It suggests Aldo’s drugs came from a high-end dealer.やThey appear to be both peri and antemortem. Did you run an immunohistochemical test?のように、証拠から導かれる情報をそのまま差し出す話し方は、ブースやオーブリーの内省的な言葉とは対照的です。感情を言葉にするのではなく、調べられることを調べて伝えるという形で場を支えるあり方も、この回における一つの向き合い方だと言えます。感情を言葉にせず事実だけを差し出すブレナンの話し方は、この二つの物語の情緒的な語りを静かに支える背景としても働いており、対照的な三つの向き合い方が同じ捜査の場に同居している構図を、この回全体に見て取れます。

音声で聞くときは、let myself off the hookやmake up forのような「自分に向けた言葉」と、cut and dryやnext to nothingのような「状況を評価する言葉」がどの場面でどちらの人物から出てくるかに注目してください。誰が自分自身に言葉を向け、誰が状況に言葉を向けているかを追うと、この回に流れる二つの物語のリズムがより立体的に見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

ブース|過去の不在を今の行動で区切る

旧友の死を知らされたブースは、感情を抑えながらも、責任の所在をはっきり自分に引き寄せます。

Booth: I’m not gonna let myself off the hook on this one.
(「今回ばかりは、自分を許すつもりはない。」)

let oneself offという言い方には、責任を外すかどうかを自分自身に対して判定するという構図が表れています。この自責は、戦友たちへの語りかけの場面で、行動への区切りに変わります。

Booth: I can’t make up for not being around, but I’m here now.
(「そばにいなかった分を埋め合わせることはできない。でも、今はここにいる。」)

can’tで過去の不可能を認めたうえでbut I’m here nowと続ける構文は、後悔にとどまらず、今この瞬間にできることへ話を進める言い方です。捜査の場面でも、同じ「今できることに集中する」姿勢がWe know that he takes the road less traveled, Aubrey. We find that road, we find him.という具体的な指示に表れています。

オーブリー|個人的な決断を仕事の言葉で確認し直す

失踪中の父親についてのやり取りで、オーブリーは自分がすでに下した決断を、あえて言葉にして確かめ直します。

Aubrey: And I already turned him in once, so it’ll be even easier the second time.
(「一度、突き出したことがあるんだ。二度目はもっと簡単なはずさ。」)

alreadyとonceを重ねる言い方には、一度は乗り越えたはずの決断を自分に言い聞かせる響きがあります。捜査が進むにつれて、この確信は揺らぎを見せます。

Aubrey: It’s not as cut and dry as I thought it was gonna be.
(「思っていたほど、単純にはいかないみたいだ。」)

not as…as I thoughtという構文が、当初の見通しと現実とのずれを率直に認める言い方になっています。捜査の手がかりについても、That explains why we have next to nothing to work with.と、事実を淡々と述べる調子は変わらず、個人的な事情と仕事上の判断の両方に同じ実務的な言葉づかいが貫かれています。

ブレナン|感情語を介さず事実で場を支える

戦友の死という個人的な重みを帯びた事件でも、ブレナンの言葉づかいはいつもと変わりません。遺体から検出された薬物の由来を問われると、感情を交えず分析結果だけを差し出します。

Brennan: It suggests Aldo’s drugs came from a high-end dealer.
(「アルドの薬物は、高級な売人から来たことを示唆しているわ。」)

suggestsという控えめな動詞を使いながらも、示す内容そのものは具体的です。傷の状態を確認する場面でも、この姿勢は変わりません。

Brennan: They appear to be both peri and antemortem. Did you run an immunohistochemical test?
(「これは生前と死亡前後の両方に見えるわ。免疫組織化学検査は行った?」)

appear to beという慎重な言い回しのすぐあとに、次に取るべき検査を尋ねる実務的な問いが続きます。事件が個人的な重みを帯びるこの回でも、ブレナンの言葉は終始、調べられることを調べるという一点に絞られており、それ自体が感情に流されない支え方になっています。

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