「Welcome to Roark Instruments, where the future happens first.」に見る、面接から入社初日までの決まり文句|『CHUCK』S02E19で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 「Welcome to Roark Instruments, where the future happens first.」に見る、面接から入社初日までの決まり文句|『CHUCK』S02E19で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『CHUCK』シーズン2 第19話に登場する、面接から入社初日までの一連のやり取りに表れる決まり文句です。潜入捜査のために志望企業の面接を受けるチャックが、その場で採用され、ロビーやエレベーターを案内されて回るまでの流れが描かれています。

出迎えの挨拶や面接の定番質問への答え方、その場で内定を告げる一言まで、順番に見ていきます。

目次

出迎えの挨拶と、面接の定番質問への答え方

チャックは潜入のため、ロークインスツルメンツ(Roark Instruments)の面接を受けにやって来ます。応対したのは採用担当のドリューです。

Drew: You must be Chuck. I’m Drew. Welcome to Roark Instruments, where the future happens first.
(あなたがチャックですね。僕はドリューです。ロークインスツルメンツへようこそ、未来はここから始まります。)

CHUCK Season2 Episode19 (Chuck Versus the Dream Job)

where the future happens first は会社のキャッチコピーで、それを出迎えの挨拶にそのまま織り込んでいるのが特徴です。名乗りと歓迎の言葉に企業のスローガンを添えることで、初対面の相手に会社らしさを印象づける言い方になっています。

面接が進むと、チャックは定番の質問に答える場面を迎えます。

Chuck: I would say probably my greatest weakness is how little I pushed myself since college. I’ve been trapped in a job, a life that I don’t really want, but don’t really see a way out. Being here’s a good start.
(僕の一番の弱みは、大学を出てから自分をあまり追い込んでこなかったことだと思います。望んでいない仕事や生活に閉じ込められていながら、抜け出す道が見えずにいました。ここに来られたことは、そのいい第一歩だと思っています。)

CHUCK Season2 Episode19 (Chuck Versus the Dream Job)

my greatest weakness is は、面接の定番質問「あなたの弱みは?」への切り出し方です。弱みをそのまま述べるのではなく、それをどう乗り越えようとしているかまで続けて語る構成になっており、模範的な受け答えの型が見えてきます。

その場で内定を出す言い方と、入社初日の迎え方

やり取りを聞いたドリューは、その場でチャックに内定を告げます。

Drew: Well, clearly, you’re qualified. And it doesn’t hurt that you’re a fellow Stanford alum. I’d love for you to take the job.
(まあ、あなたの実力は十分ですし、同じスタンフォード出身というのも悪くない材料です。この仕事、あなたに任せたいと思っています。)

CHUCK Season2 Episode19 (Chuck Versus the Dream Job)

it doesn’t hurt that は「〜であっても損はない」というニュアンスの言い方で、本題(実力)に加えて母校つながりという副次的な好材料をやんわり付け加える際に使われています。I’d love for you to take the job は内定を告げる一言で、事務的な通知ではなく個人的な希望として伝えているところに温かみがあります。

劇中の設定は放送当時(2009年)のシリコンバレー系企業を舞台にした演出であり、即日での内定や母校つながりでの評価がどの企業にも当てはまる採用慣行というわけではありません。あくまでドラマの中の一場面として捉えるのがよさそうです。

社内を案内されたチャックは、最後に迎えの言葉をかけられます。

Drew: Welcome to the team. Happy to have you aboard.
(チームへようこそ。仲間になってくれて嬉しいです。)

CHUCK Season2 Episode19 (Chuck Versus the Dream Job)

Happy to have you aboard は新人を船に迎え入れるイメージの表現で、入社初日の締めくくりの挨拶として定着した言い回しです。乗り物に乗り込む比喩を使うことで、これから一緒に進んでいくという歓迎の気持ちが伝わってきます。

まとめ|面接から入社初日までの決まり文句

出迎えの挨拶にキャッチコピーを添える言い方から、弱みへの答え方、内定を告げる一言、新人を迎える締めの挨拶まで見てきました。場面ごとの型を知っておくと、似た場面での言葉選びの参考になりそうです。

次回も『CHUCK』の会話とともに、英語表現の型を見ていきましょう。

同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

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