『ホワイトカラー』S01E05 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン1 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 1 Episode 5

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン1第5話は、絵画泥棒の捜査を通じて、ピーターという人物の話し方に思いがけない逆転が表れる回です。高利貸しの脅し文句を部下に説明する場面では、ピーターは危険な内容を一切ぼかさず率直に言い切ります。ところが自宅で妻のエリザベスに軽い質問をされた途端、その率直さは影をひそめ、言葉を濁す側に回ります。危険な相手には率直に、身近な相手にはあいまいに、というピーターの言葉の使い分けが、この回の会話には随所に表れています。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ホワイトカラー』シーズン1第5話では、数百万ドル相当の絵画が個人宅から盗まれ、ピーターとニールの捜査が始まる。被害者宅のおじが事情聴取にすぐさま弁護士を立てたことで、その動きに不審な影が差す一方、絵の買い手を探して画廊に出入りする謎の男の存在も浮かび上がってくる。捜査の合間、ニールに新しい女性が近づいていることを知ったエリザベスは、それとなくピーターに後押しを頼み、家庭では軽妙なやり取りも続く。ニールは行方の分からないケイトの手がかりを追いながら、絵をめぐる駆け引きに巻き込まれていく。『ホワイトカラー』S01E05のあらすじを追うときは、ピーターが職務先でどれだけ率直で、家庭でどれだけ言葉を濁しているかを見比べると、この回らしい対比が浮かび上がる。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. get credit for

~の功績を認められる、~の評価を得るという意味です。

Neal: You don’t get enough credit for your deductive skills.
(君の推理力はもっと評価されるべきだな。)

絵の題名から名前どおりの絵柄を言い当てただけのピーターに対し、ニールが皮肉交じりに持ち上げる場面です。don’t get enough creditと、本来なら大した推理でもないのに大げさに持ち上げる言い方を選ぶところに、当たり前の推理を茶化すニールらしい皮肉が表れています。

2. lawyer up

弁護士を立てる、弁護士を呼ぶという意味です。

Peter: I’ve never seen a guy lawyer up that fast.
(あんなに早く弁護士を立てた奴は見たことがない。)

被害者のおじがすぐさま弁護士を立てたことに、ピーターがあきれ気味に反応する場面です。never seen ~ that fastと経験に照らして率直に驚きを口にする言い方に、疑わしい相手への警戒を隠さないピーターの態度が表れています。

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3. get behind on

(支払いなどが)滞る、遅れるという意味です。

Peter: Get behind on your payment, he’ll firebomb your office.
(支払いが滞れば、事務所を焼き討ちされるぞ。)

高利貸しのドーセットに支払いが遅れると事務所を焼き討ちされると、ピーターがその危険な手口をニールに説明する場面です。Get behind on your payment, he’ll ~と、条件と結果を短く言い切る構文に、物騒な内容でも言葉を選ばずそのまま伝えるピーターの率直さが表れています。

4. keep a low profile

目立たないようにする、大人しくしているという意味です。

Dorsett: I told you to keep a low profile.
(目立つなと言ったはずだ。)

絵を街中で見せびらかして目を付けられたと、黒幕のドーセットが手下を叱りつける場面です。I told you to ~と過去の指示を持ち出して詰め寄る言い方に、部下の失態を許さない支配的な物言いが表れています。

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5. fall for

~に本気になる、~に惚れ込むという意味です。

Elizabeth: Honey, if he would fall for the new girl, he might actually stop chasing Kate.
(ねえ、彼が新しい女性に本気になれば、ケイトを追うのをやめるかもしれないわよ。)

新しく現れた女性にニールが本気になれば、ケイトを追うのをやめるかもしれないと、エリザベスがピーターに持ちかける場面です。fall forという恋愛表現を、人間関係を動かすための手段として率直に持ち出すところに、遠回しに装わないエリザベスの発想が表れています。

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6. settle down

身を固める、落ち着くという意味です。

Neal: Meet a nice girl, maybe settle down.
(いい人と出会って、身を固めるのもいいかもな。)

いい相手と出会って身を固めればどうかとからかわれ、ニールが軽口混じりに言い返す場面です。maybe settle downと、真剣に取り合わず軽く受け流す言い方に、からかわれても崩れないニールの余裕が表れています。

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7. call in reinforcements

応援を呼ぶ、増援を要請するという意味です。

Peter: The second we find out if Dorsett is staying here, we leave, and we call in reinforcements.
(ドーセットがここに滞在していると分かり次第、俺たちは引き上げて応援を呼ぶ。)

ホテルの部屋に潜入したまま張り込みを続けることを渋々認めつつ、ドーセットの居所が分かり次第すぐに応援を呼ぶと条件を付けるピーターの場面です。The second we find out ~, we ~と条件を明確に区切る言い方に、危険な状況でも段取りを崩さないピーターの姿勢が表れています。

8. plead the fifth

(不利な質問に対し)答えを差し控える、黙秘するという意味です。

Peter: I got to plead the fifth on this one.
(この件については黙秘させてもらうよ。)

潜入先で出会った女性が可愛かったかとエリザベスに聞かれ、ピーターが答えをはぐらかす場面です。plead the fifthという法廷用語を家庭の軽い質問にそのまま持ち込むところに、危険な話には率直だったピーターが、妻の一言には言葉を選んで守りに入る様子が表れています。

9. out of bounds

許容範囲外、手を出してはいけないという意味です。

Dorsett: Brigitte was out of bounds, yet you involved her.
(ブリジットは手を出してはいけない相手だったのに、お前が巻き込んだ。)

巻き込んではいけない相手を巻き込んだと、ドーセットがニールを非難する場面です。yet you involved herと責任の所在を名指しではっきりさせる言い方に、駆け引きの最中でも遠回しにしないドーセットの高圧的な物言いが表れています。

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10. have no impulse control

衝動を抑えられない、我慢がきかないという意味です。

Mozzie: You know you have absolutely no impulse control.
(お前はまったく衝動を抑えられない男だな。)

独断で絵を持ち出したニールの衝動的な行動を、贋作作りを手伝いながらモジーが呆れ気味に評する場面です。absolutely no impulse controlと、感情を挟まず淡々と言い切る言い方に、ニールの無鉄砲さをいつものこととして受け止めているモジーの様子が表れています。

このエピソードの英語学習ポイント

ピーターの言葉を追うと、話す相手によって率直さの向きが逆転していく様子が見えてきます。高利貸しの危険な手口をニールに説明する場面では、Get behind on your payment, he’ll firebomb your office.と、物騒な内容を一切ぼかさずに言い切ります。張り込みを続ける場面でも、The second we find out if Dorsett is staying here, we leave, and we call in reinforcements.と、危険な状況の段取りを明確な条件文で伝えており、相手が危険であるほど言葉が整理されて率直になる傾向があります。

ところが自宅でエリザベスにその日会った女性が可愛かったかと聞かれると、I got to plead the fifth on this one.と、法廷で使うような堅い言い回しを持ち出してはぐらかします。plead the fifthという言葉そのものが、答えたくない質問から身を守るための表現であることを考えると、ピーターは危険な相手には正面から向き合いながら、身近な妻の軽い質問には守りの姿勢を取っていることになります。この逆転は、率直さが危険の大きさに比例するのではなく、相手との距離の近さによって向きを変えるものだと教えてくれます。

一方でエリザベスは、Honey, if he would fall for the new girl, he might actually stop chasing Kate.と、人間関係を操作しようとする狙いそのものを隠さずに口にしており、家庭内でも率直さを崩しません。この回を見るときは、同じ「率直さ」という物差しが、危険な相手を前にしたときと、身近な相手を前にしたときとでどちらに傾くかを、話者ごとに聞き比べてみると発見があります。

キャラクター別|英語の特徴

ピーター|危険な相手には率直で、妻には言葉を濁す英語

今回のピーターは、危険が絡む場面ほど率直に、身近な相手には言葉を濁すという逆転した話し方を見せます。台本では、ピーターの発話としてGet behind on your payment, he’ll firebomb your office.が確認できます。物騒な内容を条件節ひとつで簡潔に説明するこの言い方には、危険を前にしても言葉を飾らないピーターの実直さが表れています。同じ調子はThe second we find out if Dorsett is staying here, we leave, and we call in reinforcements.にも表れており、危険な状況の段取りを明確な条件文で組み立てる話し方が一貫しています。

ところが家庭でエリザベスに軽い質問をされると、I got to plead the fifth on this one.と、法廷用語を持ち出してはぐらかします。危険な相手には言葉を惜しまないピーターが、妻の一言には防御の言葉を選ぶところに、この人物の率直さが相手の危険度ではなく距離の近さで向きを変えることが表れています。

エリザベス|狙いを隠さず、率直に人を動かす英語

エリザベスは、Well, if Neal’s interested, you should encourage it.と、ニールの恋愛を後押しするようピーターに持ちかける場面から、遠回しに匂わせるのではなく狙いをそのまま言葉にする話し方を見せます。台本では、エリザベスの発話としてHoney, if he would fall for the new girl, he might actually stop chasing Kate.も確認できます。fall forという恋愛の表現を、ケイトへの執着を断ち切らせるための手段として率直に持ち出すところに、人間関係を動かす狙いを隠さないエリザベスらしい率直さが表れています。

この率直さは、危険な相手を前にしたときだけ言葉を整理するピーターとは異なり、家庭という身近な場でも変わりません。エリザベスの話し方を基準に置くと、ピーターの言葉の濁し方が、場面の危険度ではなく相手との距離によるものだとより際立って見えてきます。

ニール|場面を選ばず崩れない軽妙な英語

ニールは、家庭に近い軽いやり取りでも、命の危険が絡む対決でも、同じ調子の話し方を崩しません。からかわれた場面ではMeet a nice girl, maybe settle down.と軽く受け流し、台本ではドーセットに脅されブリジットを盾に取られかけた場面でも、ニールの発話としてYou leave her out of this.という短く率直な一言が確認できます。前者は自分自身の軽口、後者は他人を守る場面という違いはあるものの、どちらも飾らず短く言い切る構文が共通しています。

危険度が大きく変わっても言葉の構えを変えないニールの話し方は、危険な相手には率直に、身近な相手には言葉を濁すというピーターの使い分けとは対照的です。この回を見るときは、ニールの発話の長さと構文が、場面の緊張度によってどれだけ変わらないかに注目すると、ピーターとの違いがより分かりやすくなります。

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