育児で疲れ切った相手をいたわるときの英語|『ビッグバン★セオリー』S10E12で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 育児で疲れ切った相手をいたわるときの英語|『ビッグバン★セオリー』S10E12で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン10 第12話から、育児で疲れ切った相手をいたわるときの英語を取り上げます。赤ちゃんを連れて集まりにやって来たハワードとバーナデットに、仲間たちがそれぞれ声をかけ、回想の場面では夫婦どうしもねぎらいの言葉を交わします。

疲れを察する、手を貸す、努力をねぎらう。いたわりの言葉を3つの段階に分けて、場面に沿って見ていきます。

目次

疲れを察する「you must be exhausted」と手を貸す申し出

ハワードとバーナデットが赤ちゃんを連れて、レナードとペニーの部屋に到着します。眠っている赤ちゃんを寝かせてよいかハワードが尋ね、ペニーが了承すると、エイミーが声をかけます。

Amy: Do you need help?
(手伝いましょうか?)

Howard: No. I got it.
(いや。大丈夫だ。)

TBBT Season10 Episode12

Do you need help? は、手がふさがっている相手へのごく短い申し出です。断る側の I got it. は「自分でできる」という意味で、相手の厚意を受け止めつつ軽く辞退できる返し方になっています。

申し出の言い方は、ほかに Can I help? や Let me help. などもあります。Do you need help? は相手に必要かどうかを尋ねる形なので、断られても気まずくなりにくいのが特徴です。何を手伝うかを足したいときは、後で出てくる help ~ing の形で具体的にできます。

場面が進み、赤ちゃんが泣きやまなかった話が出たあとで、ペニーが2人にこう声をかけます。

Penny: You poor things you must be exhausted.
(2人ともかわいそうに、くたくたでしょ。)

Howard: It has been hard to sleep with all the crying.
(泣き声がひどくて、ずっと眠るのも大変だったんだ。)

TBBT Season10 Episode12

You poor things は「かわいそうに」と相手を気の毒がる呼びかけで、things と複数形になっているのは2人に向けた言葉だからです。続く you must be exhausted の must は「〜に違いない」という推量で、相手が口にする前に疲れを察して言葉にしています。

ハワードの返しにある It has been hard to ~ は現在完了で、赤ちゃんが来てから今まで続いている大変さを表しています。with all the crying の with は「〜のせいで」と原因を添える使い方です。1人に言うなら You poor thing. と単数形にすれば、同じ形でそのまま使えます。

「Good job」と「I’m proud of you」で努力をねぎらう

同じ集まりの別の場面では、シェルドンがインターネットで読んだ内容をもとに、新米の母親には「よくやっている」と伝えるのがよいとして、バーナデットにそのまま声をかけます。

Bernadette: Thank you, Sheldon, I’m feeling better now.
(ありがとう、シェルドン。少し気分が良くなったわ。)

TBBT Season10 Episode12

I’m feeling better now. は、励ましを受けて気持ちが軽くなったことを伝える返しです。ねぎらう言葉には、受け取る側の短い返しもセットで覚えておくと会話が途切れません。

続いて描かれる回想では、赤ちゃんをようやく寝かしつけたバーナデットが、ベビーベッドの中に入ったままになっています。ハワードは Do you need help getting out? と出るのを手伝おうかと申し出ますが、バーナデットは It’s fine. と答えます。その後のやり取りがこちらです。

Howard: Is it okay if I get some sleep?
(俺、少し寝てもいいかな?)

Bernadette: Yeah, go ahead.
(ええ、どうぞ。)

Howard: Good job, Mommy. I’m proud of you.
(よくやったな、ママ。誇りに思うよ。)

Bernadette: Don’t make me cry, either.
(泣かせるのもやめて。)

TBBT Season10 Episode12

Is it okay if I ~? は、自分が休む許可を相手に確認する言い方で、go ahead は「どうぞ」と快く送り出す返事です。そのうえでハワードは Good job. と結果をねぎらい、I’m proud of you. で相手そのものを認めています。Mommy は赤ちゃんの母親になった妻への呼びかけです。I’m proud of you. は親子の間だけでなく、パートナーや友人どうしでも使われる言い方です。

バーナデットの返事にある either は、少し前に彼女が言った Don’t make me laugh.(笑わせないで)を受けて「〜もやめて」と続ける働きをしています。笑いの次は涙、という流れから、ハワードの言葉がまっすぐ届いた様子が伝わってきます。

まとめ|察する・手を貸す・ねぎらう

you must be exhaustedで疲れを察し、Do you need help?で手を貸し、Good job. I’m proud of you.で努力をねぎらう。受ける側のI got it.やI’m feeling better now.も含めて押さえると、疲れている人にかける言葉の幅が広がります。

赤ちゃんを迎えた2人を囲むやり取りからは、『ビッグバン★セオリー』の仲間たちの温かさが伝わってきます。

同じ回のほかのコラムやフレーズ記事でも、この集まりの英語を別の角度から扱っています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次