「I’m saying that I like adventure, but not every minute of every day.」に見る、好きなことでも限度を正直に伝える言い方|『モダンファミリー』S01E23で学ぶ英会話

『Modern Family』コラム: 「I'm saying that I like adventure, but not every minute of every day.」に見る、好きなことでも限度を正直に伝える言い方|『モダンファミリー』S01E23で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『モダンファミリー』シーズン1第23話は、家族そろってのハワイ旅行が舞台です。ラベンダー農場に出かけようとするパートナーに対し、キャメロンが行きたくない本音を打ち明ける場面が描かれます。

今回はこの場面から、以前の自分の発言を自ら訂正して本音を明かす言い方と、好きなことでも程度に限度があると正直に伝える言い方、遠回しにせず端的に断る言い方を見ていきます。

目次

以前の自分の発言を自ら訂正して本音を明かす言い方

出発の合図をするミッチェルに、キャメロンが切り出します。

Mitchell: Okay.
(よし。)

Cameron: I can’t.
(無理だ。)

Mitchell: What?
(え?)

Cameron: I don’t want to go.
(行きたくないんだ。)

Cameron: I know I said I’m not a stay-by-the-pool type of guy, but I really am, Mitchell.
(プールサイドでじっとしているタイプじゃないって前に言ったのは知ってるけど、実はそうなんだ、ミッチェル。)

Modern Family Season1 Episode23 (Hawaii)

I don’t want to go. は、遠回しな言い訳を重ねず端的に断る言い方です。キャメロンはまずこの一言で気持ちをはっきり示したうえで、理由の説明に移っています。

続く I know I said X, but I really am Y. も見どころです。I know I said I’m not a stay-by-the-pool type of guy(プールサイドでじっとしているタイプじゃないって前に言った)と、以前の自分の発言をまず認めてから、but I really am(実はそうなんだ)と本音を明かしています。以前の発言をなかったことにするのではなく、いったん認めたうえで訂正する順番が、言い訳がましく聞こえない工夫になっていると読み取れます。

  • A: I know I said I’m not much of a shopper, but I really am.
    (買い物好きじゃないって前に言ったのは知ってるけど、実はそうなんだ。)
  • B: Since when?
    (いつから?)
  • A: Since I found this outlet mall.
    (このアウトレットモールを見つけてからだよ。)

I know I said X, but I really am Y. の形は、以前の自分の発言と食い違う本音を打ち明けるときに、相手の反発を和らげながら切り出せる言い方として応用できます。この場面のキャメロンは、自分が冒険好きを装っていたことをはっきり否定するのではなく、いったん過去の発言を認めたうえで訂正しており、相手を責めるのではなく自分の側の事情として丁寧に説明している点も参考になります。

好きなことでも程度に限度があると正直に伝える言い方

「何が言いたいんだ?」とミッチェルに尋ねられ、キャメロンが続けます。

Mitchell: What are you saying?
(何が言いたいんだ?)

Cameron: I’m saying that I like adventure, but not every minute of every day.
(冒険は好きだけど、四六時中となると話は別だって言いたいんだ。)

Cameron: Can you just go by yourself?
(一人で行ってきてくれない?)

Modern Family Season1 Episode23 (Hawaii)

I’m saying that ~, but not every minute of every day. は、好意そのものは否定せずに、程度や頻度には限度があると伝える言い方です。冒険が嫌いだとは言わず、not every minute of every day(四六時中ではない)と強調することで、好きなことの範囲を正直に線引きしています。

この一言の面白いところは、好きか嫌いかの二択ではなく「好きだけど、いつもではない」という中間の本音を伝えている点です。好意を全否定すると相手を傷つけかねない場面でも、範囲を限定する言い方なら角が立ちにくいと言えます。冒険そのものへの好意は保ちながら、その日その時だけは付き合えないという限定の仕方が、二人の関係を壊さずに本音を伝える工夫になっています。

  • A: I like hosting parties, but not every minute of every day.
    (パーティーを開くのは好きだけど、四六時中となると話は別だよ。)
  • B: So once a month is your limit?
    (じゃあ月1回が限度ってこと?)

~, but not every minute of every day. の形は、趣味や付き合いの誘いを断るときにも、相手の好意自体は否定せずに限度だけを伝える言い方として使い回せます。キャメロンが最後に添える Can you just go by yourself?(一人で行ってきてくれない?)という一言も、無理に付き合わせずに相手を送り出す率直な頼み方として参考になります。相手を止めるのではなく、自分は抜けたうえで相手の予定はそのまま尊重する頼み方だと言えるでしょう。

まとめ|好きなことでも本音の限度を伝える言い方

I know I said X, but I really am Y. で以前の発言を自ら訂正し、I’m saying that ~, but not every minute of every day. で好きなことの範囲を正直に線引きする。どちらも、相手との関係を保ちながら本音を伝える言い方として日常の会話にも応用できます。

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