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『メンタリスト』シーズン6第10話には、職場で顔を合わせた相手に、自分の名前や仕事、呼び名を伝える場面が出てきます。短いやりとりの中に、名乗りの順序や、相手を迎える一言が入っています。
名前に肩書きを足す名乗り方、輪に加わるよう促す一言、呼び名を告げる形と、場面ごとの言い方を順に見ていきます。どれも短い台詞なので、形をひとつずつ確かめられます。
「junior I.T. analyst」名前に肩書きと仕事内容を足していく名乗り方
最初の場面では、名前をたずねる質問と、その答えが続きます。
— Who are you?
(誰?)
— Jason Wylie. Uh, junior I.T. analyst. I work in I.T.
(ジェイソン・ワイリー。えっと、ジュニアIT分析担当。IT関連の仕事をしてます。)
— Analyzing stuff.
(あれこれ分析。)
— Okay.
(ああ、そう。)
— What do you want, Jason?
(何の用、ジェイソン?)
The Mentalist Season6 Episode10 (Green Thumb)
「Who are you?」への答えは、名前、肩書き、仕事の分野の順に少しずつ足されています。junior は「年次の浅い」「下位の」といった意味で、analyst(分析担当)の前に置くと、役職の位置づけが伝わります。
続く I work in I.T. は、work in ~ で「〜の分野・部署で働く」を表す形です。I.T. は information technology の略で、in のあとに分野を置く点は、work in sales のような言い方と同じ構造です。
続く Analyzing stuff. は、主語と動詞を省いた短い言い方です。stuff は「もの・こと」を漠然とまとめる語で、何を分析するのかはぼかされています。
続く Okay. は、了解を示す一言です。そのあとの What do you want, Jason? は、文末に名前を添えた呼びかけで、名乗られた名前をそのまま使って話を進めています。
| 順序 | 台詞 | 伝える内容 |
|---|---|---|
| 1 | Jason Wylie. | 名前 |
| 2 | junior I.T. analyst | 肩書き |
| 3 | I work in I.T. | 仕事の分野 |
名前のあとに情報を足していく順序は、相手が立場をつかみやすい並びと言えます。短い台詞でも、何を先に言い、何を後に添えるかで、名乗りの印象が変わります。
「Feel free to join us」輪に加わるよう促す一言
少しあとのやりとりにも、名前と肩書きが出てきます。ここでは名乗るのではなく、第三者の名前を挙げる形です。
— Who found this?
(これを見つけたのは誰?)
— Analyst Wylie. On his own time.
(ワイリー分析官です。自分の時間を使って。)
— Who is Analyst Wylie?
(ワイリー分析官って誰?)
— Right there.
(そこにいます。)
— Feel free to join us.
(遠慮なく加わって。)
The Mentalist Season6 Episode10 (Green Thumb)
最初の Who found this? は、何かを見つけた人をたずねる質問です。答えの Analyst Wylie. は、Analyst という肩書きに名字を添えた呼び方になっています。冒頭の名乗りで analyst と言っていた肩書きが、ここでは呼び名の一部として使われています。
On his own time. は、「自分の時間に」という意味です。仕事として割り当てられた時間とは別の時間を指す言い方で、見つけた経緯を一言で添えています。
Who is Analyst Wylie? に対する Right there. は、「そこにいます」と場所を示す短い返答です。right が there を強め、すぐそこにいる、という響きが加わります。
そのあとの Feel free to join us. は、Feel free to 動詞 の形で、「遠慮なく〜してください」を表します。free は「自由な」という意味で、相手が加わるのをためらう理由を先に取り除く言い方です。Please join us. と比べると、頼む響きよりも、相手の遠慮を軽くする響きが前に出ます。
「You can call me ~」呼び名の伝え方と、由来を知らないと話す返し
最後は、別の場面です。ここでは、職場にデスクがあることへの驚きと、呼び名を伝えるやりとりが出てきます。
— I can’t believe they gave me a desk.
(デスクをもらえたなんて信じられない。)
— You can call me “the Coyote.”
(「コヨーテ」って呼んでくれていいよ。)
— I don’t think so.
(それはないな。)
— That’s just what they call me downstairs. Don’t ask me why, though. They never told me.
(下の階ではそう呼ばれてるだけ。理由は聞かないで。教えてもらってないから。)
The Mentalist Season6 Episode10 (Green Thumb)
最初の I can’t believe ~ は、「〜が信じられない」という驚きを表す形です。they gave me a desk と続き、デスクが与えられたことへの驚きを述べています。
You can call me ~ は、「〜と呼んでくれていい」という申し出です。can が「してもよい」という許可を表し、呼び名を相手に委ねる言い方になっています。それに対する I don’t think so. は、「そうは思わない」という返しで、ここでは申し出を受けない響きで使われています。
呼び名の説明は That’s just what they call me downstairs. で続きます。what they call me は「人が私を呼ぶ名前」を表し、just が「ただそう呼ばれているだけ」という軽さを加えています。downstairs は、台詞の中では呼ばれている場所を示す語です。
Don’t ask me why, though. の though は、文末に置いて「ただし」「でも」の働きをします。続く They never told me. の never は「一度も〜ない」を表し、由来を教えられていないと述べています。呼び名の理由は、ここでは語られていません。
まとめ|名乗りと呼び名の言い方
名前に肩書きと仕事内容を足す名乗り方、Feel free to ~ で輪に誘う一言、You can call me ~ で呼び名を伝える形を見てきました。場面ごとに、相手との距離の縮め方が変わっています。短い台詞の組み合わせで、職場での顔合わせが成り立っています。
次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。
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