海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン7エピソード9には、研究所でスパの予約の話が持ち上がり、その後スパで過ごす場面があります。受けられるケアとして挙げられるのは、facials、body scrubs、massages の3つです。今回は、アメリカのスパで受けるケアの種類や、予約・チップ・携帯電話のマナーを、作中のやり取りとあわせて紹介します。
日本の「エステ」と重なる部分もありますが、英語のメニュー名を知っておくと、旅行先で案内を読むときにも役立ちます。
「facial」「body scrub」「massage」はどんなケア?
研究所での分析の話の途中で、話題がスパに切り替わります。自分たちの分の予約を取ったこと、お礼は言わなくていいと先回りする冗談に続いて、受けられるケアが3つ並べられます。それぞれの中身は、一般に次のように説明されています。
| 英語 | 主な内容 |
|---|---|
| facial | 顔の汚れを落とし、角質のケア・マスク・マッサージなどで肌を整える |
| body scrub | 塩や砂糖などの粒をオイルなどに混ぜたもので、全身の古い角質を落とす |
| massage | 体をもみほぐしてリラックスさせる。強さや部位を相談できる店もある |
フェイシャルは30〜90分ほどで、手順は店によって異なるとされています。ボディスクラブは、落としたあとにシャワーや温かいタオルで流し、保湿で仕上げる流れが一般的とされます。
しばらくやり取りがあって、行くかと誘われると、こう応じる声があります。
— It sounds appealingly indulgent.
(心ひかれるほど、ぜいたくに聞こえる。)BONES Season7 Episode9 (The Don’t in the Do)
indulgent は「自分を甘やかす」「ぜいたくな」という意味です。スパの話題では、treat yourself(自分にごほうびをあげる)や pamper yourself(自分を思いきりいたわる)という言い方もよく使われ、スパで1日を過ごすことは spa day と呼ばれます。
予約と、スパで使うひと言
作中のスパの話は、予約を取ったという報告から始まります。アメリカのスパは予約制のところが多いとされ、book a massage(マッサージを予約する)や I have an appointment at three.(3時に予約しています)のように言います。施術の前には早めに着いておくのがよいとされ、料金の15〜20%ほどのチップを渡すのが一般的という案内もあります。料金にチップが含まれている店もあるため、受付で確かめると安心です。
スパの場面では、こんな声が聞こえます。
— This is…
(これは…)— This is very pleasant.
(とても心地いい。)— Oh, just like that. That’s great.
(ああ、そう、その感じ。最高。)— Hey, do you want to go clothes shopping later?
(ねえ、あとで服を買いに行かない?)— Oh, absolutely.
(ええ、もちろん。)BONES Season7 Episode9 (The Don’t in the Do)
pleasant は「心地よい」「感じのいい」で、落ち着いた響きの言葉です。just like that は「そう、そのまま」と、今の状態を続けてほしいときに使えます。強さを変えてほしいときは Could you go a little softer?(もう少し弱めにお願いできますか)や a little firmer(もう少し強めに)と伝えます。
スパでは携帯電話をどうする?
心地よい時間の途中で、電話が鳴ります。
— Ah, please don’t answer that.
(ああ、お願い、出ないで。)— We are five seconds away from bliss.
(至福まで、あと5秒なのに。)— Five… four…
(あと5、4…)— three…
(あと3…)Brennan: Brennan.
(はい、ブレナン。)BONES Season7 Episode9 (The Don’t in the Do)
answer the phone は「電話に出る」で、don’t answer that は鳴っている電話を指して「それに出ないで」と頼む言い方です。〜 away from … は「…まであと〜」で、five seconds away from bliss は「至福まであと5秒」というおどけた言い回しと言えます。それでもブレナンは電話に出て、名字だけで名乗ります。英語圏の職場では、このように名字だけで電話に出ることも多いとされています。
多くのスパでは、施術の部屋に入る前に携帯電話の電源を切る、または音を消すことがマナーとされています。作中の「出ないで」という頼み方には、至福まであと5秒という理由が添えられています。
まとめ|メニューの英語とマナーを知って、スパを楽しむ
今回は『BONES』シーズン7エピソード9から、facial、body scrub、massage などのメニューの英語、indulgent や treat yourself といった自分をいたわる言葉、予約・チップ・携帯電話のマナーを紹介しました。言葉と習慣の両方を知っておくと、旅先のスパでも落ち着いて過ごせます。
スパの場面のやり取りを、メニューの言葉に注目しながらもう一度観ると、また違った面白さが見えてきます。
このエピソードでは、be supposed to と should の違いや、服選びの意見の伝え方もコラムで扱っています。


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