海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン8エピソード24の序盤では、ランプに付いた名前をめぐって、ちょっとしたやり取りが交わされます。名前に疑問をはさまれた側が返すのは、It says so right here.(ここにそう書いてある)という、書いてあることを根拠にしたひと言です。今回は、表示や説明書きを指して伝えるときの英語を読み解きます。
商品の表示や案内の看板、取扱説明書など、「ここに書いてある」と伝えたい場面は暮らしの中にたくさんあります。英語では「書く」の write ではなく、「言う」の say を使うのが一般的で、ここを押さえると表現の幅が広がります。
「Look at this!」で、まず目を向けてもらう
ランプの話は、こんなひと言から始まります。
— Oh! Look at this!
(わあ! これ見て!)BONES Season8 Episode24 (The Secret in the Siege)
Look at this! は、相手に何かを見てほしいときの定番の言い方です。くだけた場面では Check this out!(ちょっと見てよ)、落ち着いて見てもらいたいときは Take a look at this.(これを見てくれる?)も使えます。
書いてあるものを見せたいときは、まずこうした言葉で相手の目を向けてもらい、そのうえで中身を伝えると話がスムーズに進みます。指さしながら See? Right here.(ほら、ここ)と添えるのも、短くて使いやすい言い方です。
「It says so right here」は「ここにそう書いてある」
ランプに付いた名前について疑問をはさまれると、こう返されます。
— It says so right here on the lamp.
(ここにそう書いてあるよ、ランプに。)— Don’t look at her like that, okay?
(このランプを、そんな目で見ないでよ、ね?)BONES Season8 Episode24 (The Secret in the Siege)
英語では、看板や表示、説明書きなど「書かれている物」を主語にして say を使い、「〜と書いてある」を表します。It says so の so は「そのように」で、直前に話題になったことを受けています。right here は「まさにここに」と場所を強める言い方で、on the lamp は書いてある場所を on で示しています。so を使うと、直前の内容をくり返さずに済みます。主語を入れ替えて The weather app says so.(天気アプリにそう出てる)のように言えば、いろいろな情報源を手軽に示せます。
日本語の「書いてある」につられて It is written ~. と言うこともできますが、日常会話ではやや硬く響くとされています。write を使った It writes ~. という言い方は、この意味では一般的ではありません。
続く Don’t look at ~ like that. は「そんな目で見ないで」という意味で、相手の反応に軽く返すときによく使われる言い方です。
表示や説明書きについて話すときの言い方
書いてある物を主語にすると、次のように言えます。
| 言い方 | 意味 |
|---|---|
| The sign says “No parking.” | 看板に「駐車禁止」と書いてある |
| The instructions say to charge it first. | 説明書に、先に充電するようにと書いてある |
| It says on the box that it’s waterproof. | 箱に、防水だと書いてある |
| The sign reads “Closed.” | 看板に「閉店」とある(やや改まった言い方) |
書いてある内容をたずねるときは What does it say?(何て書いてある?)、読み上げて伝えるときは It says here that ~.(ここに〜って書いてある)が便利です。何語で書かれているかを言うときには、It’s written in English.(英語で書かれている)のように written in が自然に使われます。紙に書かれた物だけでなく、The email says the meeting starts at three.(メールに、会議は3時からと書いてある)のように、メールやメッセージにも同じ形が使えます。
書いてあることと実際が食い違いそうなときは、That’s what it says, but I’m not sure.(そう書いてはあるけど、どうかな)のように、書かれた内容と自分の考えを分けて伝えると角が立ちません。
まとめ|「書いてある」は say で伝える
今回は『BONES』シーズン8エピソード24から、ランプをめぐるやり取りを手がかりに、Look at this! や It says so right here. など、書いてあることを指して伝える英語を読み解きました。書かれている物を主語に置いて say を使うと、「書いてある」が自然な英語になります。
作中の何気ない小物をめぐる会話にも、暮らしで役立つ英語が隠れていることが見えてきます。
同じエピソードのコラムでは、品切れだったと聞いたときの返し方や、get と buy の違いも取り上げています。


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