「Is it me or does it seem like ~?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E13で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「Is it me or does it seem like ~?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S07E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン7第13話には、建物を見ながら「気のせいかな?」と切り出し、見え方の理由を説明する会話があります。短い一言の返しと、冗談めいた聞き返しが続く点も目を引きます。

自分だけが感じているのかを確かめる言い方は、日常の会話でも出番のある形です。この記事では、切り出し方と返し方を、作中のやり取りをもとに順に整理していきます。

目次

「Is it me or ~?」で、気づいたことを切り出す

作中には、建物を見ながら、気づいたことを切り出す一言があります。

— Is it me or does it seem like the house slants a little bit to the left?
(気のせいかな、この家、少し左に傾いてるように見えない?)
Jane: Optical illusion.
(目の錯覚ですよ。)
The Mentalist Season7 Episode13 (White Orchids)

Is it me or ~? は、直訳すると「私なのか、それとも〜なのか」です。自分の感覚が合っているかを相手に確かめる言い方で、「気のせいかな」にあたります。

あとに続く does it seem like ~? は、「〜のように見えないか」とたずねる形です。seem like ~ は「〜のように見える」という意味で、ここでは the house slants a little bit to the left が、見えたことの中身にあたります。slants は slant(傾く)の三人称単数の形で、a little bit to the left が傾きの程度と向きを添えています。

続く Optical illusion. は、「目の錯覚」を意味する名詞を置いただけの短い一言です。見え方のせいだと伝える働きがあり、文の形にしなくても通じます。

ここから先は、作中にない例文です。気づいたことを切り出す形を並べます。

例文 響き
Is it me or is it hot in here? 自分だけが暑いのかを確かめる形
Is it just me, or does this look wrong? just を足して、自分だけかを強めて確かめる形

or のあとには、does it seem like ~? のような長めの形も、is it hot in here? のような短い文も置けます。見えているものを一つに絞って切り出すと、相手も同じ点を見て答えやすくなります。

「look like ~」と「in fact」で、見え方と実際を分けて説明する

作中には、見え方の理由を説明する発言と、それに続く短いやり取りもあります。

— The ground is slanty, so it makes the structure look like it’s leaning,
(地面が傾いているので、建物も傾いて見えるんです。)
— but it is, in fact, not. It’s just an optical illusion.
(でも実際には、傾いていません。ただの目の錯覚です。)
— “Slanty,” huh?
(「傾きっぽい」だって?)
— Yeah.
(ああ。)
— Technical term.
(専門用語です。)
The Mentalist Season7 Episode13 (White Orchids)

前半の The ground is slanty, so it makes the structure look like it’s leaning では、so が理由と結果をつなぎます。make + 物 + 動詞の原形 の形で、「地面が傾いているので、建物が傾いて見える」という流れを一文にまとめています。

look like ~ は見た目を表し、あとの but it is, in fact, not が実際とのずれを示します。in fact は「実際には」という意味で、見た目と実際を分けて話すときに使われる語です。it is, in fact, not のように文の途中に挟むと、「実際には違う」と静かに言い切る響きになります。

It’s just an optical illusion. の just は「単なる〜にすぎない」という意味で、見え方だけの話だったと締めくくる働きをします。

ここから先は、作中にない例文です。気づいたことを切り出されたときの、返し方を並べます。

例文 使いどころ
Yeah, I noticed that too. 同じことに気づいていたと伝える
It’s not just you. 自分だけではないと伝える
I think it’s just the light. 光の加減のせいだと伝える

切り出されたときの返し方は、同意する、自分だけではないと伝える、理由を添える、の三つに分けられます。作中の Optical illusion. は、見え方のせいだと伝える型にあたります。

「”Slanty,” huh?」と「Technical term.」、冗談めいたやり取り

先ほどの引用の後半には、聞きなれない言葉を繰り返す一言と、一言だけの返しが並んでいます。

slanty は、slant(傾く)に -y を付けた形で、話し言葉らしい語です。“Slanty,” huh? のように相手の言葉をそのまま繰り返すと、聞き返す、面白がる、といった響きが加わる場合があります。huh は、軽い驚きや興味を添える語です。

続く Yeah. は、短く肯定する返事です。そのあとの Technical term. は、「専門用語です」という意味になります。専門用語と呼ぶには少し大げさな語を、あえてそう呼んだ冗談めかした一言にも聞こえます。ただし、冗談かどうかは声の調子でも変わるため、文字だけで言い切ることはできません。

ここから先は、作中にない例文です。聞き返しと、冗談めかした返しの形を並べます。

例文 響き
“Slanty,” huh? Is that a real word? 語を繰り返して、確かめる形
That’s the technical term. 冗談めかして、専門用語だと言い張る形

軽い冗談で受けるか、素直に理由を説明するかで、同じ「気のせいかな」への返しでも印象が変わります。Technical term. のように名詞だけを置く形は、短いぶん、前後の流れで響きが決まります。

まとめ|気づきを切り出し、見え方のせいだと返す

Is it me or ~? は、気づいたことを「気のせいかな」と切り出す言い方でした。返しには Optical illusion. のように見え方のせいだと伝える形があり、look like ~ と in fact を使えば、見た目と実際を分けて説明できます。

建物を眺めながらの短い会話からも、気づきを共有する英語の形が見えてきます。

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