名前を言い間違えられたとき、やんわり正すときの英語|『BONES』S09E14で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 名前を言い間違えられたとき、やんわり正すときの英語|『BONES』S09E14で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン9エピソード14には、チェスクラブで人を紹介された直後に、名前の呼び方がすぐに正される場面があります。今回はこの場面を手がかりに、自分の名前をやんわり正す言い方と、言い間違えた側の聞き直し方や謝り方を読み解きます。

初めて聞く名前は、聞き取りにくかったり、よく知っている別の名前と取り違えたりしがちです。正す側も正される側も気まずくならない短い言い方を知っておくと、初対面の会話がぐっと楽になります。

目次

「Not A. B.」で名前をやんわり正す

チェスクラブで、クラブの仲間がひとり紹介される場面です。

— Uh, this is An Ni.
(ええと、こちらはアン・ニー。)

— It’s nice to meet you, Annie.
(よろしく、アニー。)

— Not Annie. An Ni.
(アニーじゃなくて、アン・ニー。)

— An, first name; Ni, last.
(アンが名前で、ニーが名字。)

BONES Season9 Episode14 (The Master in the Slop)

Not Annie. An Ni. は「AじゃなくてB」と、間違った形と正しい形を並べるだけのシンプルな直し方です。責める言葉を足さず、正しい名前をはっきり言い直すことで、訂正が短く済んでいます。

続く An, first name; Ni, last. は、どこまでが名前でどこからが名字かを説明する言い方です。first name は名前、last name は名字で、名前の並び順は人によって違うことがあるため、こうしてひと言添えると相手が覚えやすくなります。

自分の名前を正すときの言い方は、ほかにもあります。

表現 意味 響き
It’s actually ~. 実は〜なんです 柔らかく正す
Close! It’s ~. 惜しい、〜です 明るく正す
It’s pronounced ~. 〜と発音します 発音を伝える
You can call me ~. 〜と呼んでください 呼びやすい形を伝える
~, like … …の〜です 身近な語にたとえて伝える

たとえば It’s actually Yuka, not Yuko.(実はユウコではなくユカなんです)のように、正しい形を先に言うと、相手も聞き直しやすくなります。

一度で伝わらなくても、同じ調子で短く言い直せば十分です。語気を強めず、正しい名前だけをゆっくり繰り返すのが、気まずさを残さないコツと言えます。

言い間違えた側の聞き直し方と謝り方

同じ場面の少しあと、写真について尋ねる途中で、名前が口から出てこなくなる一幕があります。

— Is that you up there, Annie– uh, An… An…
(あそこに写っているのは君かい、アニー…ええと、アン…アン…。)

— Ni. Ni.
(ニー。ニーです。)

— Yes.
(そう。)

BONES Season9 Episode14 (The Master in the Slop)

言いかけた名前を uh で止め、正しい形を思い出そうとしている流れです。uh のあとに名前の頭だけをくり返すのは、思い出しながら話すときによく出る形です。続きは Ni. Ni. と補われ、会話が先へ進みます。

名前があやふやなときは、黙って言い間違えるより、先に聞いてしまうほうが失礼になりにくいとされています。

Sorry, how do you pronounce your name?
(すみません、お名前はどう発音しますか?)

Did I say that right?
(今の言い方で合っていますか?)

Could you say it one more time?
(もう一度言ってもらえますか?)

間違えてしまったときは、Sorry, An Ni. のように正しい名前を添えて謝ると、ひと言で済みます。I’m terrible with names.(名前を覚えるのが苦手で)と付け加えるのもよくある言い方です。

この回では、確かめる形の短い言い方も出てきます。

— Sweets, right?
(スイーツ、だよね?)

— Dimitri told me about you.
(ディミトリから聞いてる。)

BONES Season9 Episode14 (The Master in the Slop)

名前のあとに right? を付けるだけで「〜さん、で合っていますか」という確認になり、間違っていても相手が自然に正せます。初対面で名前を呼ぶ前に、この形でひと言確かめておくと安心です。

まとめ|名前を正す・聞き直す英語

今回は『BONES』シーズン9エピソード14から、名前をやんわり正す Not A. B.、名前と名字を説明する first name / last name、言い間違えた側の How do you pronounce your name? や名前を確かめる ~, right? を読み解きました。

正す側は短く、聞く側は早めに。それだけで名前をめぐる気まずさが小さくなることが、この場面から見えてきます。

このエピソードの英語は、腕前の言い方やチェスの用語を扱ったコラムでも読み解いています。

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