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『BONES』シーズン9エピソード24では、登場人物たちが「そっちへ向かう」「部屋に戻って調べる」と次の行き先を告げて、その場を離れる場面が何度か出てきます。今回は、こうした場面に出てくる head の使い方と、「では、また後で」と次の予定を確かめて別れる言い方を読み解きます。
会話の終わりに「じゃあ、これから〜に行くね」とひと言添えられると、話を切り上げる流れがぐっと自然になります。日常でも仕事でも使える、別れ際の英語です。
「向かう」を表す head over と head back
仕事の用事で向かう先が分かったと聞いて、ブースがすぐに返すのがこのひと言です。
Booth: I’ll head over there.
(俺がそっちへ行く。)BONES Season9 Episode24 (The Recluse in the Recliner)
head は名詞では「頭」ですが、動詞では「(ある方向へ)向かう」という意味になります。head over の over は「向こうへ」という移動の感じを足していて、I’ll head over there. で「これからそっちへ向かう」という意味です。go よりも「今いる場所を出て移動する」動きが伝わるのが特徴と言えます。
別の場面では、自分の部屋に戻ると告げる声もあります。
— Okay, I’ll head back to my office and see if I can get any other info on him.
(じゃあ、自分の部屋に戻って、その人物についてほかに情報がないか調べてみる。)BONES Season9 Episode24 (The Recluse in the Recliner)
head back to ~ は「〜へ戻る」です。後ろに and see if ~(〜かどうか確かめてみる)を続けると、行き先と、そこで何をするかを一度に伝えられます。その場を離れる理由も添えているので、相手も話を切り上げやすくなるのが分かります。
head を使った行き先の言い方
head は、行き先を表す小さな言葉と組み合わせて、いろいろな「向かう」を表せます。
| 表現 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| head over (to ~) | (〜へ)向かう | I’ll head over to your place after work.(仕事のあと、そっちに行くね) |
| head back (to ~) | (〜へ)戻る | We should head back to the hotel.(そろそろホテルに戻ろう) |
| head out | 出かける・出発する | I’m heading out now.(もう出るね) |
| head home | 家に帰る | It’s late. I’m going to head home.(遅いから帰るよ) |
行き先をたずねるときは Where are you headed?(どこへ行くの?)が定番で、Where are you heading? という形も使われるとされています。どちらも、通りすがりの知り合いに気軽にかけられる言い方です。
I’m heading out. のように進行形にすると、「今まさに出るところ」という感じが強まります。オフィスを先に出るときの I’m heading out. See you tomorrow.(先に出ます。また明日)は、職場でもよく聞くひと言です。
次の予定を確かめて別れる「See you at ~」
上司との話が終わるところでは、次に会う予定を短く確かめ合うやり取りがあります。
— Then I’ll see you at lunch.
(では、昼食で。)— Right. Lunch, sir.
(はい。昼食で。)BONES Season9 Episode24 (The Recluse in the Recliner)
Then は「それなら」「では」と、話の区切りをつける言葉です。I’ll see you at ~ の at の後ろには、lunch のような予定のほか、at the meeting(会議で)や at three(3時に)のように場所や時刻も入ります。主語の I’ll を省いた See you at lunch. はくだけた形で、同僚や友人との間でよく使われます。目上の相手や仕事の場では、I’ll を残した形のほうが落ち着いた響きになると言えます。
返す側の Right. は「承知しました」という確認で、そのあとに Lunch. と予定をくり返しています。相手の言葉の要点を短くくり返すと、聞き違いがないことも伝えられます。親しい相手なら See you there.(じゃあ、そこで)や Catch you later.(またあとで)も使えます。
まとめ|行き先と次の予定を添えて別れる
I’ll head over there. や I’ll head back to ~ and see if ~ で行き先を伝え、I’ll see you at ~ と Right. で次の予定を確かめる流れが見えてきます。head を使いこなせると、その場を離れるときの英語がぐっと軽やかになります。
『BONES』の何気ない別れ際にも、すぐに使える英語が詰まっていると言えます。
同じエピソードのコラムでは、トイレの場所のたずね方や、食事の席の携帯電話のマナーも取り上げています。


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