海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
『BONES』シーズン11エピソード2の終盤には、研究所の仲間が集まった場面で、子どもたちを呼んでお泊まり会を開こうという誘いが出てきます。作中で使われる言葉は sleepover。今回はこの場面を起点に、アメリカの子どものお泊まり会の文化と、まわりで使われる英語を紹介します。
海外ドラマや映画では、子どもが友だちの家に泊まりに行く場面がよく描かれます。どんな集まりなのかを知っておくと、会話の背景がぐっと見えやすくなります。
誘いの場面と「sleepover」という言葉
誘いの流れは、飲み物をすすめるひと言から始まります。
— All right, I’m making drinks. Who wants what?
(よし、飲み物を作るよ。何がいい?)BONES Season11 Episode2 (The Brother in the Basement)
続いて「一緒に来て」と促す言葉が出てきて、子どもたちを迎えに行ってお泊まり会を開こうという誘いになります。そのあとのやり取りは次のとおりです。
— Yeah. Yeah, that sounds nice. The more kids the merrier.
(うん、いいね。子どもは多いほうがにぎやかだし。)— Oh, be careful what you say. You might give me ideas.
(おっと、そんなこと言うと、その気になっちゃうかもよ。)BONES Season11 Episode2 (The Brother in the Basement)
The more kids the merrier. は、決まり文句 The more, the merrier.(人数が多いほど楽しい)をお泊まり会向けに言い換えたものです。誘いを歓迎する返事として、そのまま使える形と言えます。続く言葉は、冗談まじりの軽い調子です。
sleepover は名詞で「お泊まり会」、動詞句の sleep over は「よその家に泊まる」を表します。辞書では、子どもや子どもたちが誰かの家で一晩過ごす集まりと説明されています。
アメリカのお泊まり会はどんな集まり?
アメリカでは、子どもが友だちの家に泊まりに行くお泊まり会が、昔からなじみのある行事として知られています。呼び方にはいくつかあり、次のように使い分けられることがあります。
| 呼び方 | ニュアンス |
|---|---|
| sleepover | 最も一般的な言い方。気軽な泊まりにも使う |
| slumber party | 北米で使われる言い方。少し「パーティー」寄り |
| pajama party | パジャマ姿で過ごすことに焦点がある |
slumber の語は「眠り」を表しますが、実際には夜更かしして過ごすことも多いとされています。過ごし方は家庭によってさまざまで、映画を観る、ゲームをする、ピザやお菓子を食べる、寝袋を持ち寄って床で寝る、といった楽しみ方がよく挙げられます。翌朝にパンケーキなどの朝ごはんを囲むのを楽しみにする家庭もあるようです。
子どもにとっては、親元を離れて友だちと夜を過ごす特別な体験で、「初めてのお泊まり会」をひとつの節目のように語る人もいます。ただし、何歳から参加するか、どこまで許すかは家庭ごとの考え方による部分が大きく、一律の決まりがあるわけではありません。
お泊まり会のまわりで使われる英語
お泊まり会の誘いや準備では、次のような言い方がよく使われます。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| host a sleepover | お泊まり会を開く |
| Can I sleep over at ~’s house? | 〜の家に泊まりに行ってもいい? |
| drop off / pick up | (子どもを)送っていく/迎えに行く |
| pack a sleeping bag | 寝袋を用意する |
host は「主催する・招く側になる」という動詞で、パーティーや食事会にも使えます。子どもが親に Can I sleep over at Emma’s house? と頼み、親どうしで What time should I pick her up?(何時に迎えに行けばいい?)と送り迎えの時間を決める、という流れが典型的なやり取りです。
作中の誘いも、迎えに行く・お泊まり会を開くという言葉の組み合わせでできていて、こうした日常の段取りの英語がそのまま使われている場面と読み取れます。
まとめ|「sleepover」から見える家庭の夜
今回は『BONES』シーズン11エピソード2の誘いの場面から、sleepover と slumber party の呼び方、お泊まり会での過ごし方、host a sleepover や pick up などの段取りの英語を紹介しました。言葉を知っておくと、ドラマに出てくる家庭の夜の様子がより身近に感じられます。
これからも『BONES』を観ながら、登場人物たちの暮らしの英語を楽しんでいきましょう。
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