「Spread your fingers wide」動作を教える英語表現|『BONES』S04E04で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Spread your fingers wide」動作を教える英語表現|『BONES』S04E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、BONES シーズン4 第4話の冒頭、公園でブースが息子のパーカーにフットボールの投げ方を教える場面です。動作を一つずつ手順立てて相手に伝える時の言い回しに注目します。

体の動かし方を言葉だけで伝えるのは、意外と難しいものです。父と息子の何気ないやり取りから、実演を切り出す言い方や、動作を一段階ずつ導く表現を見ていきましょう。

目次

実演を切り出す言い方

パーカーに「世界で一番美しいものは何か」とクイズを出したブースは、息子の答えを軽くいなしながら、本題であるフットボールの投げ方の説明へと持ち込みます。

Booth: You know what the most beautiful thing in the world is?
(世界で一番美しいものが何か分かるか?)

Parker: Mom says a sunset.
(ママは夕焼けだって言ってたよ。)

Booth: Okay, well, one of the most beautiful man-made things.
(そうか、じゃあ人間が作った一番美しいものの一つはどうだ。)

Parker: Mom says the Mona Lisa.
(ママはモナリザだって言ってたよ。)

Booth: Okay, look, all due respect to your mom, buddy, but a perfectly thrown spiral is way better than any of that stuff, okay, so let me show you how you do this. You put your hand up here like that, spread your fingers wide.
(よし、聞け、ママには悪いけどな、完璧なスパイラルパスはそんなもの全部より断然すごいんだ、いいか、だからやり方を見せてやるよ。手をここに、こうやって上げて、指を大きく広げるんだ。)

BONES Season4 Episode4 (The Finger in the Nest)

let me show you how you do thisは「やり方を見せてやるよ」と、これから実演を始めることを宣言する定型句です。説明の前置きとして便利な言い方で、相手の注意を引きつける効果もあります。動作の指示部分では、put ~ up(~を上げる)とspread ~ wide(~を大きく広げる)という組み合わせが使われており、手の位置と指の形をそれぞれ別の動詞で伝えているのが分かります。

動作を一段階ずつ導く表現

手が小さいと弱音をこぼすパーカーに、ブースはボールの構え方を続けて教えます。

Parker: My hand’s too small.
(手が小さすぎるよ。)

Booth: It’ll grow, alright? Okay, hand there to steady the ball. Lift it up to your ear.
(そのうち大きくなるさ、な? よし、そこに手を添えてボールを安定させて。耳のところまで持ち上げるんだ。)

BONES Season4 Episode4 (The Finger in the Nest)

steadyは「安定させる」という意味の動詞で、ぐらつくものを固定する時に使えます。lift ~ up to ~は「~を~まで持ち上げる」という到達点を示す言い方で、動作の終着点を明確にできる便利な型です。一段階ずつ具体的な位置を示していく教え方は、体の動きを言葉で伝える時のお手本になります。

応援して背中を押す掛け声

ボールの構えができたパーカーに、ブースは投げるタイミングを促す一言をかけます。

Booth: It’s saying, “Throw your old man a deep pass for a touchdown!” Hey!
(こう言ってるのさ、「父さんにタッチダウンの豪快なパスを投げてくれ!」ってな。それ!)

BONES Season4 Episode4 (The Finger in the Nest)

your old manは「父さん」「おやじ」を指すくだけた自称表現で、ここではブース自身を指しています。deep passはアメフト用語で「ロングパス」のことで、遠くまで投げる大きな一投を意味します。命令文の形を借りて自分への呼びかけを演じる言い方は、子どもを乗せて盛り上げる時の表現として印象的です。

まとめ|動作を教える時に役立つ英語表現

let me show you how you do thisで実演を切り出し、steadylift ~ up to ~で動作を一段階ずつ導き、最後はThrow your old man a deep pass for a touchdown!のような掛け声で締めくくります。ブースの言葉選びには、体の動きを言葉で伝える時のコツが詰まっていました。

次回も『BONES』の親子のやり取りから、実用的な英語表現を追いかけていきましょう。

同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次