海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン6 第12話に登場する、大学の人事部が職場での面談を切り出し、関係者を次々と呼び出していく場面の英語です。シェルドンの職場での発言が問題視されたことをきっかけに、本人だけでなく周囲の面々まで人事部の担当者に呼び出される展開が描かれています。
面談への招き入れ方から、有無を言わせず一同を呼び入れる強い一言まで、順番に見ていきます。
面談への招き入れと、呼び出し理由の切り出し方
人事部に呼び出されたシェルドンは、担当者のオフィスに通されます。まず担当者が口にするのは、面談への招き入れの定型句です。
HR Woman: Ah, Dr. Cooper, have a seat.
(あら、クーパー博士、おかけになって。)TBBT Season6 Episode12 (The Egg Salad Equivalency)
have a seat は、面談や会議の冒頭で相手に着席を促す定型句です。名前に軽く役職・敬称を添えて呼びかける Dr. Cooper の形とあわせて使うと、フォーマルな場での招き入れがそのまま形になります。
着席したシェルドンに対して、担当者は本題を切り出します。
HR Woman: I called you in today because your assistant Alex Jensen has lodged a complaint against you.
(今日お呼びしたのは、あなたのアシスタントのアレックス・ジェンセンから、あなたについての苦情が申し立てられたからです。)TBBT Season6 Episode12 (The Egg Salad Equivalency)
I called you in today because… は、呼び出しの理由をフォーマルに切り出す言い方です。has lodged a complaint against you という表現は、「苦情を申し立てる」という手続き的な響きを持つ言い回しで、日常の「文句を言う」よりも一段格式ばった場面で使われます。
シェルドンの反応を受け、担当者は予定を調整しながら本題に入ります。
HR Woman: Cancel my next appointment. This is gonna take a while. Dr. Cooper, you said things to your employee that you just cannot say in the workplace.
(次の予定はキャンセルして。これは時間がかかりそうだから。クーパー博士、あなたは職場で口にしてはいけないことを部下に言ったのですよ。)TBBT Season6 Episode12 (The Egg Salad Equivalency)
Cancel my next appointment. This is gonna take a while. は、長時間の面談を見込んで予定を調整する時の言い方です。you just cannot say in the workplace という表現は、職場で言ってはいけない発言があったことを、内容には触れずに指摘する形として使えます。
旧知の相手への挨拶と、有無を言わせぬ呼び入れ
後日、ハワード、ラージ、レナードも次々と人事部に呼び出されます。かつて何度か訪れたことのあるハワードに対し、担当者は旧知の相手への社交辞令を交えて声をかけます。
Janine: Ah, Mr. Wolowitz, it’s been a while.
(あら、ウォロウィッツさん、お久しぶりね。)TBBT Season6 Episode12 (The Egg Salad Equivalency)
it’s been a while は、久しぶりに顔を合わせた相手への挨拶として使える表現です。姓に敬称をつけた Mr. Wolowitz という呼びかけと組み合わせることで、面識はあるもののあくまで職務上の関係であることが伝わってきます。
ハワード、ラージ、レナードが顔をそろえたところに、シェルドンも別件の申し立てのために現れます。次々と重なる用件に、担当者はついに一同をまとめてオフィスへ呼び入れます。
Janine: That’s it. All of you, in my office now!
(もういいわ。全員、今すぐ私のオフィスに来て!)TBBT Season6 Episode12 (The Egg Salad Equivalency)
That’s it. は、これ以上は付き合いきれないという区切りをつける一言です。続く All of you, in my office now! は、動詞を省いて場所と時間だけを突きつける、有無を言わせない命令の形になっています。何人もの人物が入り乱れる場面だからこそ、この短さが効果を発揮しています。
まとめ|フォーマルな聴取の言葉づかいは、型を知ると読み解きやすい
面談への招き入れ、呼び出し理由の切り出し方、旧知の相手への挨拶、そして有無を言わせぬ呼び入れの一言まで見てきました。いずれも職場の面談という決まった場面で使われる型であり、覚えておくとフォーマルなやりとりが読み解きやすくなります。
同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


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