「What do you say?」の意味と使い方|『BONES』S11E10で学ぶ英会話

「What do you say?」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

何かを提案したり誘ったりしたあと、「で、どうかな?」と相手にボールを返して返事を待つ——そんな瞬間はありませんか。

そんなときに使える「What do you say?」を、『BONES』シーズン11第10話の終盤、アラストがカムに自分の思いを伝え、答えを委ねるシーンから、一緒に見ていきましょう。

目次

「What do you say?」の意味とニュアンス

What do you say?
意味:どう思う?、どうかな?、(誘いに)乗らない?

What do you say? は、提案・誘い・依頼をしたあとに「あなたの返事は?」と相手の意向を尋ねる定番表現です。直訳は「あなたは何と言う?」ですが、実際には Yes/No やゴーサインを求める、カジュアルな問いかけとして使われます。

このフレーズの持ち味は、自分の考えを一方的に押し付けるのではなく、最終的な判断を相手に渡すところにあります。何かを勧めた直後に添えれば、「で、どうかな?」と返事をやわらかく促せます。What do you say we ~? の形にすると、「〜しない?」と直接誘う言い方にもなります。食事や予定への気軽な誘いから、交渉でのゴーサイン待ち、真剣なお願いの締めくくりまで、提案を相手のコートに返したいさまざまな場面で使えます。トーン次第で、軽い誘いにも、相手の返事を固唾をのんで待つ真剣な問いかけにもなります。

【ここがポイント!】

  • 直訳は「何と言う?」、実際は返事・ゴーサインを促すカジュアルな問い
  • 判断を相手に委ねる、押し付けにならない一言
  • What do you say we ~? なら「〜しない?」と直接誘う形にもなるのがコツ

『BONES』S11E10のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

エピソード終盤、かつて職場を去ったアラストが、カムに正面から思いを打ち明けます。仕事より君が大切だ、もう一度君の人生に戻りたい——そう告げたあと、相手の答えを求めて、このフレーズを口にします。

Arastoo: You’re more important to me than any job could ever be. I want to be back in your life. What do you say?
(どんな仕事より、君の方が大切なんだ。また君の人生に戻りたい。どうかな?)

Cam: That sounds like…
(それは、まるで……)

Bones Season11 Episode10(The Doom in the Boom)

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シーン解説と心理考察

アラストは、言いたいことを全部伝えきった最後に、答えを相手に委ねる形でこの一言を口にします。What do you say? が、自分の気持ちを押し付けるのではなく、判断のボールをそっとカムへ返す役割を果たしています。

プロポーズにも近い重みを持つ場面で、「どうかな?」という軽い響きの一言が、かえって誠実さと、答えを待つ緊張感を際立たせています。言うべきことを言い終えて、静かに相手の返事を待つ——その「間」が、この短いフレーズに重なっています。

『BONES』流・覚え方のコツ

What do you say? を覚えるときは、会話のボールをポンと相手のコートに返すイメージを思い浮かべてみてください。自分の提案を投げ終えたあと、相手にマイクを向けて「さあ、あなたの番。どう答える?」とパスを渡す——その動きが、このフレーズの感覚です。

劇中では、アラストが思いを全部伝えきった最後に、答えをカムに委ねてこの一言を口にします。言いたいことを言い終えてから、相手の返事を待つ。その「間」とセットにすると、提案の締めくくりに添える使い方が記憶に残りやすくなります。

例文で覚える「What do you say?」

提案や誘いの後に相手の返事を促したいときに活躍する表現です。3つの場面で感覚をつかんでみましょう。

We could grab dinner after work. What do you say?
(仕事の後にごはんでもどう?どうかな?)
食事や予定に軽く誘う場面です。提案を投げたあとに添えると、「で、どう?」と返事をやわらかく促せます。

What do you say we leave a little early today?
(今日はちょっと早めに上がらない?)
What do you say we ~? の形で、直接誘う言い方です。we を続けることで、「一緒に〜しない?」という巻き込みのニュアンスが出ます。

A: We’ve talked it all through. So, what do you say — are you in?
B: Count me in.
(A:全部話し合ったね。それで、どう?乗る?)
(B:乗った)
議論のあとに最終的な合意を取りつける会話です。are you in? と重ねると、返事をはっきり促す締めくくりになります。

あわせて覚えたい関連表現

How about it?
(どう?、それでいい?)
ほぼ同義で、提案のあとに返事を促すカジュアルな一言です。What do you say? のほうが「あなたの意思を尊重して委ねる」響きが出やすいのに対し、How about it? はより軽い打診に寄ります。

Are you in?
(乗る?、参加する?)
誘いに「加わるかどうか」を直接尋ねる表現です。What do you say? が広く相手の意向を問うのに対し、Are you in? は参加の可否に的を絞る点が違います。

Sound good?
(それでよさそう?、いい感じ?)
提案が「良さそうに聞こえるか」を確認する、軽い相づち的な問いです。What do you say? より気軽で、合意の最終確認に近いニュアンスになります。

Note|「どう?」3表現の誘い分け

何かを提案したあと「で、どう?」と相手に返したいとき、英語には似た問いかけがいくつかあります。けれど、それぞれ相手に何を尋ねているかが微妙に違います。

整理すると、向いている方向に差が見えてきます。What do you say? は「あなたの返事は?」と、判断そのものを相手に委ねる問いです。Yes/No を急かすというより、ボールを相手のコートに返して意向を待つ、やわらかい響きがあります。劇中のアラストのように、相手の決断を尊重して待つ場面によくなじみます。How about it? も「どう?」ですが、こちらはもう少し気軽な打診で、「それでいける?」と軽く確認するトーンです。Are you in? になると、尋ねる的が「参加するかどうか」にぐっと絞られます。計画やイベントに「加わる?加わらない?」と問う、誘い特化の表現です。同じ「どう?」でも、意向全体を委ねるのか、軽く打診するのか、参加の可否を問うのか——選ぶ語で、相手に渡すボールの種類が変わるわけです。

この違いを知っておくと、ただ「どう?」と聞くだけでなく、相手にどんな返事を求めているのかまで、一言で示し分けられるようになります。

同じ問いかけでも、委ねるのか、誘うのかで響きが変わるのですね。

まとめ|提案の最後に添える「で、どうかな?」

What do you say? は、提案や誘いをしたあとに「あなたの返事は?」と相手の意向を尋ね、判断をそっと委ねる表現です。直訳の「何と言う?」よりずっと柔らかく、相手のコートにボールを返す感覚が核にあると言えます。

食事に軽く誘うときも、真剣なお願いの最後に答えを待つときも、この一言があれば押し付けにならずに返事を促せます。アラストが思いを伝えきってから静かに答えを待ったように、相手に判断を委ねる一言として、表現の引き出しに加えてみてくださいね。

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