「それ、私のせい?」揉め事のときに飛び交う英語表現|『BONES』S01E09で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「それ、私のせい?」揉め事のときに飛び交う英語表現|『BONES』S01E09で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン1第9話は、真菌感染の疑いでラボ全体が検疫隔離され、チームがクリスマスを施設内で過ごすことになるエピソードです。今回は、隔離が決まった直後、誰の落ち度でこうなったのかを巡ってメンバーが次々に言葉を投げ合う場面から、責任を問う・かわす英語表現を見ていきます。

テンポよく応酬が続くこの場面は、英語のやり取りのリズムを観察する好機です。

目次

Whose fault is this? ― 疑問文で責任を投げ返す

検疫が決まった瞬間、ラボのメンバーはそれぞれの予定が崩れたことに気づき、一斉に「誰のせいだ」と言い合い始めます。口火を切るのはアンジェラです。

ANGELA: Hey, whose fault is this?

(ちょっと、これって誰のせいなの?)

BONES Season1 Episode9 (The Man in the Fallout Shelter)

whose fault is this? は「これは誰の責任か」とストレートに問う定型疑問文です。この直後もホジンズやザックが Who …? の形を使って矢継ぎ早に切り返していきます。素直に主張するのではなく疑問文の形を借りることで、相手に矛先を向けるレトリックとして機能しているのが分かります。Who do you think you are?(一体何様のつもりだ)のように、Who …? という形自体が非難のニュアンスを帯びて使われるのは、英語の会話でしばしば見られるパターンです。事実を尋ねているのではなく、相手の落ち度を暗に指摘する目的で疑問文が選ばれている点が、このやり取り全体から読み取れます。

should have ~ で「〜すべきだった」と非難する

言い合いはさらに続き、アンジェラは should have を使った表現でも相手を責めます。

ANGELA: Who never should have cut into a bone with a drunken fool in the room?

(酔っ払いが同じ部屋にいるのに、骨にメスを入れちゃいけなかったのは誰?)

BONES Season1 Episode9 (The Man in the Fallout Shelter)

should have + 過去分詞は「〜すべきだったのに(しなかった)」と過去の行動を振り返って非難するときの基本形です。ここでは never should have という否定の強調形になっており、「絶対にすべきではなかった」という強い響きが加わっています。You should have called me. (電話してくれればよかったのに) のように、過去の判断への不満を伝える場面で日常会話にも頻繁に登場する形です。疑問文の型と should have の型がひとつの文の中で重なっている点も見どころです。

非難を認めず切り返す ― you’re saying と blame

次々と責任を追及されたブースは、相手の言葉をそのまま引用し返す形で切り返します。

BOOTH: Oh, you’re saying this is my fault?

(おいおい、これが俺のせいだって言うのか?)

BONES Season1 Episode9 (The Man in the Fallout Shelter)

you’re saying ~? は、相手の発言を確認する形を取りながら、実際には「本気でそう言っているのか」と反発を示す切り返しです。断定を避けて質問の形にすることで、直接的な言い争いをやや和らげつつ、譲らない姿勢を伝えられます。似た働きを持つ表現に Are you kidding me?(冗談だろう)がありますが、you’re saying ~? は相手の発言をそのまま引き取って言い返す分、より皮肉の効いた響きになります。

一連のやり取りの最後には、上司であるグッドマンが blame という動詞を使って、非難をまっすぐに指摘し返す場面もあります。blame someone で「(人)のせいにする」という基本表現です。Who …?、should have、you’re saying、blame ――場面や勢いによって選ばれる表現の型が変わっていく様子が読み取れます。

まとめ|責任を問い返す英語表現

whose fault is this?、should have、you’re saying、blame ――同じ「相手を責める」という機能でも、状況に応じて選ばれる表現の型が変わっていく様子が伝わってきます。矢継ぎ早の応酬を追うことで、非難や切り返しの言い回しが自然に整理されます。

次回も『BONES』のクリスマス回を通して、英語表現の幅を広げていきましょう。

同じエピソードのコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、隔離生活の英語表現がより立体的に見えてきます。


[dde_episode_columns id=”BONES_US_S01E09″]

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次