「I can’t bear to lie to you anymore」に見る、交際相手同士が隠し事を打ち明け合う告白と許しの言い方|『CHUCK』S02E13で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 「I can't bear to lie to you anymore」に見る、交際相手同士が隠し事を打ち明け合う告白と許しの言い方|『CHUCK』S02E13で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『CHUCK』シーズン2 第13話に登場する、バイ・モアの店長ビッグ・マイクと交際相手ボロニアが、互いの隠し事を打ち明け合う場面です。任務を終えたバイ・モアで、ビッグ・マイクは同僚たちにデートの首尾をからかわれたのち、店を訪ねてきたボロニア本人に本当の肩書きを正直に打ち明けることになります。

隠し事を告白する側と、それを受け止めて返す側、両方の言い方を見ていきます。

目次

同僚のひやかしから始まる、正直な打ち明け話

任務を終えたバイ・モアで、ビッグ・マイクは同僚たちにデートの首尾を尋ねられます。詳しい中身までは語りませんが、うまくいった様子を見て取ったジェフはこう声をかけます。

Jeff: Way to get back in the game, chief.
(また波に乗れたじゃないか、大将。)

CHUCK Season2 Episode13 (Chuck Versus the Suburbs)

Way to get back in the game は、しばらく調子が出ていなかった相手が持ち直したことを、軽い調子でたたえる言い方です。「chief」という呼びかけを添えることで、上司であるビッグ・マイクへの茶化しと敬意が同時ににじんでいます。

ほどなくして、デート相手のボロニアが店を訪ねてきます。ビッグ・マイクは自分がバイ・モアの店長にすぎないことを彼女に打ち明けたうえで、こう続けます。

Mike: I can’t bear to lie to you anymore, so I’ll understand if you want to tell me where to shove it, but I hope you’ll forgive me.
(もう嘘をつき続けるのは耐えられないんだ。どこへでも消えろと言われても仕方ないと思ってる。でも、許してもらえたら嬉しい。)

CHUCK Season2 Episode13 (Chuck Versus the Suburbs)

I can’t bear to lie to you anymore は、これ以上嘘をつき続けられないという気持ちを率直に打ち明ける表現です。続く I hope you’ll forgive me と合わせて、最悪の反応を覚悟したうえで、それでも許しを願うという構成になっています。相手の反応を先回りして受け入れる姿勢を示してから本音の願いを口にする、その順序に素直な誠実さが表れています。

打ち明けられた側が、同じように返す言い方

正直に打ち明けられたボロニアは、ビッグ・マイクの告白をこう受け止めます。

Bolonia: I do forgive you.
(ちゃんと許すわ。)

The truth is I wasn’t 100% honest on my dating profile either.
(実を言うと、私も出会い系のプロフィールで100%正直だったわけじゃないの。)

CHUCK Season2 Episode13 (Chuck Versus the Suburbs)

I do forgive you. の “do” は、単なる “I forgive you.” よりも許す気持ちを強める働きをしています。相手の告白をただ受け入れるだけでなく、はっきりと肯定して見せる返し方です。短いひとことで先に許しを伝えてから、自分の話に移るという順序も見どころで、相手を待たせずに安心させてから続きを切り出しています。

続けてボロニアは The truth is という切り出しで、自分の側にも隠していたことがあったと打ち明け返します。「the truth is」は、それまでの会話とは違う本音を切り出すときの合図のような言い回しで、ビッグ・マイクの告白に対して同じ立場から応じる形になっています。文末の either も見逃せません。「自分も同じだった」という意味を一語で添えることで、ビッグ・マイクの告白と自分の告白が対になっていることを示しています。

一方が正直に打ち明け、もう一方も同じように本音を返す。この場面には、そうした対等なやり取りの型が見えてきます。

まとめ|隠し事を打ち明け合う二人の言い方

Way to get back in the gameのたたえ方、I can’t bear to lie to you anymoreの告白の切り出し方、I do forgive youの受け止め方まで見てきました。打ち明け合う場面に、人間味が滲みます。

正直さと許しをめぐるこうしたやり取りは、これからも『CHUCK』の随所に姿を見せていきます。

同じエピソードの他の場面は、フレーズ記事やエピソードまとめでもたどれます。

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