「How about you make me an offer?」に見る、値切り交渉を持ちかける・応じるフレーズ|『CHUCK』S02E04で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 「How about you make me an offer?」に見る、値切り交渉を持ちかける・応じるフレーズ|『CHUCK』S02E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『CHUCK』シーズン2 第4話に登場する、値引き交渉を持ちかける・応じる場面の英語表現です。店長ビッグ・マイクが不在の間、代理を任されたレスターが新しい値引き交渉の方針を打ち出し、店員たちが客に次々と値引きを持ちかけていく様子が描かれています。

相手に希望額を提示させる誘い方から、値引きに応じる側の即答まで、順番に見ていきます。

目次

値引き交渉の新方針と、希望額を持ちかける言い方

ビッグ・マイクが不在のバイモアでは、代理を任されたレスターが独自の営業方針を打ち出します。

Lester: With Big Mike gone, I’ve come up with a plan to revolutionize Buy More sales. From now on, we’re gonna work with our customers to create a mutually agreed upon price.
(ビッグ・マイクがいない今、バイモアの販売を一新するプランを思いついたんだ。これからは、お客様と話し合って、お互い納得のいく価格を作っていくよ。)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

a mutually agreed upon price は、「お互いが納得した価格」を指す言い回しです。定価を一方的に提示するのではなく、店側と客側の合意によって価格を決めるという、レスターなりの新方針が端的にまとめられています。

この方針のもと、レスターは実際に売り場で客に値引き交渉を仕掛けます。

Lester: Don’t get caught up in this. This… is just a suggestion. How about you make me an offer?
(これにとらわれなくていいよ。あくまで、提案のひとつだから。いくらなら出せるか、逆に教えてくれないか?)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

make me an offer は、値段交渉の場面で「希望額を提示してほしい」と相手に持ちかける言い方です。店側から一方的に値引き幅を示すのではなく、相手に先に金額を言わせることで、交渉の主導権を柔らかく相手へ渡しているのが分かります。just a suggestion という前置きも、押しつけがましさを和らげる働きをしていると読み取れます。

客の側から見る、値引きに応じる・持ちかけ返す言い方

同じ売り場では、モーガンとジェフもそれぞれのやり方で値引き交渉に加わっています。

Morgan: Ma’am, that’s like buying one new shoe. No, no, no, no, make me an offer.
(奥様、それだと靴を片方だけ買うようなものですよ。いやいや、そうじゃなくて、希望額を言ってください。)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

that’s like buying one new shoe は、片方だけでは意味がない中途半端な買い方を、靴にたとえて指摘する言い方です。乾燥機だけを買おうとする客に対して洗濯機とのセット購入を暗にすすめながら、モーガンも同じ make me an offer というフレーズで交渉を持ちかけているのが見どころです。

一方、ジェフは自分から値引き額を提示するスタイルを見せます。

Jeff: I’ll sell you that computer for 400 bucks off sticker price.
(そのパソコン、定価から400ドル引きで売るよ。)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

off sticker price は、「定価から○ドル引き」と具体的な値引き幅を示す提示の仕方です。レスターやモーガンが相手に希望額を言わせる形だったのに対し、ジェフは自分から金額を切り出しており、同じ値引き交渉でも持ちかけ方に個性の違いが表れていると言えます。

まとめ|値引き交渉を持ちかける、いくつもの言い方

希望額を相手に委ねる言い方、遠回しな提案の前置き、たとえを使った指摘、そして自分から具体額を示す言い方まで、値引き交渉というひとつの場面だけでも、いくつもの英語表現が使い分けられていることが見えてきます。

次回も『CHUCK』の会話とともに、英語表現の型を見ていきましょう。

同じエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次