「I’m sorry I let you down, sir.」に見る、しくじった後の詫びと気持ちの立て直し方|『CHUCK』S02E04で学ぶ英会話

『CHUCK』コラム: 「I'm sorry I let you down, sir.」に見る、しくじった後の詫びと気持ちの立て直し方|『CHUCK』S02E04で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回扱うのは、『CHUCK』シーズン2 第4話に登場する、しくじった後の詫びの言葉と、気持ちを立て直させる声かけです。値引き交渉の方針が裏目に出て赤字が発覚し、取り乱すレスターをモーガンが宥め、次の対策へと切り替えていく場面が描かれています。

計算に苦戦する様子から、短い詫びの一言、そして気持ちを立て直させる呼びかけまで、順番に見ていきます。

目次

計算に苦戦する様子と、しくじりを詫びる一言

チャックが店に立ち寄ると、計算作業を続けるレスターの様子がどこかおかしいことに気づきます。何かに没頭している様子を見て、モーガンはその状態をこう説明します。

Morgan: He’s been at it for, like, 15 minutes.
(もう15分くらい、ずっとこの調子なんだ。)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

He’s been at it for, like, 15 minutes. は、誰かがある行動をずっと続けている様子を説明する言い方です。been at it で「ずっと取り組んでいる」状態を表し、for + 時間 でその長さを添えることで、レスターの苦戦ぶりが手短に伝わってきます。

計算違いを指摘されたレスターは、短く詫びの言葉を口にします。

Lester: I’m sorry I let you down, sir.
(がっかりさせてしまって、すみません。)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

I’m sorry I let you down. は、期待に応えられなかったことを詫びる言い方です。let someone down で「人を失望させる」という意味になり、単に謝るだけでなく、相手の期待に応えられなかったという気持ちが込められている点が読み取れます。

I’m sorry だけでも謝罪の言葉としては十分ですが、そこに that I let you down を続けることで、何について詫びているのかがはっきりします。ただ謝るのではなく、相手が抱いていた期待そのものに応えられなかったという事実に触れているところが、この言い方の丁寧さと言えます。

宥めて、次の一手へ切り替える言い方

取り乱すレスターに対して、モーガンはまず気持ちを落ち着かせる声かけをします。

Morgan: All right, come on. Pull yourself together here, man.
(よし、ほら。ここはひとつ、しっかりしてくれよ。)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

Pull yourself together. は、取り乱している相手に「しっかりして」と気持ちを立て直させる決まり文句です。come on という短い呼びかけを添えることで、責め立てるのではなく背中を押すような調子になっているのが見どころです。

ジェフから案が出たところで、モーガンはやんわりと方向を修正します。

Morgan: While I’m impressed by the outside-of-the-box nature of Jeff’s pitch, I’m thinking maybe a simpler solution.
(ジェフの提案は型破りで感心はするけど、もっとシンプルな方法がいいと思うんだ。)

CHUCK Season2 Episode4 (Chuck Versus the Cougars)

outside-of-the-box は「型破りな、既成概念にとらわれない」という意味の言い回しです。相手の案を I’m impressed といったん持ち上げてから I’m thinking maybe a simpler solution とやんわり別案を示しており、否定から入らずに方向を切り替える話法が表れているのが分かります。maybe という控えめな言葉を添えているところにも、断定を避けて相手の顔を立てる配慮がうかがえます。

まとめ|詫びの一言と、気持ちを立て直させる声かけ

短い詫びの言葉、取り乱した相手を落ち着かせる呼びかけ、そして相手の案を認めつつ方向を修正する言い方まで、しくじりの後の気持ちの立て直し方をいくつも見てきました。

『CHUCK』のこうした掛け合いを、引き続き楽しんでいきましょう。

同じエピソードの他のコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、場面全体の英語がより立体的に見えてきます。

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