海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『CHUCK』S03E17は、行方不明だった父親が生きているかもしれないという手がかりを、チャックが偶然つかむ回です。長らく疎遠だった相手に協力を仰ぐことになり、家族間の遠慮や気遣いを含んだ言い回しと、任務中の率直な指示表現が対照的に描かれます。この記事では、結末に触れないあらすじから始め、台本の短い引用とともに10個の表現を確認します。
あらすじ(ネタバレなし)
『CHUCK』シーズン3第17話「Chuck Versus the Living Dead」では、父親の消息をめぐるある手がかりを見つけたチャックが、長らく疎遠だった父に協力を仰ぐことになります。一方でモーガンはサラに問い詰められてチャックの秘密をつい漏らしてしまい、エリーはケイシーに見張られているらしいという不穏な兆候に気づき始めます。ここでは核心の展開や結末を明かさず、家族間のやり取りや過去の調査にまつわる語彙を聞き取るための場面と表現に焦点を当てます。
このエピソードで学べる英語フレーズ
1. a bit of a stretch
「ちょっとこじつけ、やや言い過ぎ、少し無理がある」という意味です。
Chuck: I think “intimate” is a… is a bit of a… bit of a stretch.
(意味:ちょっとこじつけ、やや言い過ぎ、少し無理がある)
サラとショウの関係を「intimate」と評したケイシーに対して、チャックが思わず漏らした一言です。冷静に受け止めようとしながらも言葉を選びきれず、同じ表現を繰り返してしまうところに本人の動揺がにじんでいます。公開済みのフレーズ記事でも、この場面の流れとあわせて詳しく扱っています。
→ 詳しく読む
2. put one’s mind at ease
「(人)の不安を取り除く、安心させる」という意味です。
Justin: Ellie, he’s been living in your building for three years, just observing. But… this may put your mind at ease.
(意味:(人)の不安を取り除く、安心させる)
ケイシーに見張られていることを打ち明けたジャスティンが、エリーを安心させようと付け加える一言です。事実を淡々と伝えたあとに気遣いの言葉を添える構成から、相手にどこまで真実を明かすかを慎重に測っている様子が伝わります。公開済みのフレーズ記事でも、この場面の流れとあわせて詳しく扱っています。
→ 詳しく読む
3. tore up about
「〜のことでひどく落ち込んでいる、取り乱している」という意味です。
Chuck: Uh… Morgan’s, Morgan’s. Yeah, Morgan and Anna, the past… He’s just been really tore up about her lately, so…
(意味:〜のことでひどく落ち込んでいる、取り乱している)
サラに問い詰められたチャックが、とっさに話をモーガンとアナのことにすり替えようとする場面です。しどろもどろに言葉をつなぐ言い方そのものが、本当のことを隠そうとしている焦りを物語っています。公開済みのフレーズ記事でも、この場面の流れとあわせて詳しく扱っています。
→ 詳しく読む
4. up for it
「乗り気だ、やる気がある、その気がある」という意味です。
Justin: That’s why we’ve devised a new plan, but it’s going to require some real spy work on your part. You up for it?
(意味:乗り気だ、やる気がある、その気がある)
父親をめぐる新しい計画をエリーに切り出すジャスティンの言葉です。具体的な危険度を明かさないまま同意だけを短く求める言い方に、本人にも判断材料を絞って伝えようとする配慮がうかがえます。公開済みのフレーズ記事でも、この場面の流れとあわせて詳しく扱っています。
→ 詳しく読む
5. watch someone like a hawk
「(人)を鷹のように厳しく見張る、目を光らせる」という意味です。
Ellie: Do what? John Casey’s watching us like a hawk.
(意味:(人)を鷹のように厳しく見張る、目を光らせる)
ケイシーの監視に気づいたエリーが、ジャスティンに向かって思わずこぼす一言です。淡々とした事実確認のようでいて、家の中でも気を抜けないという緊張感がこの短い比喩に凝縮されています。公開済みのフレーズ記事でも、この場面の流れとあわせて詳しく扱っています。
→ 詳しく読む
6. cheat on
「〜を裏切って浮気する」という意味です。
Casey: Listen, would Ellie cheat on Devon for any reason?
(意味:〜を裏切って浮気する)
エリーがデヴォンを裏切るような人物かどうか、ケイシーがモーガンに単刀直入に尋ねる場面です。世間話のような前置きを挟まずに核心だけを尋ねる言い方に、任務優先で人間関係にはあまり配慮しないケイシーらしさが表れています。
7. give or take
「多少の増減はあるが」という意味です。
Devon: It’s like, what’s she dreaming about, you know? – Anyway, that’s my day, give or take.
(意味:多少の増減はあるが)
妻エリーのための一日の世話ぶりを事細かに語ったあと、デヴォンが締めくくるように添える言葉です。数字や手順を並べ立てたあとの軽い一言に、本人なりの照れ隠しのようなユーモアが感じられます。
8. out of the loop
「事情を知らされていない」という意味です。
Chuck: Oh, you’ve been out of the loop, so I can’t expect you to know this.
(意味:事情を知らされていない)
サラを「ハンドラー」と呼んだ父親に対して、チャックが慌てて訂正する場面です。事情を知らないのも無理はないと前置きしてから核心を伝える言い方に、長らく疎遠だった親子ならではの距離感がにじみます。
9. make eye contact
「目を合わせる」という意味です。
Morgan: You know, I tried to make eye contact, but she just kind of kept pulling me in with this… this gaze.
(意味:目を合わせる)
サラに問い詰められて事情をすべて話してしまったモーガンが、その迫力を振り返って語る場面です。目をそらせなかった様子を言葉に詰まりながら描写するところに、サラの迫力に完全に飲まれてしまった動揺がよく表れています。
10. do someone a favor
「人の頼みを聞く」という意味です。
Morgan: Listen, do me a favor.
(意味:人の頼みを聞く)
チャックに口止めを念押しされた直後、モーガンが軽い調子で頼み事を切り出す場面です。深刻な話のあとにさりげなく本題に入るこの言い方から、次に何を頼まれるのか身構えたくなる呼吸が伝わります。
このエピソードの英語学習ポイント
この回の軸になるのは、長らく疎遠だった父親との再会や、恋人・友人関係の中で明かされていく過去の出来事にまつわる語彙です。チャックが父親に協力を求める場面では、遠慮がちな前置きのあとに核心を切り出す言い回しが目立ち、任務中の直接的な指示表現とは対照的なテンポで進みます。一方、モーガンがサラに問い詰められて口を割ってしまう場面や、エリーがケイシーの監視に気づく場面では、動揺や緊張がそのまま短い口語表現ににじみ出ています。
引用を音読するときは、前置きの部分と核心の一文を分けて捉えると、話し手がどこまで本音を隠しているかが見えやすくなります。家族や恋人との会話に特有の言いよどみと、任務中の簡潔な言い切りを聞き比べることで、同じ状況でも相手との関係性によって言葉選びが変わる感覚をつかめます。
また、この回はチャックの家庭とスパイ活動という二つの世界が、父親の存在を通じてあらためて交錯する回でもあります。家族に向けた遠慮がちな一言と、任務仲間に向けた率直な一言が同じ人物の口から交互に出てくるため、話している相手が変わるだけで語彙や言い切り方までがらりと変わる様子を、10個の引用を通して比べてみてください。
キャラクター別|英語の特徴
チャック|疎遠だった父親との距離を測りながら話す
長年連絡を絶っていた父親に、頼みごとを切り出すのをためらう中心人物です。サラの前で「ハンドラー」呼ばわりされた父を訂正する場面のように、身内の勘違いを軽く受け流しながらも、核心の事情には踏み込みきれない歯切れの悪さが残ります。任務の場面での率直な物言いと比べると、家族相手には言葉を選びすぎてしまう傾向がはっきり分かります。サラに問い詰められて話をモーガンの話題にすり替えようとする場面でも、しどろもどろな言い回しがそのまま気まずさの表れになっています。
エリー|監視の気配に気づき始める
ジャスティンとの交流を通じて、家族の周りに潜む危険にじわじわと気づいていく人物です。ケイシーに見張られていると口にする場面の淡々とした言い方には、深刻さをまだ本人が飲み込みきれていない戸惑いが表れています。事実を確認するような短い一言と、家族としての気遣いを示す言葉が入り混じる点にも注目したいところです。ケイシーが盗聴した電話の伝言のように、家族に隠れて連絡を取り合う場面が増えていく点にも、この回ならではの緊張感が表れています。
チャックの父親|長い不在を埋めようとする言葉を選ぶ
何年も姿を消していた過去を抱え、久しぶりに家族の前へ戻ってくる人物です。サラを「ハンドラー」と呼び違えてしまう場面には、息子の生活をまったく把握できていない空白の長さが表れています。訂正を受けても間を置かず「CIAを辞めたと言ってくれ」と畳みかける性急さには、離れて暮らしてきた分だけ膨らんだ息子への心配がにじみます。
関連コラム記事
このエピソードの表現を、場面や人間関係の角度からさらに確認できます。
[dde_episode_columns id=”CHUCK_US_S03E17″]
このエピソードが見られる配信サービス
配信状況は地域や時期によって変わるため、利用中の公式サービスで作品名とエピソード番号を確認してください。
このエピソードを見るには
(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)
※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)
前後のエピソード
シーズン内の位置を確認しながら、前後のエピソードと続けて読むことができます。
シーズンまとめはこちら
シーズン全体の流れと学習テーマは、以下のシーズンまとめで確認できます。
シーズン3まとめはこちら

コメント