作業を切り上げるか続けるか、相談するときの英語|『ビッグバン★セオリー』S11E05で学ぶ英会話

『The Big Bang Theory』コラム: 作業を切り上げるか続けるか、相談するときの英語|『ビッグバン★セオリー』S11E05で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ビッグバン★セオリー』シーズン11 第5話から、作業を区切るか続けるかを相談するときの英語を取り上げます。共同研究を始めたハワードとエイミーはラボでの作業を重ね、周りの人たちもその作業時間の長さを話題にしています。

休憩を提案する言い方、時間の見通しを伝える言い方、そして切り上げ案と続行案。残業の相談に使える表現を、2つのラボの場面から順に見ていきます。

目次

「how much longer」と「earned ourselves a break」

エイミーのラボで、ハワードが書き直したプログラムを動かす準備をしている場面です。エイミーがテストまでの時間を尋ねます。

Amy: So, how much longer till we can test it?
(それで、テストできるまであとどれくらい?)

Howard: Well, it needs to compile, so it’s gonna be a few minutes. Sounds like we’ve earned ourselves a break.
(まあ、コンパイルが要るから数分かかるな。こりゃ、ひと休みしてもいい頃合いだ。)

TBBT Season11 Episode05

How much longer till ~? は「〜まであとどのくらい?」と、残りの時間を尋ねる質問です。tillはuntilのくだけた形で、How much longer until we’re done?のようにも使えます。

earn oneself a break は「休憩する権利を自分で稼いだ」という発想の言い方で、Sounds like ~を前に置くと「ひと休みしてもよさそうだね」と軽く提案する響きになります。待ち時間ができたのを区切りのきっかけにする流れが分かります。

そこへラージが訪ねてきて、ハワードを映画に誘います。

Raj: I stopped by to see if you wanted to go to the movies with me.
(僕と映画に行かないか、誘いに寄ったんだよ。)

Howard: Well, I-I’d love to, but we’re just about to test the interface. It could take a while.
(いや、行きたいのは山々だけど、ちょうどインターフェースのテストをするところなんだ。時間がかかるかもしれない。)

TBBT Season11 Episode05

be just about to ~ は「ちょうど〜するところだ」で、今は手が離せない理由になります。It could take a while. は「しばらくかかるかもしれない」と、終わりの時刻を約束せずに見通しを伝える言い方です。ラージはこのあと、二人の作業時間のせいでバーナデットが寂しい思いをしていると伝えます。

「call it a night」と「power through」

二人の作業時間の長さは、ほかの場面でも話題になっています。ラージはバーナデットに、ハワードが every night this week(今週は毎晩)ラボにいると話し、シェルドンもバーナデットにこう不満を漏らします。

Sheldon: And now they’re working on a Saturday?
(しかも今度は土曜日まで働いているのか?)

TBBT Season11 Episode05

別の場面のラボでは、シェルドンからの連絡に触れたエイミーに、ハワードもバーナデットから連絡があったと話します。そこから、二人は作業を続けるかどうかを相談し始めます。

Amy: Well, I guess we have been working late a lot.
(まあ、私たち、遅くまで作業することが多かったものね。)

Amy: Should we call it a night and go home?
(今夜はこれで切り上げて、家に帰りましょうか?)

Howard: Or we could brew a pot of coffee and power through.
(それか、コーヒーをポットで淹れて、このまま押し切るって手もある。)

Amy: I don’t know, it’s getting kind of late.
(どうかしら、ちょっと遅くなってきたし。)

TBBT Season11 Episode05

call it a night は「今夜はここまでにする」と、その日の作業や集まりを切り上げる言い方です。昼間ならcall it a dayが使われます。対する power through は「疲れや困難があっても押し切って続ける」という意味で、Or we could ~で代案として差し出しています。

表現 意味
call it a night / call it a day 今日はここまでにする
power through 押し切って続ける
take a break ひと休みする
work late 遅くまで残って働く

エイミーの it’s getting kind of late は、時間を理由に切り上げ側へ気持ちが傾いていることを伝える一言と言えます。Should we ~?で提案し、Or we could ~で代案を出し、時間の遅さで迷いを示す。この3段階の流れは、職場で残業の相談をするときにもそのまま使える型です。

まとめ|区切る言葉と、続ける言葉

今回は、how much longerで見通しを聞き、earned ourselves a breakで休憩を提案し、call it a nightとpower throughで切り上げるか続けるかを相談する英語を見てきました。区切り方を言葉にできると、作業の相談が進めやすくなります。

ラボに残る二人のやり取りを観ながら、残業の英語を聞き取ってみるのも楽しみ方の一つです。

ほかのコラムやフレーズ記事を読むと、この回の英語がさらに立体的に見えてきます。

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