海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン4 第24話に登場する、一時的な住み替えを提案し、合意へとまとめる場面の英語表現です。レナードが自室でラージが寝ているのを見つけ、事情を確かめたうえで、期間を区切った住み替えを持ちかける流れから、状況を確認する切り出し方・逆提案の切り返し方・条件付きの提案の型・短い合意の返し方を見ていきます。
思いがけない状況に出くわしたときのひとことから、提案がまとまるまでの流れを追ってみます。
予想外の状況を確認する言い方
場面はレナードの部屋です。レナードが戻ってきて、うっかりラージの上に座ってしまうところから会話が始まります。
Leonard: What are you doing here?
(お前、ここで何してるんだ?)TBBT Season4 Episode24 (The Roommate Transmogrification)
what are you doing here は、予想外の場所に人がいるのを見つけたときにまず投げる確認の問いです。理由を推測するより先に、驚きをそのまま疑問の形にしています。
事情を聞いたレナードは、続けて当事者以外への確認を挟みます。
Leonard: Sorry. Does Sheldon know you’re sleeping in here?
(悪いけど、お前がここで寝てるって、シェルドンは知ってるのか?)TBBT Season4 Episode24 (The Roommate Transmogrification)
does + 主語 + know の形は、その場にいない人物が事情を把握しているかどうかを、決めつけずに尋ねる慎重な聞き方です。
逆提案と、条件付きの提案でまとめる言い方
モナの話題をきっかけに、ラージはレナードに疑問を投げ返します。
Raj: Oh, my God, she’s that Mona? Why can’t you and my sister spend your nights here?
(うわ、あのモナのことか? そもそも、お前とプリヤがここで夜を過ごせばいいだろ?)TBBT Season4 Episode24 (The Roommate Transmogrification)
why can’t you ~ は、まだ何の提案も出ていない段階で、疑問文の形のまま代案を差し出す話法です。相手に理由を問いただす形を取りながら、実質的には選択肢を提示しています。これに対しレナードは、以前ここで夜を過ごすことを試みたが、プリヤとシェルドンの相性が悪くうまくいかなかったことを明かし、期限を区切った新しい提案を切り出します。
Leonard: Okay, well, how about this. Until Priya gets her own place, you stay here and I’ll stay at your apartment.
(わかった、じゃあこうしよう。プリヤが自分の部屋を持つまでの間、お前がここに泊まって、僕がお前の部屋に泊まる。)TBBT Season4 Episode24 (The Roommate Transmogrification)
how about this で新しい提案を切り出し、until + 主語 + 動詞 で「いつまで」を明確に区切っています。期限をはっきりさせることで、相手が合意しやすい提案の形になっています。ラージはこれに短く応じます。
Raj: Okay, deal.
(よし、決まりだ。)TBBT Season4 Episode24 (The Roommate Transmogrification)
deal の一語だけで合意を示す返し方です。契約書のような堅い言葉を使わずとも、この一語で条件付きの提案がまとまったことが伝わります。
まとめ|住み替えを提案し、合意へまとめる英語表現
what are you doing here、does 〜 know、why can’t you、how about this と until を組み合わせた条件付きの提案、そして deal の一語。予想外の状況を確認し、逆提案を経て、期限付きの合意にたどり着くまでの会話には、それぞれの段階に対応した言い回しが並んでいることが分かります。
このエピソードの英語表現は、フレーズ記事やエピソードまとめでも扱っています。


コメント