海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン4 第6話に登場する、答えをすぐ明かさず相手に当てさせながら進む会話の英語表現です。カフェテリアでラージが妹の来訪をクイズ仕立てで切り出す場面と、部屋でシェルドンがかき氷の味を当てさせる場面、2つの当てっこ遊びが描かれています。
「Guess.」の一言から「I give up.」まで、順番に見ていきます。
“Guess who …?” で答えを明かさず切り出す
カフェテリアに姿を見せたラージが、開口一番に切り出したのがこの一言です。
Raj: Hey guys, guess who I found at LAX. My baby sister Priya.
(やあ、みんな。空港で誰を見つけたと思う? 僕の妹のプリヤだよ。)Sheldon: Excuse me. I object. You propose a guessing game, yet you don’t give me enough time to guess. For the record, I was going to say your sister Priya.
(失礼、異議あり。当てっこを持ちかけておきながら、考える時間をくれないじゃないか。念のため言っておくと、僕は「君の妹のプリヤ」と答えるつもりだった。)TBBT Season4 Episode6 (The Irish Pub Formulation)
Guess who I found at LAX. のように、guess who … は「誰だと思う?」と答えをすぐ明かさず相手の興味を引く切り出し方です。空港(LAX)で誰かと会ったという情報を先に渡さず、まず当てさせる形にすることで、続く話への注目を集めています。
これに対してシェルドンが返す I object. は「異議あり」という抗議の一言です。You propose a guessing game, yet you don’t give me enough time to guess. は、ゲームのルール自体に細かく注文をつける言い回しで、答えを言う間もなくラージが結論を続けてしまったことへの不満を表しています。
「Guess.」の一言から「I give up.」まで
エピソード終盤、シェルドンが手作りのかき氷をレナードにふるまう場面です。
Sheldon: Guess.
(当ててみて。)Leonard: Papaya?
(パパイヤ?)Sheldon: No.
(違う。)Leonard: Guava?
(グアバ?)Sheldon: You’re so close.
(かなり近いよ。)Leonard: I give up.
(もう降参だ。)TBBT Season4 Episode6 (The Irish Pub Formulation)
味を尋ねられたシェルドンの返事は、たった一語の Guess.。説明を省いて「当ててみて」とだけ促す、ぶっきらぼうな出題の仕方です。レナードが外れるたびに、シェルドンは No. と短く否定するだけですが、2回目の推測には You’re so close. と付け加えます。正解ではないものの近い答えだと伝え、次の推測をもう一押しする相槌です。
何度か推測を重ねたレナードが最後に口にするのが I give up.。これは「もう降参する」と推測をやめるときの定番フレーズで、答えを相手に委ねる合図になります。Guess. で始まり I give up. で終わる短いやりとりの型は、日常の当てっこ遊びでもそのまま使えそうです。
まとめ|答えをすぐ明かさない会話の楽しみ方
Guess who …?、I object.、Guess.、You’re so close.、I give up.。答えをすぐには渡さず、相手に推測させながら会話を進める表現がいくつも登場しました。当てっこ遊びの英語は、ちょっとした雑談にも取り入れやすい型と言えます。
次回も『ビッグバン★セオリー』の会話を通して、英語表現の型を見ていきましょう。
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