『ビッグバン★セオリー』S09E07 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン9 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 9 Episode 7

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ビッグバン★セオリー』シーズン9の第7話「The Spock Resonance」では、スポックについてのドキュメンタリー取材で感情を否定する持論を語ったシェルドンが、思わぬ形で自分の言葉に苦しめられます。同じころ、ハワードとバーナデットは家の改装をきっかけに、子どもを持つかどうかという将来の話に踏み込んでいきます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』S09E07では、故レナード・ニモイの息子が制作するスポックのドキュメンタリーへの出演依頼を受けたシェルドンが、自分の感情を抑えることについて考えます。ハワードとバーナデットの将来をめぐる会話も、家族観を浮かび上がらせます。相手の反応をうかがいながら踏み込む言葉を選ぶ場面が続き、話題が変わるたびに言い方も静かに調整されていきます。改装の話し合いには彼女の父親やラージまで巻き込まれ、思わぬ角度から本音がこぼれ出すやり取りも見どころです。台詞のやり取りを追っていくと、英語表現が物語の展開と自然に結びついて見えてきます。『ビッグバン★セオリー』シーズン9第7話は、頭では割り切っているつもりの本音がふとした瞬間ににじみ出る、英語の言い回しを味わえるエピソードです。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. up one’s butt

尻に食い込んでいる

Howard: Visigoths are kind of up my butt right now.
(ここでは「尻に食い込んでいる」という意味です)

up one’s butt は「尻に食い込んでいる」という意味です。話があると声をかけられたハワードは、ゲームの真っ最中で「今は敵に追い詰められている最中だ」という言い訳をこの表現で返し、家の改装の話を先延ばしにしようとします。

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2. back someone up

味方をする

Howard: So back me up.
(ここでは「味方をする」という意味です)

back someone up は「味方をする」という意味です。妻の父親を交えた改装の相談にラージが居合わせたとき、ハワードは「自分の味方をしてくれ」とだけ短く頼み、家はこのままでいいという自分の主張を後押しさせようとします。

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3. load-bearing

荷重を支える

Howard: Look, uh, I don’t even think you can take this wall down ‘cause it’s load-bearing.
(ここでは「荷重を支える」という意味です)

load-bearing は「荷重を支える」という意味です。壁を取り払おうとする提案に対して、ハワードは専門的な理由を持ち出し、この壁は建物を支える構造壁だから壊せないはずだと指摘します。話し合いを引き延ばすための、もっともらしい理由づけとして使われています。

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4. rise above

困難を乗り越える

Sheldon: As I said, the entire point of emulating Spock was to rise above human emotion, which I’ve spent a lifetime mastering.
(ここでは「困難を乗り越える」という意味です)

rise above は「困難を乗り越える」という意味です。感情を表に出さないことについて指摘されたシェルドンは、スポックを模範にして人間的な感情を乗り越えることこそ自分が長年かけて習得してきたことだと胸を張って説明します。皮肉にも、この開き直りが後の伏線になっていきます。

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5. think twice

よく考え直す

Bernadette: Turns out yeah, I didn’t think twice about it.
(ここでは「よく考え直す」という意味です)

think twice は「よく考え直す」という意味です。改装の件で自分を悪者にしたことをハワードに指摘されたバーナデットは、悪びれることなく、深く考えもせずそうしたと素直に認めます。開き直りとも取れる率直さが表れた返答です。

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6. work on

~に取り組む

Howard: And I need to work on that.
(ここでは「~に取り組む」という意味です)

work on は「~に取り組む」という意味です。家事をあまり手伝えていないと自分で認めたハワードは、その点を改善していくつもりだとこの一言で付け加えます。反省の言葉のすぐあとに、将来子どもができたら変わるという話へとつながっていきます。

7. fresh diaper

新しいおむつ

Raj: But it sounds like somebody needs a fresh diaper.
(ここでは「新しいおむつ」という意味です)

fresh diaper は「新しいおむつ」という意味です。改装をめぐる言い合いに巻き込まれかけたラージは、仲裁するどころか、駄々をこねているようだと皮肉交じりに茶化してその場を離れようとします。

8. throw someone under the bus

責任を押しつける

Howard: But you were okay throwing me under the bus?
(ここでは「責任を押しつける」という意味です)

throw someone under the bus は「責任を押しつける」という意味です。改装の話し合いで自分だけが悪者にされたと感じたハワードは、バーナデットに対してこの一言で不満をぶつけ、自分に責任を押しつけたことを問いただします。

9. made-up

作り話の/架空の

Sheldon: Leonard, how could I have been so foolish to try and follow in the footsteps of a made-up alien race with no emotions?
(ここでは「作り話の/架空の」という意味です)

made-up は「作り話の/架空の」という意味です。感情を切り捨てるという自分の考えが裏目に出たと悟ったシェルドンは、感情のない架空の宇宙人を手本にしようとした自分を愚かだったと嘆きます。理屈で貫いてきた自信が崩れる瞬間の一言です。

10. focus on

~に集中する

Leonard: Well now instead of idolizing fictional characters, you can focus on the real people who are already in your life.
(ここでは「~に集中する」という意味です)

focus on は「~に集中する」という意味です。架空のキャラクターに感化されて苦しむシェルドンに対して、レナードは架空の人物を崇拝するのではなく、身近にいる本物の人たちに目を向ければいいと諭します。皮肉っぽくも、的を射た助言です。

このエピソードの英語学習ポイント

この回で軸になるのは、感情を抑えているつもりの本音がふとした瞬間ににじみ出る場面です。ハワードはゲームに没頭しているときの言い訳や、改装をめぐる言い合いのなかで、本心と体裁のあいだで言葉を選びます。バーナデットは悪びれずに本音を認め、ラージは巻き込まれまいと軽口で距離を取ります。一方でシェルドンは、スポックのように感情を排して生きることを誇らしげに語ったあと、その考え方自体に振り回されてしまいます。理屈で説明していたはずの態度が、実は本人の弱さを隠す手段になっていた場面に注目すると、それぞれの英語表現が持つ本音と建前の使い分けが見えてきます。特にシェルドンは、故レナード・ニモイの息子からドキュメンタリー出演を依頼されたことを名誉と受け止め、感情を排するという持論を得意げに語りますが、その持論を自分に向けられると途端に取り乱してしまいます。論理を誇っていた人物ほど、感情のもろさが際立って見えてくる、この落差こそが、この回のもう一つの読みどころです。視聴の際は、強がった言い方のあとに続く一言や表情の変化を追うと、感情を抑える表現がどこで崩れるかがつかみやすくなります。

キャラクター別|英語の特徴

シェルドン|感情を抑えることを説明する硬い英語

シェルドンは自分の考えを筋道立てて説明しようとする一方で、その理屈が崩れたときには一気に取り乱します。この回でシェルドンが担うのは、感情を抑えることを説明する硬い英語という会話上の動きです。スポックのドキュメンタリー収録で感情について聞かれると、「the entire point of emulating Spock was to rise above human emotion, which I’ve spent a lifetime mastering.」と胸を張って語ります。ところがその直後、感情を排したはずの自分の考えが裏目に出て、「Leonard, how could I have been so foolish to try and follow in the footsteps of a made-up alien race with no emotions?」と一転して弱音をこぼします。理屈で固めた主張ほど、崩れたときの落差が大きく表れる例です。ドキュメンタリー出演が決まった直後、ラージが祝いのハイタッチを求めても、シェルドンは「Absolutely not.」とにべもなく断り、浮かれた態度を見せないまま話をペニーへの助言依頼に切り替えます。

ハワード|父親になりたい気持ちを率直に話す英語

深刻な話題になると茶化して逃げがちなハワードですが、追い詰められると案外あっさり本心を口にします。この回でハワードが担うのは、父親になりたい気持ちを率直に話す英語という会話上の動きです。家事をあまり手伝えていないと認めたあと、ハワードは「But if we had a kid, it would be different.」と、子どもができれば自分も変わるはずだという思いを打ち明けます。冗談めかした言い方の多いハワードにしては珍しく、素直な本音がのぞく一言です。続けて理由を尋ねられると、「Because when my dad left, I promised myself that if I ever had a chance to be a father I’d always be there.」と、父親が家を出た過去を持ち出して打ち明けます。軽口の裏に隠れていた本気の動機が、ここで初めて言葉になります。そのすぐあとには「I really believe I’d be a great dad.」と付け加え、冗談を交えずに自分の気持ちを言い切ります。

バーナデット|相手の本音を引き出す英語

バーナデットは思ったことをはっきり口にする一方で、都合の悪い事情はさらりと隠して済ませようとします。この回でバーナデットが担うのは、相手の本音を引き出す英語という会話上の動きです。父親についていた小さな嘘を打ち明ける場面では、「I told my dad that you were the one who didn’t want kids because I didn’t want to disappoint him.」と、隠していた事情を一気に明かします。相手を傷つけないための嘘が、かえって話をこじらせていたことが分かる一言です。事情を明かしたあとの会話は険悪になるどころか、二人が本音で家族の将来を話し合うきっかけになっていきます。父親から子育ての意義を説かれても「Mom did everything.」と一蹴するあたりに、家族への複雑な思いがにじみます。

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