『ビッグバン★セオリー』S10E01 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『The Big Bang Theory』シーズン10 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
The Big Bang Theory
Season 10 Episode 1

『ビッグバン★セオリー』シーズン10第1話「The Conjugal Conjecture」は、レナードとペニーがやり直しの結婚式を挙げる回です。双方の両親を含む家族が一堂に会したことで、序盤から気まずい空気が漂います。台本には、義理の家族への気遣いを表す言い回しや、揉め事をなだめる際の言い回しが続けて登場し、どれも短い口語表現です。シェルドン、レナード、ペニーの発言を比べると、同じ場を収めようとする言い方でも、立場によって選ぶ表現が変わることが分かります。

フレーズ10選は、公開台本の発話を短く引用しながら、結婚式当日の場面の流れに沿って並べています。すでに個別記事がある5フレーズにはリンクを置き、新たに選んだ5フレーズには、この回ならではの家族間のやり取りが伝わるよう補足を添えました。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ビッグバン★セオリー』シーズン10第1話では、レナードとペニーが仕切り直しの結婚式を挙げるために、双方の家族が集まります。式の準備が進む一方でそれぞれの家族が抱える事情が表に出てきて、式当日までにひと騒動が起こります。結末や勝敗には触れず、この記事では場面の変化と登場人物同士のやり取りに絞って紹介します。

物語の中心にあるのは、レナードの両親アルフレッドとベバリーの気まずい関係や、ペニーの家族が抱える事情です。式に集まった面々が互いに気を遣いながら会話を交わす場面が多く、皮肉や軽い冗談を交えたやり取りも目立ちます。台本を追うと、揉め事を収めようとする発言や、相手に取り繕う言い方が随所に見られ、会話の温度が場面ごとに変わっていく様子がつかめます。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. bring out the best in someone

「人の最も良い面・長所を引き出す」という意味で使われる表現です。自分と相手のどちらが悪いという話ではなく、二人の関係全体を振り返るときに使われる、やわらかい言い方です。

Alfred: Beverly, I know that we don’t bring out the best in each other.
(「ベバリー、僕たちはお互いのいいところを引き出せなかったんだと思う」という意味です)

アルフレッドはこの後、「けれど、この関係から素晴らしいものが生まれた」と続け、その場にいるレナードを指します。元夫婦としての気まずさを認めながらも、結婚式の乾杯の場を穏やかに締めくくろうとする言い方になっています。

詳しく読む

2. get under one’s skin

「人をいらだたせる、神経に障る」という意味で使われる表現です。見出しでは get under one’s skin の形で表しますが、実際の会話では got under your skin のように、時制と所有格の両方が話者・場面に合わせて変わります。

Penny: Yeah, plus if you leave, Alfred will know he got under your skin.
(「それに、ここで帰ったら、アルフレッドに神経を逆なでできたと思われるだけよ」という意味です)

ペニーは、義母ベバリーが席を立とうとする場面で、帰れば元夫アルフレッドを喜ばせるだけだと引き止めています。感情的に反対するのではなく、相手の思惑を指摘して踏みとどまらせる言い方です。

詳しく読む

3. in between jobs

「今は無職である(次の仕事を探している)、転職の合間である」という意味で使われる表現です。本人が言いにくいことを、家族が代わりに柔らかく表現するときによく使われます。

Susan: Um, Randall’s in between jobs.
(「ええと、ランドールは今ちょっと仕事を探している最中なんです」という意味です)

ペニーの兄ランドールの職業をベバリーに聞かれた場面で、母親のスーザンが代わりに答えています。直後にランドール自身が「あと裁判もね」と付け加えるため、この言い方が事情をぼかす婉曲表現だったと分かります。

詳しく読む

4. throw in the towel

「降参する、あきらめる、断念する」という意味で使われる表現です。相手に「やめろ」とだけ言われて、何をやめればいいのか分からないときの切り返しに使われています。

Sheldon: Do I say stop what, or just throw in the towel?
(「『何をやめろ』って言えばいいの、それとももう白旗を上げろってこと」という意味です)

母ベバリーに「やめて」と言われたシェルドンが、具体的に何を指しているのか分からず皮肉っぽく聞き返す場面です。深刻な言い争いを、理屈っぽい切り返しではぐらかす、シェルドンらしい受け答えになっています。

詳しく読む

5. water under the bridge

「過ぎたこと、もう済んで気にしていないこと」という意味で使われる表現です。謝罪を受けたときに、これ以上その話を続けないという意思を短く示す言い方です。

Beverley: Water under the bridge, Alfred.
(「もう終わったこと、気にしていないわ、アルフレッド」という意味です)

空港へ向かう車の中で、アルフレッドが「気分を害したなら申し訳ない」と謝った直後の返事です。長々と説明せず一言で流すことで、それ以上関係をこじらせない姿勢を見せています。

詳しく読む

6. play dumb

「何も知らないふりをする」という意味で使われる表現です。知っていることをあえて隠し、何も気づいていないふりをするよう頼むときに使う言い方です。

Penny: I want you just to play dumb.
(「とにかく何も知らないふりをしていて」という意味です)

ペニーが、前の晩の出来事(アルフレッドとベバリーが一緒にいたこと)をレナードに黙っておくよう念を押す場面です。直後にシェルドンが皮肉っぽく茶化すため、隠し事がすぐにばれそうな空気も伝わってきます。

7. going through all the trouble

「わざわざ手間をかける」という意味で使われる表現です。感謝の言葉を述べながら、実際には断りを切り出すときの前置きとして使われています。

Beverley: I wanted to thank you for going through all the trouble of planning a second wedding ceremony for me, but unfortunately I cannot attend.
(「私のために二度目の結婚式まで準備してくれてありがとう。でも残念だけど出席できないの」という意味です)

ベバリーがペニーに向かって、お礼を言う体裁を取りながら結局は欠席を告げる場面です。感謝の言葉から始めることで、断りの衝撃をやわらげようとする話し方になっています。

8. go off the grid

「人目や連絡網から離れて暮らす」という意味で使われる表現です。人目や記録から完全に離れて暮らすという、やや大げさな例えとして使われます。

Bernadette: Yeah, if you want to go off the grid, you have to move out of your mother’s house.
(「本当に人目につかず暮らしたいなら、お母さんの家を出るところから始めないとね」という意味です)

NASAに自宅の住所を知られたと不満を言うハワードに、バーナデットが皮肉を返す場面です。まだ実家暮らしであることをからかいながら、大げさな表現で笑いに変えています。

9. take a moment

「少し時間を取る」という意味で使われる表現です。話を先に進めず、いったん立ち止まって向き合ってほしいときに使う言い方です。

Raj: Can we take a moment to discuss that I just lied to the government for you?
(「僕が君のために政府に嘘をついたこと、ちょっと立ち止まって話をさせてくれないか」という意味です)

ラージが、ハワードのために嘘をついた件を軽く流されそうになり、割って入る場面です。深刻に問い詰めるのではなく、いったん立ち止まって話そうと提案する言い方になっています。

10. knock it off

「やめる、いい加減にする」という意味で使われる表現です。私語を静めたいときに、強く叱るのではなく軽く釘を刺す言い方として使われています。

Bernadette: Love is patient, but it’s not gonna put up with all the side chatter, so let’s knock it off.
(「愛は寛容だけど、私語までは大目に見てくれないから、もうやめましょう」という意味です)

結婚式の誓いの最中にシェルドンが場違いな発言を挟んだ直後、バーナデットが小声でたしなめる場面です。式の言葉を借りて注意することで、その場の雰囲気を壊さずに周囲を静めています。

このエピソードの英語学習ポイント

シーズン10第1話の学習ポイントは、家族同士が気を遣い合う場面で使われる、控えめな言い回しの読み取り方です。取り繕う言葉と本音がずれる場面が多いため、表現そのものの意味だけでなく、誰が誰に向けて言っているかを意識すると理解が深まります。

この回を学習素材として見るときは、まず発言のきっかけになった出来事を確認し、次にどの言葉で相手をなだめたり話をそらしたりしているかを追うと整理しやすくなります。たとえば、bring out the best in someoneはアルフレッドが乾杯の挨拶で過去の関係を振り返る場面に、play dumbはペニーがレナードに前夜の出来事を黙っておくよう頼む場面に使われており、同じ「取り繕う」場面でも言葉の選び方が違います。相手に強く言い切るのか、婉曲に伝えるのかを意識しながら読むと、会話の機能まで再現しやすくなります。この回では家族間の緊張を和らげようとする言い回しが多く、シーズン10第1話ならではの人間関係の縮図が見えてきます。

キャラクター別|英語の特徴

シェルドン|深刻な言い争いを、理屈っぽい切り返しでかわす話し方を見る。

この特徴は、throw in the towelの使い方によく表れています。母ベバリーに「やめて」と言われても、具体的に何をやめればいいのか分からないと切り返し、感情的な言い争いを理屈っぽい質問に置き換えています。相手の言葉を字義通りに受け取ってみせることで、深刻になりすぎた空気を一歩引いた視点に変える、シェルドンらしい対応です。

シェルドンの英語は、家族間の気まずさという回の課題を、皮肉を交えた切り返しへ落とし込む役割を担っています。

レナード|対立しかけた家族をなだめ、その場に踏みとどまらせようとする話し方を見る。

この特徴は、母ベバリーが席を立とうとした場面で「Please stay.」と短く引き止める言い方によく表れています。長く説得するのではなく、「僕たちはあなたにこの場にいてほしい」という気持ちを短い言葉に絞って伝えており、相手の気持ちに寄り添いながらも押しつけがましくならない言い方です。

レナードの英語は、家族間の気まずさという回の課題を、その場を丸く収めようとする働きかけへ落とし込む役割を担っています。

ペニー|本音を隠すよう頼みつつ、自分でもすぐに本音を口にしてしまう話し方を見る。

この特徴は、play dumbやget under one’s skinという言い方によく表れています。前夜の出来事をレナードに黙っておくよう頼んだかと思えば、義母ベバリーには「帰ればアルフレッドを喜ばせるだけよ」と本音に近いことをあっさり口にしており、その場その場で隠す・明かすを使い分けています。

ペニーの英語は、家族間の気まずさという回の課題を、本音と建前を行き来する話し方へ落とし込む役割を担っています。

関連コラム記事

[dde_episode_columns id=”TBBT_US_S10E01″]

このエピソードが見られる配信サービス

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)

前後のエピソード

シーズンまとめはこちら

シーズン10まとめはこちら
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次