「we’ve always been watching out for each other」に見る、守り合う関係を語る watch と trust の英語|『ホワイトカラー』S06E05で学ぶ英会話

『White Collar』コラム: 「we've always been watching out for each other」に見る、守り合う関係を語る watch と trust の英語|『ホワイトカラー』S06E05で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ホワイトカラー』シーズン6 第5話から、ニールとモジーが互いを守り、信じる気持ちを言葉にする場面を取り上げます。「守る」と言いたいとき、英語では protect のほかに、日常会話でも watch を使った言い回しがよく登場します。

背中を守る申し出から、長年の関係を振り返る問いかけまで、三つの場面に沿って watch と trust の使い方を見ていきます。

目次

「watch your back」:背中を守るという申し出

モジーはアルゴリズムを操る装置を作り上げ、自分がウッドフォードに仕組みを説明しようかと持ちかけます。ニールはそれを止めようとします。

Neal: Look, Woodford is on a mole hunt. Why risk it now?
(いいかい、ウッドフォードはモグラ狩りの最中なんだ。どうして今、危険を冒すんだい?)
Mozzie: For you. So I can watch your back.
(君のためだ。君の背中を守れるように。)
Neal: Moz.
(モズ。)
Mozzie: You know, this hasn’t always been about you protecting me.
(いいか、いつも君が私を守るばかりの話ではなかったのだ。)

White Collar Season6 Episode5 (Whack a Mole)

watch one’s back は「背後を見張る」が元の意味で、そこから「(見えないところから)守る」という意味で使われます。命令文の Watch your back! になると「気をつけろ」という警告になる点も押さえておきたいところです。So I can ~ は「〜できるように」と目的を添える形で、For you. の理由を具体的に言い直しています。

モジーの about you protecting me では、動名詞 protecting の前に you が置かれ、「君が私を守ること」と動作の主を示しています。守られる側に回ってばかりではないという思いが、この語順から伝わってきます。

別の場面では、計画を仲間の外の人間に話したのかとウッドフォードに問われたニールが、その協力者についてこう答えます。

Neal: I gave him a hypothetical. Besides, I trust him with my life.
(仮定の話をしただけです。それに、彼には命を預けられます。)

White Collar Season6 Episode5 (Whack a Mole)

trust A with B は「A に B を預ける」で、B に my life を置くと最大限の信頼を表せます。

「watching out for each other」:長年の関係を盾にした問いかけ

本話の終盤、モジーは計画の段取りをニールに渡します。説明を聞き終えたニールは、感謝を口にします。

Neal: You’re amazing, Moz. I mean, none of this would be possible without you.
(君はすごいよ、モズ。つまり、君がいなければ何ひとつ実現しなかったんだ。)

White Collar Season6 Episode5 (Whack a Mole)

このあとモジーは自分も加わりたいと切り出しますが、ニールはそれを止めます。モジーが持ち出したのが、二人のこれまでの関係でした。

Mozzie: Neal, since we’ve met, we’ve always been watching out for each other, so why not now?
(ニール、出会ってからずっと、私たちは互いに見守り合ってきた。なら、なぜ今はだめなのだ?)
Neal: You have to trust me, Moz.
(僕を信じてくれ、モズ。)
Mozzie: I always have, but lately…
(ずっと信じてきた。だが最近は……)

White Collar Season6 Episode5 (Whack a Mole)

watch out for ~ は「〜に気を配る、〜を見守る」で、each other と組むと守り合う関係を表します。have been + -ing の現在完了進行形と since we’ve met が重なり、出会いから今まで続いてきたことが強調されています。最後の so why not now? は、それまでの事実を根拠に「それなら今はなぜだめなのか」と詰め寄る問いです。

ニールの have to は、ここでは「信じてもらうしかない」という強い頼みです。モジーの I always have は、I always have trusted you の trusted 以下を省いた形で、言いかけの lately が不満の残りを示しています。

まとめ|watch と trust で語る守り合う関係

watch your back、about you protecting me、trust him with my life、watching out for each other を見てきました。誰が誰を守り、どこまで信じるのかを、短い語の組み合わせで言い分けられます。

二人のやり取りに注目して本話を観返すと、言葉の選び方がより印象に残ります。

同じエピソードのコラムやフレーズ記事も、本話の英語を別の角度から扱っています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次