「You’re giving me an ultimatum.」に見る、期限を切って決断を迫る英語と、その応じ方|『ホワイトカラー』S03E10で学ぶ英会話

『White Collar』コラム: 「You're giving me an ultimatum.」に見る、期限を切って決断を迫る英語と、その応じ方|『ホワイトカラー』S03E10で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

今回は『ホワイトカラー』シーズン3 第10話から、ニールとモジーの会話を取り上げます。モジーが時間を区切ってニールに決断を迫り、ニールはそれを「最後通告」と言葉にして受け止めます。期限の切り方と、迫られた側の答え方が、一話のなかに段階を追って並んでいます。

期限を示す短い言い回しから、答えを保留する返事、心を決めたあとの一言まで、順に見ていきます。

目次

「48 hours.」から「Choose a side」まで――期限を切って迫る英語

テーブルに置かれた大きな砂時計についてニールが尋ねると、モジーは、ニールの動機がぶれてきたのではないかと指摘します。ニールが言いかけたところで、モジーは期限を告げます。

Mozzie: 48 hours. In that time, I will do anything you think we need to do in order to leave.
(48時間だ。その間は、出ていくために必要だと君が考えることなら何でもする。)
Neal: And when time runs out?
(で、時間切れになったら?)

White Collar Season3 Episode10 (Countdown)

期限を 48 hours. と数字だけで示し、In that time(その間は)で条件を添える流れです。ニールの when time runs out は、run out(尽きる)を使った「時間切れになったら」という決まった言い回しです。

モジーは、期限が来たら宝を持って出ていくと答え、ニールにも一緒に来てほしいと告げます。

Neal: You’re giving me an ultimatum.
(僕に最後通告を突きつけてるわけだ。)
Mozzie: Yes, I am. Stay here with Peter or come with me. Choose a side, Neal.
(そうだ。ピーターとここに残るか、私と来るか。どちらにつくか決めろ、ニール。)

White Collar Season3 Episode10 (Countdown)

ultimatum は「これを受け入れなければ次の手を打つ」という最後の要求を指し、give someone an ultimatum の形でよく使われます。相手の行動にこの名前を与えて確かめるのが、ニールの一言です。モジーの Yes, I am. は進行形の am だけを残し、giving you an ultimatum を省いた答えで、短さがそのまま認める強さになっています。命令形を or でつないだ二択に、Choose a side(どちらの側につくか決めろ)を重ねて締めています。

「I’ll let you know.」から「you’ve made your choice」まで――迫られた側の応じ方

砂時計の場面より前にも、二人の間で同じ趣旨の問いが交わされています。

Mozzie: But that does leave one question. Do you want to stay?
(だが、一つ疑問が残る。君は残りたいのか?)
Neal: I’ll let you know.
(そのうち知らせるよ。)

White Collar Season3 Episode10 (Countdown)

I’ll let you know. は「決まったら知らせる」と答えを先送りにする定番の返事です。その後、期限を切られたニールは、同じ48時間を自分の側から口にします。

Neal: 48 hours, Moz. Let’s make them count.
(48時間だ、モズ。無駄にしないようにしよう。)

White Collar Season3 Episode10 (Countdown)

make ~ count の count は「価値を持つ」という動詞で、them は48時間を指します。一件が片づいたあと、モジーは改めて答えを求めます。

Mozzie: Neal, I’ve been really patient. But it’s time for you to make a choice. Do you want to leave or not?
(ニール、私はずいぶん辛抱してきた。だが、もう君が決める時だ。出ていきたいのか、どうなんだ?)
Neal: No. There are things about this life I’m not ready to give up.
(いや。この暮らしには、まだ手放す気になれないものがあるんだ。)

White Collar Season3 Episode10 (Countdown)

モジーが今の暮らしぶりを問い直すと、ニールはこう返します。

Neal: I can always walk out that door, Moz. I can never walk back in.
(あのドアから出ていくことはいつでもできる、モズ。でも、戻ってくることは二度とできない。)
Mozzie: Well, then, you’ve made your choice.
(そうか、なら君はもう選んだわけだ。)

White Collar Season3 Episode10 (Countdown)

can always と can never を並べ、出ていくことと戻ることの重さの違いを理由にしています。モジーの現在完了は、決断がすでに済んだことを受け止める形です。

まとめ|期限を示す英語と、決断を伝える英語

48 hours、when time runs out、an ultimatum、I’ll let you know、make them count、can always と can never を見てきました。答えの保留から決断まで、同じ趣旨の問いへの応じ方が変わっていく様子が分かります。

次回も『ホワイトカラー』の会話から、場面に合った英語を拾っていきましょう。

この回の別の場面は、ほかのコラムでも扱っています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次