『ホワイトカラー』S01E14 で英語学習|あらすじ&厳選フレーズ10選

『White Collar』シーズン1 エピソードまとめ
EPISODE GUIDE
White Collar
Season 1 Episode 14

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。『ホワイトカラー』シーズン1第14話、シーズン最終話では、音楽箱を巡る計画とファウラーの不穏な介入が絡み合い、事態は緊迫の度合いを増していきます。それでもニールとモジーは、深刻な状況でも軽妙さを崩さない言葉で場を乗り切ろうとします。一方でピーターは、深刻さをそのまま言葉に映す話し方を崩しません。この対照が、シーズンの締めくくりにふさわしい緊張感を生んでいます。

目次

あらすじ(ネタバレなし)

『ホワイトカラー』シーズン1第14話(シーズン最終話)では、ニールがアレックスと共に、イタリア領事館に保管された音楽箱を手に入れる計画を進めている。そこにOPR捜査官ガレット・ファウラーが割り込み、音楽箱と引き換えにケイトとの再会を持ち出してニールに取引を迫る。ピーターはファウラーの不審な動きに気づき独自に調べ始めるが、その行動が自身とエリザベスに思わぬ形で跳ね返ってくる。領事館でのパーティー当日に向け、ニール・モジー・アレックスそれぞれの思惑が交錯していく。シーズンを締めくくるこの一話が、それぞれの計画をどんな形で収束させるのかは本編で描かれている。『ホワイトカラー』S01E14は、シーズン1に張られた伏線が集まる最終話である。

このエピソードで学べる英語フレーズ

1. no one’s the wiser

誰にも気づかれない、誰も気に留めないという意味です。

Neal: In the end, I got a full cup of coffee, and no one’s the wiser.
(最後には、コーヒーはちゃんと満タンに戻っていて、誰にも気づかれない。)

オフィスでの雑談中、コーヒーを使ってちょろまかしの手口を実演しながら、誰にも気づかれず帳尻を合わせられるとニールが説明する場面です。In the endと結果から切り出す語順に、種明かしを楽しむような余裕がにじみます。

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2. be up for

~に乗り気である、~をやる気があるという意味です。

Neal: I’m always up for a party.
(パーティーにはいつだって乗り気だよ。)

領事館のパーティーが音楽箱を狙う好機だとアレックスに言われ、ニールが乗り気に応じる場面です。alwaysという一語を添えることで、危険な計画への誘いにも一切ためらいを見せない身の軽さが強調されています。

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3. one thing at a time

一つずつ片づける、一度に一つのことをするという意味です。

Neal: One thing at a time, moz.
(一つずつ片づけよう、モズ。)

金庫の攻略方法まで気にするモジーに対し、細かいことは後にして招待客リストから始めようとニールが促す場面です。名前を添えて短く区切るOne thing at a time, moz.という言い方に、段取りを仕切る側の落ち着きが表れています。

4. out of play

(人を)無力化する、行動できない状態にするという意味です。

Fowler: I can take Burke out of play.
(バークを無力化することならできる。)

ピーターの介入を警戒する上層部に対し、ファウラーが自分なら邪魔なピーターを無力化できると電話で請け合う場面です。out of playという競技用語めいた言い回しには、人間関係すら駒として扱うファウラーの冷淡さがにじみます。

5. be done for

もう終わりだ、ひどい目に遭うという意味です。

Peter: You try leaving the apartment, you’re done for.
(アパートを出てみろ、ただじゃ済まないぞ。)

エリザベスを巻き込んだ騒動の後始末として自宅謹慎を言い渡したピーターが、アパートを出たら只では済まないとニールに釘を刺す場面です。you’re done forという強い言い切りに、いつもの軽口を許さないピーターの本気が表れています。

6. for good

これを最後に、完全に、永久にという意味です。

Peter: When this is over, we take him down, for good.
(これが終わったら、あいつを倒す。今度こそ完全にだ。)

ファウラーの策略でエリザベスまで巻き込まれたピーターが、決着をつけると決意を固める場面です。weという主語を選ぶことで、ニールを再び相棒として扱う姿勢がにじみます。

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7. play one’s cards right

状況をうまく利用して、賢く立ち回るという意味です。

Mozzie: If I play my cards right, I get dental in three months.
(うまく立ち回れば、3か月で歯科保険が手に入るのだ。)

パーティー潜入のため臨時給仕になりすましたモジーが、仮の身分の待遇について軽口を言う場面です。dental in three monthsという具体的な福利厚生を持ち出すことで、潜入というスリルより待遇に目が向くモジーらしいずれが生まれています。

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8. clean up nice

身なりを整えると見違える、装うと様になるという意味です。

Alex: You clean up nice.
(見違えたわね。)

パーティー会場に潜入する直前、正装したニールを見たアレックスが軽く褒める場面です。You clean up niceという素っ気ない一言のなかに、危険な計画を前にした軽口の余裕が感じられます。

9. lose one’s touch

(得意だったことの)腕が鈍る、勘が鈍るという意味です。

Mozzie: You’re losing your touch.
(腕が鈍ったんじゃないのか。)

金庫破りに手間取るニールを、モジーが焦れて軽く挑発する場面です。You’re losing your touchという決めつけの言い方には、相棒の実力を信じているからこそ言える軽口の距離感が表れています。

10. above my pay grade

自分の権限・立場を超えているという意味です。

Fowler: That’s above my pay grade.
(それは俺の権限の外だ。)

音楽箱の正体を尋ねるニールに対し、自分の一存では答えられない話だとファウラーがはぐらかす場面です。above my pay gradeという言い方は、責任の所在をぼかしながら会話を切り上げる便利な逃げ道になっています。

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このエピソードの英語学習ポイント

ニールとモジーの台詞を追うと、緊張が高まる場面でも軽妙さを崩さない話し方が目立ちます。In the end, I got a full cup of coffee, and no one’s the wiser.は、ちょろまかしの手口を種明かしする場面でありながら、結果から切り出す余裕のある語順を選んでいます。One thing at a time, moz.でも同様に、金庫破りという危険な計画を、日常の段取りを説明するような落ち着いた調子で語っています。

モジーの軽口も、状況の深刻さとは裏腹に一貫しています。If I play my cards right, I get dental in three months.は、FBIの潜入捜査という緊張の中で、歯科保険という身近な話題に注意を向けてしまう軽さを見せています。You’re losing your touch.という相棒への挑発も、危険な作業の最中だからこそ交わされる軽口として機能しています。

対照的にピーターの言葉は、事態の重みをそのまま言葉にする方向に働きます。You try leaving the apartment, you’re done for.は、いつもの軽口を許さない強い言い切りで、ニールに対する謹慎の本気度を伝えています。When this is over, we take him down, for good.でも、weという主語を選ぶことで、決意の重さとニールへの信頼を同時ににじませています。

ファウラーとアレックスの言葉にも、この対比の余韻が表れています。I can take Burke out of play.は、人間関係を駒として扱うファウラーの冷淡な言葉選びを映しており、That’s above my pay grade.でも責任の所在をぼかす言い方で緊張感のある会話を軽く切り上げています。反対にアレックスのYou clean up nice.は、危険な潜入を前にした軽口として、ニールやモジーと同じ側の余裕を体現しています。

この回を見るときは、同じ状況でも軽妙な言葉と重みのある言葉のどちらが選ばれているかに耳を傾けてみましょう。

キャラクター別|英語の特徴

ニール|危険を軽妙な言葉で包む英語

ニールの言葉には、危険な計画を前にしても軽妙さを崩さない一貫した調子があります。In the end, I got a full cup of coffee, and no one’s the wiser.というちょろまかしの実演も、I’m always up for a party.という領事館への潜入計画への即答も、どちらも深刻さを感じさせない軽さで語られています。

この軽妙さは、相棒への指示にも表れています。One thing at a time, moz.という言い方は、金庫破りという緊張を伴う作業を、日常の段取りのように落ち着いて仕切る口調です。アレックスからYou clean up nice.と褒められた場面でもNot so bad yourself.と軽く返しており、危険な潜入の直前でも軽さを失わない一貫した態度がうかがえます。危険の大きさに比例して口調を重くしないところに、この回のニールらしさが表れています。

ピーター|事態の重みをそのまま言葉にする英語

ピーターの言葉は、深刻な事態を軽く受け流さず、その重みをそのまま伝える働きを持っています。You try leaving the apartment, you’re done for.という言い切りは、いつもの軽口を許さない強さで、謹慎の重大さをニールに突きつけています。

When this is over, we take him down, for good.という決意の言葉も同様です。weという主語を選ぶことで、一人称の怒りではなく相棒としての決意であることを示しており、事態の深刻さと相棒への信頼が同じ一言の中に同居しています。エリザベスの件で謝ろうとするニールに対しても、Don’t.と一言で遮る場面があります。長い言い訳を許さないこの短さにも、感情を饒舌に語らず事態の重みをそのまま保とうとするピーターの一貫した姿勢が表れています。

モジー|軽口で緊張をいなす英語

モジーの言葉には、緊張した場面ほど軽口で切り返す傾向があります。If I play my cards right, I get dental in three months.は、FBIの潜入というスリルよりも、目先の待遇に目が向いてしまう肩の力の抜けた調子です。

You’re losing your touch.という相棒への挑発も、危険な作業の最中に放たれるからこそ、緊張を和らげる軽口として機能しています。潜入前の準備段階でも、As the proprietor of the greatest cake bakery, I fully expect a glowing reference.と、臨時の仮の身分にまで大げさな肩書を付け加えており、深刻な状況を深刻な口調で語らないところに、この回のモジーらしさが表れています。

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