海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。
今回扱うのは、『ビッグバン★セオリー』シーズン2 第9話に登場する、SNSの交際ステータス欄をめぐる英語表現です。レナードの部屋の前でシェルドンがステファニーのFacebookページを確認する場面と、レナード自身のステータスが「交際中」に変わっていたことに友人たちが反応する場面には、SNS上で交際が公式になる瞬間ならではの言い回しが詰まっています。
ステータス欄が何を示しているかを確認する言い方から、それが変わったことへの周囲の反応まで見ていきます。
ステータス欄には何と書いてあるか、確認する言い方
レナードの部屋の前で、シェルドンはノートパソコンの画面を見せながら、ステファニーのFacebookページを確認させます。
Sheldon: Now, where it should say in a relationship, what does it say?
(さて、”交際中”と表示されているはずの欄には、実際は何と書いてある?)Leonard: Stephanie Barnett is single.
(ステファニー・バーネットは独身、だよ。)TBBT Season2 Episode9 (The White Asparagus Triangulation)
where it should say in a relationship, what does it say? は、本来ある表示と実際の表示を対比させながら、ステータス欄の中身を確認する言い方です。should say で期待される表示を示し、その直後に what does it say と実際の表示を尋ねる構文が、確認作業をそのまま言葉にしています。
Facebookの交際ステータス欄には in a relationship のほか、single、it’s complicated といった数種類の決まった選択肢が並んでいます。シェルドンがあえて should say in a relationship と具体的な選択肢を名指しして尋ねているのは、この定型のラインナップを踏まえた確認の仕方と言えます。レナードの Stephanie Barnett is single. という答え方も、選択肢の一つをそのまま読み上げる定型的な言い回しです。
祝福と皮肉、そして”大胆”という評価
後日、レナード自身のFacebookステータスが本人の知らないうちに「交際中」へ変わっており、友人たちがそれぞれの反応を寄せます。
Penny: Leonard, congratulations.
(レナード、おめでとう。)Leonard: What for?
(何が?)Penny: Your facebook status update. Leonard Hofstadter is in a relationship.
(あなたのFacebookのステータス更新よ。レナード・ホフスタッターは交際中。)TBBT Season2 Episode9 (The White Asparagus Triangulation)
Your facebook status update. に続けて Leonard Hofstadter is in a relationship. とSNSの表示をそのまま読み上げる言い方は、本人よりも先に周囲が更新に気づいたことを端的に伝えてきます。この後、ハワードとペニーはそれぞれ違う角度から反応を寄せます。
Howard: did you switch your status before she did? Speaking as an expert, way to look needy.
(向こうより先に自分のステータスを変えたのか? 専門家として言わせてもらうと、必死に見えるやり方だな。)Penny: Seriously? You went first, after only two weeks? That’s bold.
(マジで? まだ2週間なのに、あなたから先に動いたの? それは大胆ね。)TBBT Season2 Episode9 (The White Asparagus Triangulation)
way to look needy. は、必死さがにじみ出る行動を皮肉る決まり文句です。一方の That’s bold. は、同じ行動を「思い切ったことをする」という評価に言い換える一言で、needy(必死)と bold(大胆)という正反対の評価が、たった1つの行動に対して同時に飛び交う様子が見どころです。
まとめ|SNSのステータス変更には評価の言葉がついてくる
is in a relationship、way to look needy、That’s bold。SNSの交際ステータスが公式になる瞬間には、それを確認する定型表現と、それを評する複数の反応語彙が積み重なっています。
同じ行動でも受け取り方次第で評価が変わる様子は、SNSならではの言葉のやりとりとして見えてきます。
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